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子どもワールド図書館

ワールド図書館(29) 「南アメリカ」 巻末解説

前回(6/7号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第29巻「南アメリカ」 の巻末解説と一部補足事項を記します。 「南アメリカ」 について [ブラジル] ブラジルは1500年、ポルトガル人によって発見されました。一般に南アメリカの国々の歴史と...

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ワールド図書館(28)「中央アメリカ」 巻末解説

前回(6/5号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第28巻「中央アメリカ」 の巻末解説を記します。   「中央アメリカ」について 中南米のことを世界の人びとは、ラテン・アメリカとよんでいます。この土地が、スペイン人やポルトガル人な...

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ワールド図書館(27)「メキシコ」巻末解説

前回(6/1号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第27巻「メキシコ」 の巻末解説と、その後の変化を記した補足事項を記します。  「メキシコ」 について 「高原と太陽と花と砂ばくの国」 メキシコは、国土が日本の5倍半、人口は*[約...

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ワールド図書館(26)「アメリカ(2)」巻末解説

前日(5/30号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第26巻「アメリカ(2)」 の巻末解説と、その後の変化を記した補足事項を記します。 「アメリカ (2)」 について アメリカ合衆国は、本土の48州とアラスカ、ハワイの2州を加えた50州、そ...

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ワールド図書館(25)「アメリカ(1)」巻末解説

前回(5/14号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第25巻「アメリカ(1)」の巻末解説を記します。  「アメリカ (1)」 について アメリカは広大な国です。*ソビエト、カナダ、中国についで世界第4位ですが、日本のざっと25倍も...

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「エスキモー」か「イヌイット」か

1980年代以前は、カナダやアラスカなど北極圏にすんでいる人たちのことを「エスキモー」という名称で呼んでいました。雪や氷で作ったイグルーという家に住み、魚や海獣を捕まえて暮らし、カヤックや犬ぞりによる移住生活をしてきた人たちです。ところが一部の人たちが「エスキモー」という呼び方は...

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ワールド図書館(24)「カナダ・アラスカ」巻末解説

前回(5/8号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第24巻「カナダ・アラスカ」 の巻末解説を記します。  「カナダ・アラスカ」 について [カナダ] カナダは、国土の広さにも、大自然の美しさにも、天然資源の豊かさにも、産業の開発に...

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ワールド図書館(23)「ソビエト(2)」巻末解説

前回(5/7号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第23巻「ソビエト(2)」 の巻末解説と、その後の変化を記した補足事項を記します。  「ソビエト(2)」について 前巻にひきつづきソビエトの歴史の跡を、たどってみましょう。大成功だ...

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ワールド図書館(22)「ソビエト(1)」巻末解説

前回(4/25号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第22巻「ソビエト(2)」 の巻末解説を記します。なお、ソビエト(ソ連)は、1991年、ロシアをはじめウクライナ、ベラルーシ、カザフスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、キルギス、モルドバ...

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ワールド図書館(21) 「アフリカ(2)」 巻末解説

前日(4/24号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第21巻「アフリカ(2)」 の巻末解説と、その後の変化を記した補足事項を記します。 「アフリカ(2)」 について 産業の不振とともに、アフリカの多くの国ぐにがかかえている大きな問題の一つに、...

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ワールド図書館(20) 「アフリカ(1)」 巻末解説

前日(4/23号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第20巻「アフリカ(1)」 の巻末解説と、その後の変化を記した補足事項を記します。 「アフリカ(1)」 について アフリカ(主として北西部)は、新興国家がひしめきあっている大陸です。大いなる...

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ワールド図書館(19) 「エジプト」 巻末解説

前回(4/19号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第19巻「エジプト」の巻末解説と、その後の変化を記した補足事項を記します。 「エジプト」 について エジプトは、メソポタミアとともに人類の文明発祥の地として知られています。その歴史の古さは、...

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ワールド図書館(18) 「西アジア(2)」 巻末解説

前日(4/18号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第18巻「西アジア(2)」の巻末解説と、その後の変化を記した補足事項を記します。 「西アジア(2)」 について 『トルコ』 面積は日本のおよそ2倍の78万平方km。首都はアンカラ。言語はトル...

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ワールド図書館(17) 「西アジア(1)」 巻末解説

前回(4/16号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第17巻「西アジア(1)」の巻末解説を記します。 「西アジア(1)」 について 『サウジアラビア』 面積は日本の約6倍、*[人口は1/12]。人口の約半分が遊牧民。国語はアラビア語。イスラム...

