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新着情報【2010年07月】

今日7月30日は、室町時代の連歌師で、和歌の西行、俳句の松尾芭蕉とともに漂泊の人といわれる宗祇(そうぎ)が、1502年に亡くなった日です。 日本で生まれた歌の一種に、連歌とよばれるものがあります。ふたり以上の人が、まえの人の句につづけて、次から次へ句をよみつらねていく歌です。別...

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投稿日:2010年07月30日(金) 09:10

今日7月29日は、『エミールと探偵たち』『飛ぶ教室』などの児童文学で名高いドイツの作家・詩人のケストナーが、1974年に亡くなった日です。 代表作『エミールと探偵たち』 のあらすじは次の通りです。 実業学校に通う母子家庭のエミールは、休暇を利用してベルリンにいるおばあさんやいと...

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投稿日:2010年07月29日(木) 09:09

今日7月28日は、日本人がもっとも好きなクラシックのひとつ『四季』など、800曲近くを作曲したイタリア盛期バロックの代表的作曲家ビバルディが、1741年に亡くなった日です。 うれしい、春がやってきた。 小鳥たちは楽しそうに歌って、春にあいさつする。 いずみは、わきいで、そよ風に...

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投稿日:2010年07月28日(水) 08:16

今日7月27日は、イギリスの化学、物理学、気象学者で、原子説を提唱したことで知られるドルトンが、1844年に亡くなった日です。 ジョン・ドルトンは1766年、マンチェスターの貧しい職工の家に生まれました。幼い頃からとても勉強家で、地元の小学校で初等教育を受けましたが、そこの教師...

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投稿日:2010年07月27日(火) 08:15

今日7月26日は、江戸3代将軍徳川家光の死後まもなく「慶安の変」というクーデターがおこり、その主犯格の由井正雪(ゆい しょうせつ)が、1651年に切腹自殺した日です。 由井正雪は、現在の静岡市由比の紺屋の子として生まれ、幼い頃から頭のきれる人物といわれ、17歳のとき、楠木正成の...

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投稿日:2010年07月26日(月) 09:12

今日7月23日は、たったひとつの本『農業全書』(全10巻) だけで「日本の三大農学者」の一人とあがめられる宮崎安貞(やすさだ)が、1697年に亡くなった日です。 安貞は、1623年広島(安芸)藩士・山林奉行の子に生まれ、25歳のとき筑前の黒田藩に200石でむかえられました。とこ...

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投稿日:2010年07月23日(金) 08:37

今日7月22日は、結核菌を死滅させるストレプトマイシンなど、20を超える抗生物質を発見したウクライナ出身のアメリカ生化学者ワクスマンが、1888年に誕生した日です。 セルマン・ワクスマンは、ロシアのウクライナ地方の小さな町に生まれました。9歳のとき町にジフテリアがはやり、2歳の...

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投稿日:2010年07月22日(木) 08:18

今日7月21日は、アメリカの宇宙船アポロ11号が人類初の月面着陸したようすが、1969年の日本の昼食時にテレビ報道された日です。世紀の瞬間を見ようと、街頭テレビなどに人々がむらがって、大都市の交通量が半減しました。 人類を月面に到達させるという一連のアポロ計画は、宇宙開発でソ連...

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投稿日:2010年07月21日(水) 08:28

今日7月20日は、公家出身で幕末から明治前期に活躍した政治家 岩倉具視(ともみ)が、1883年に亡くなった日です。 1825年、京都の公家堀川家に生まれた具視は、14歳のとき岩倉家の養子になりました。やがて、朝廷に務めるようになり、29歳の時に孝明天皇の侍従となりました。 岩倉...

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投稿日:2010年07月20日(火) 08:04

今日7月16日は、江戸時代後期の薩摩藩の藩主で、名君と讃えられた島津斉彬(しまづ なりあきら)が、1858年に亡くなった日です。 斉彬は1809年、藩主・島津斉興(なりおき)の長男として江戸薩摩藩邸で生まれました。母は「賢夫人」として知られた女性で、乳母をつけず、自ら斉彬を養育...

