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新着情報【2008年09月】

「読み聞かせ」のすすめ 5 母から子への読み聞かせ──心さえこもっていれば、じょうず、へたを気にすることはありません。10回も続けるうちに、その人なりの、その人らしい読み聞かせの型ができてくるものです。 でも、ひとつだけ大切にしたいことがあります。それは間(ま)です。正確にゆっ...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2008年09月30日(火) 09:05

今日9月29日は、大政奉還を行い、250年にもおよぶ江戸幕府の幕を閉じた15代将軍・徳川慶喜(よしのぶ)が、1837年に生まれた日です。 15代将軍徳川慶喜は、長州藩の木戸孝允に「家康の再来を見る思い」といわせ、だからこそ幕府の体制がととのう前に早く倒さねばならないと考えさせた...

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投稿日:2008年09月29日(月) 08:58

今日9月26日は、「耳なし芳一」 や 「雪女」 などを収録した 『怪談』 などを著し、日本の文化や日本の美しさを世界に紹介したラフカディオ・ハーンこと小泉八雲(やくも)が、1904年に亡くなった日です。 目が見えない芳一は、毎晩、ふしぎな屋敷にまねかれて、琵琶をひきながら平家物...

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投稿日:2008年09月26日(金) 09:06

「読み聞かせ」 のすすめ 4 読み聞かせる本──読み聞かせが成功するかどうか、それは本の選び方にかかっているといってもよいでしょう。 まず第1は、おとなの目で選ぶのではなく、聞き手の子どもを大切にしたいものです。せっかく高い本を買ってきて読み聞かせるのだから、少しでも内容の濃い...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2008年09月25日(木) 09:09

今日9月24日は、正直、倹約、堪忍という徳目をわかりやすく示し、町人の道を教える 「心学」 をはじめて説いた江戸時代中期の学者 石田梅岩(ばいがん)が、1744年に亡くなった日です。 1685年、丹波国(京都府)の農家に生まれた梅岩は、10歳のとき京都の商家に奉公にだされ、一時...

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投稿日:2008年09月24日(水) 09:10

今日9月22日は、1946年太平洋戦争敗戦の翌年に首相に就任、以来5回にわたって首相をつとめ、親米政策を推進して日米講和条約、日米安保条約を締結した吉田茂が、1878年に生まれた日です。 日本は、太平洋戦争に敗れた1945年をさかいに、それまでの軍国主義を捨て、民主主義国家をめ...

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投稿日:2008年09月22日(月) 09:13

「読み聞かせ」のすすめ 3 母親から子どもへの「読み聞かせ」──これにいちばん大切なことは、読み聞かせるときの母親の 「心」 です。母から子への読み聞かせには、心のふれあいに大きな意味があるのですから、その心が欠けた読み聞かせでは何にもなりません。 「お母さんは忙しいのよ、早く...

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投稿日:2008年09月19日(金) 10:45

「読み聞かせ」のすすめ 2 家庭での 「読み聞かせ」 の大切さが説かれるようになった理由として、子どもの心を豊かにするほかに、もう一つすばらしいことがあります。それは、親と子の心のつながりを深めるということです。 テレビや、学校のテスト主義などによって、母親と子どものあいだに、...

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投稿日:2008年09月18日(木) 07:13

今日9月18日は、ロシアの科学者で、飛行機が登場する以前から宇宙旅行の夢を描き、人工衛星や人類の月面到着や、多段式ロケットの利用などを理論的に研究していたチオルコフスキーが、1857年に生まれた日です。 宇宙ロケットの研究を、いまからおよそ100年ほど前に世界で最初に始めたのが...

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投稿日:2008年09月17日(水) 09:17

「読み聞かせ」 のすすめ 1 「読み聞かせ」 のすばらしさ、大切さが広く口にされるようになったのは、いまから40年近く前、昭和40年代後半のころからです。おとなが子どもに本を読む──ただ、これだけのことですが、では、なぜその頃から、その実践が全国にひろまったのでしょうか。 その...