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ワールド図書館(16) 「南アジア」 巻末解説

前回(4/12号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第16巻「南アジア」の巻末解説と、その後の変化を記した補足事項を記します。 「南アジア」 について インドが他の国と違っているとすれば、何よりもその文明の連続性にあるといえます。もともと中央...

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ワールド図書館(15) 「東南アジア (2)」 巻末解説

昨日(4/10号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第15巻「東南アジア(2)」の巻末解説を記します。 「東南アジア(2)」 について 東南アジアの中でも、ここでとりあげたマレーシア、シンガポール、インドネシア、フィリピンの4か国は、赤道のま...

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ワールド図書館(14) 「東南アジア (1)」 巻末解説

前回(4/9号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第14巻「東南アジア(1)」の巻末解説を記します。 「東南アジア(1)」 について インドシナ半島には、北方のヒマラヤ山脈からまるで指をひろげたように、いくつかの山系が南下しています。その山と...

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ワールド図書館(13) 「朝鮮・モンゴル」 巻末解説

前回(4/4号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第13巻「朝鮮・モンゴル」の巻末解説(一部訂正)を記します。 「朝鮮・モンゴル」 について [朝鮮] アジア大陸の東はしに朝鮮半島があり、大陸を背に、海をへだてて日本と向かいあっています。この...

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ワールド図書館(12) 「中国 (2)」 巻末解説

前日(4/3号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第12巻「中国(2)」の巻末解説と、その後の変化を記した補足事項を記します。 中国(2) について 前巻にひきつづき、中国の歩みをたどってみましょう。 中国国民党と中国共産党が合流した国民革命...

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ワールド図書館(11) 「中国 (1)」 巻末解説

前日(4/2号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第11巻「中国(1)」の巻末解説(一部改訂)を記します。なお、第10巻「東ヨーロッパ」は、2月19日、20日号に記しましたので省略します。 「中国(1)」について 中国の正式な国名は、中華人...

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ワールド図書館(9) 「ギリシア」 巻末解説

前回(3/29号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第9巻「ギリシア」の巻末解説と、その後の変化を記した補足事項を記します。 「ギリシア」 について ヨーロッパの南東部、バルカン半島の南端にあるギリシアは、日本の北海道と九州をあわせたほどの広...

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ワールド図書館(8) 「北ヨーロッパ」 巻末解説

前日(3/28号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第8巻「北ヨーロッパ」の巻末解説と、その後の変化を記した補足事項を記します。 「北ヨーロッパ」 について [スウェーデン] スウェーデンはスカンジナビア半島の南東部を占める立憲君主国です。1...

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ワールド図書館(7) 「オランダ・ベルギー・デンマーク」巻末解説

前日(3/27号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第7巻「オランダ・ベルギー・デンマーク」の巻末解説と、その後の変化を記した補足事項を記します。 「オランダ・ベルギー・デンマーク」 について [オランダ] オランダは海面より低い土地が国土の...

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ワールド図書館(6) 「スイス・オーストリア」 巻末解説

前回(3/22号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第6巻「スイス・オーストリア」の巻末解説と、その後の変化を記した補足事項を記します。 「スイス・オーストリア」 について [スイス] スイスは、ヨーロッパの屋根といわれるアルプス山中にある美...

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ワールド図書館(5) 「イギリス」 巻末解説

前回(3/15号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第5巻「イギリス」の巻末解説と、その後の変化を記した補足事項を記します。 「イギリス」 について ヨーロッパの西北部、大西洋に浮かぶ小さな島国イギリスの正式国名は、グレートブリテンおよびアイ...

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ワールド図書館(4) 「スペイン・ポルトガル」 巻末解説

前回(3/13号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第4巻「スペイン・ポルトガル」の巻末解説と、その後の変化を記した補足事項を記します。 「スペイン・ポルトガル」 について [スペイン] 中世の姿をそのままのこす華麗な古城、情熱的なフラメンコ...

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ワールド図書館(3) 「イタリア」 巻末解説

前回(3/8号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻)第3巻「イタリア」の巻末解説と、その後の変化を記した補足事項を記します。 「イタリア」 について 大統領を元首とするイタリア共和国は、明るい陽気な国だといわれています。しかし、つぶさに見ると、複...

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ワールド図書館(2) 「ドイツ」 巻末解説

昨日に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻)第2巻「ドイツ」の巻末解説と、その後の変化を記した補足事項(2/15号と重複)を記します。 「ドイツ」 について 緑ふかい森や湖、ブドウ畑や古城をめぐって流れる川、牧歌的な田園、中世の面影をのこす都市。 こ...