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投稿日:2008年09月16日(火) 09:06

今日9月12日は、江戸時代の後期に国史や国文学を研究する「和学講談所」を開いて門人を育て、「群書類従」という、わが国有史以来の文献のうち価値ある研究資料3373点を25部門に分類した叢書を著した、盲目の国学者塙保己一(はなわ ほきいち)が、1821年に亡くなった日です。 わが国...

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投稿日:2008年09月12日(金) 09:05

今日9月11日は、ソ連の政治家で、資本主義国と平和共存を図ったことで知られているフルシチョフが、1971年に亡くなった日です。フルシチョフは、スターリンの死後、ソ連の最高指導者となり、スターリン批判によって、その独裁と恐怖政治を世界に暴露して世界に衝撃を与えたことも特筆されます...

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投稿日:2008年09月11日(木) 09:07

今日9月10日は、黒沢明監督、三船敏郎・京マチ子主演による映画 「羅生門」 が1951年に、第12回ベネチア(ベニス)国際映画祭で、金獅子賞グランプリを受賞した日です。以来海外では、黒沢明を 「世界のクロサワ」 と呼ぶようになりました。 黒沢明監督の 『羅生門』 が、国際的な映...

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投稿日:2008年09月10日(水) 09:12

こうすれば子どもはしっかり育つ「良い子の育てかた」 87 日本で「教育」というと、教室で黒板を前にした先生が、一段高い教壇に立ってさまざまなことがらを生徒に教え、生徒は先生から教わるという上下関係にあるようです。幼児への家庭教育も同じで、多くの母親は、先生役になって子どもにしつ...

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投稿日:2008年09月09日(火) 09:03

今日9月8日は、「スラブ舞曲」や「新世界より」などの作曲で名高いチェコ・ボヘミヤ音楽の巨匠ドボルザークが、1841年に生まれた日です。日本人によく親しまれている「家路」(♪ 遠き山に日は落ちて・・・)は、交響曲第9番「新世界より」に出てくるフレーズです。 チェコ西部に生まれ、町...

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投稿日:2008年09月08日(月) 09:05

今日9月5日は、仏教を題材に生命力あふれる独自の板画の作風を確立し、いくつもの世界的な賞を受賞した版画家棟方志功(むなかた しこう)が、1903年に生まれた日です。 棟方志功は、1903年(明治36年)青森市に生まれました。青森には、東北三大祭りのひとつであるねぶたがあります。...

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投稿日:2008年09月05日(金) 09:12

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 49] ある国の王様が、「石をうち殺して、血を流させることができれば、この国第一の若者とする」 というおふれを出しました。国じゅうから若者がやってきましたが、だれもできませんでした。 ある村...

登録カテゴリ: おもしろ民話集

投稿日:2008年09月04日(木) 09:31

こうすれば子どもはしっかり育つ「良い子の育てかた」 86 道で会えば、いつもにっこり笑うようにして「こんにちは」とあいさつする女の子。ある日、その子の母親が、近所のおばあさんと雑談しているのが聞こえてきました。 「お宅のお嬢さん、とってもよくしつけができていますね。いつも感心し...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2008年09月03日(水) 09:27

今日9月2日は、フランスの教育者で、イギリス留学中にスポーツの重要性を認識し、古代オリンピア遺跡の発掘に刺激されてオリンピックの復活を提唱、1896年ギリシアのアテネで近代オリンピックの開催を実現したクーベルタン男爵が、1937年になくなった日です。 古代ギリシアのオリンピアで...

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投稿日:2008年09月02日(火) 09:05

今日9月1日は、フランスブルボン王朝の第3代国王で、「朕は国家なり」(私そのものが国家だ)というほどの権力をふるった、絶対専制君主ルイ14世が、1715年に亡くなった日です。 フランスのブルボン王家では、1643年にルイ13世が亡くなり、子のルイ14世が、わずか5歳で国王の位を...

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投稿日:2008年09月01日(月) 09:07

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)