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ワールド図書館(1) 「フランス」巻末解説

● 子どもワールド図書館の巻末解説に感銘 さきごろ、いずみ通販子どもカタログ(2007年春号)でベスト3に躍進した「子どもワールド図書館」の、内容はもとより巻末の解説に深く感銘したという、うれしいお便りを兵庫県のIさんからいただきました。 「これからの時代は、世界の国々と仲良くし...

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日本の実情を世界に広める意義

アメリカやヨーロッパの新聞や雑誌には、日本に関する記述が10年前とは比較にならない程増えつづけています。しかし、その多くは日本経済の驚異的発展とか悲惨な公害とかに重点がおかれていて、日本の全体像を正しく伝えるものが少ないのが実情です。そのため「安い賃金でモーレツに働き、公害防止に...

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誤解されている日本

前日に続き、「子どもワールド図書館」の刊行意図 (1980年当時) 3回目を採録してみよう。 ☆〜〜〜〜〜〜〜〜★〜☆〜★〜〜〜〜〜〜〜〜☆ 第二次世界大戦に敗れて打ちのめされた日本人には、進駐軍の何もかもが別世界のようでした。私自身も小中学生の頃、アメリカの兵隊たちが口にするチ...

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もう一枚の世界地図を持つことの大切さ

昨日に続き、「子どもワールド図書館」の刊行意図(1980年当時)2回目を採録してみよう。 ☆〜〜〜〜〜〜〜〜★〜☆〜★〜〜〜〜〜〜〜〜☆ 私どもが編集面で心がけてきたもうひとつのポイントは、片寄りのない記述、そこに住む人たちの側に立った記述ということでした。 通信や交通手段等の発...

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国際理解はなぜ必要か

「いずみ書房」では、ポケット絵本シリーズの第2期「こども科学図書館」を刊行した1978年4月から「いずみ通信」という社内報を毎月発行し、主として全国の第一線で活躍する営業マンに会社の方針を伝えたり、相互のコミュニケーションをはかるなど、組織を維持するための努力をし続けてきた。「子...

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世界を見据える英国

いっぽう、子どもの本の世界一盛んな国である英国に目をやると、マクドナルド・エデュケーショナル社をはじめ、さまざまな出版社がこの種のシリーズを刊行している。ここでも、同じ島国でありながら世界を見据える視野の深さ、国際社会への理解の違いというものを強く感じたものだった。そんな英国でも...

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テレビ番組が世界への眼を開かせる

1980年に出版した「子どもワールド図書館」の刊行の動機は、割と単純な発想からだった。わが子とテレビを見ながら考えたことなのだが、当時「世界名作劇場」という番組があり日曜日の夜7時30分から30分間、フジテレビで放送されていた。「アルプスの少女ハイジ」とか「母をたずねて三千里」、...

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「子どもワールド図書館」のタイトル

「子どもワールド図書館」(全38巻)は、どんな構成で、定価はいくらなのかという問い合わせをいただきましたので、お知らせいたします。 [全38巻のタイトル] (1)フランス(2)ドイツ(3)イタリア(4)スペイン・ポルトガル(5)イギリス(6)スイス・オーストリア(7)オランダ・ベ...

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「イスラエル」建国の歴史(3)

前日に続き、「イスラエル」の項の後半を紹介する。 戦争の原因はまた、エルサレムにもあります。エルサレムは聖都といわれ、ユダヤ教のイスラエルの人たちはもちろん、キリスト教やイスラム教の人びとから、あがめられているところです。 そこにある「なげきの壁」は、むかしローマに滅ぼされ、国...

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「イスラエル」建国の歴史(2)

前回に続き、「イスラエル」の項の後半を紹介する。 この当時は、どこの国も、少数の王や貴族の下にたくさんのまずしい人たちがいて、それが何代もくりかえされていました。貧しさにいためつけられている人びとは、キリストの教えをひたすら信じ祈りました。 やがてキリストは「ローマにそむいて新...

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イスラエルとアラブ諸国の対立の根源とは?

「子どもワールド図書館」(38巻)の中で、もっとも評価が高かった一つは、「西アジア」(1)(2)であった。特に、2巻目に17ページ分をさいて「イスラエル」を紹介した部分は、中学校の社会科の教師(東京・杉並 山本絵美先生)から、次のような賛辞の手紙をいただいたので記してみよう。 ...

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「世界の国々」100ヶ国を紹介したシリーズ

「いずみ書房」が創業後に刊行した、ポケット絵本シリーズの第1期「せかい童話図書館」(40巻)、第2期「こども科学図書館」(40巻) につづく第3弾は、1980年4月に完成した第3期「子どもワールド図書館」(38巻)だった。子ども向けの文化地理の絵本シリーズとしては類のない企画で...

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)