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投稿日:2010年07月16日(金) 08:12

今日7月15日は、ローマ教皇ウルバヌス2世の呼びかけに応じた第1回十字軍が、1099年に聖地エルサレムを占領した日です。 11世紀の中ごろからの西ヨーロッパは、農業生産力が伸びたことから人口が増加して商業も活発になりました。経済的に余裕ができたカトリック信者たちは、さかんに聖地...

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投稿日:2010年07月15日(木) 08:58

今日7月14日は、『接吻』など官能的な作品や『エミリー・フローゲの肖像』など、華やかな衣装につつまれた女性の肖像画を多く遺したオーストリアの象徴主義画家クリムトが、1862年に生まれた日です。 グスタフ・クリムトは、貧しい彫金師を父に7人兄弟の長男としてウィーン郊外に生まれまし...

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投稿日:2010年07月14日(水) 08:45

今日7月13日は、「フランス革命」の指導者で、革命勃発後ジャコバン派の幹部として革命を指導し「恐怖政治」を推進したマラーが、1793年に暗殺された日です。 世界史上有名な「フランス革命」は、1789年7月14日のバスティーユ襲撃をきっかけに、全国で農民たちが蜂起して騒乱はフラン...

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投稿日:2010年07月13日(火) 08:11

今日7月12日は、豊臣秀吉、徳川家康の朱印状による安南(ベトナム)貿易で巨万の富を得、富士川、高瀬川などの河川開発を行なった角倉了以(すみのくら りょうい)が、1614年に亡くなった日です。 「おうーい。角倉船が、はいるぞぉ!」 見ると、沖あいから、帆をふくらませた大船が、こち...

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投稿日:2010年07月12日(月) 08:39

今日7月9日は、ベルレーヌらヨーロッパの詩人29人の作品57編を収録した訳詩集『海潮音』を遺した英仏文学者・上田敏が、1916年に亡くなった日です。 『海潮音』に収録された作品群の中でも、名訳として今も広く知られ、たくさんの人びとに愛唱されているのは、次の2編でしょう。  山の...

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投稿日:2010年07月09日(金) 08:09

今日7月8日は、世界最大の石油会社「スタンダード石油」を設立し巨額の富を得、後にそのぼう大な資産を慈善事業に費やしたアメリカの実業家ロックフェラーが、1839年に生まれた日です。 ジョン・ロックフェラーは、 ニューヨーク州リッチフォードに、農業をいとなむ両親の長男として生まれま...

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投稿日:2010年07月08日(木) 08:46

今日7月7日は、イギリスとの治外法権を撤廃、日清戦争後の下関条約締結の全権大使をつとめるなど、近代日本の外交を支えた陸奥宗光(むつ むねみつ)が、1844年に生まれた日です。 江戸幕府を倒した明治政府にとって、いちばん頭のいたい問題は、1858年に江戸幕府が、アメリカ・イギリス...

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投稿日:2010年07月07日(水) 08:50

今日7月6日は、『脂肪の塊』『首飾り』などの短編をおよそ260編も遺したフランスの作家モーパッサンが、1893年に亡くなった日です。モーパッサンには『女の一生』など長編6編もあります。 短編の代表作『首飾り』は、次のような内容です。 下級役人ロワゼルと結婚したマルチドは、パリで...

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投稿日:2010年07月06日(火) 08:02

今日7月5日は、連合国の占領下にあった1949年、日本国有鉄道(JRの前身─国鉄)の下山総裁が出勤途中に失踪した日です。 下山総裁は、朝8時20分に大田区の自宅を出て、千代田区丸の内にある国鉄本社へ車でむかいました。総裁の車が東京駅近くまできたとき、デパートで買い物をしたいとい...

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投稿日:2010年07月05日(月) 08:44

今日7月2日は、『車輪の下』『デミアン』『青春は美わし』などの小説や詩作によって知られる20世紀前半のドイツ文学を代表するヘッセが、1877年に生まれた日です。 中・長編小説『車輪の下』は、つぎのような内容です。 ハンスは、天分のある子として将来を期待される少年でした。父親や教...

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投稿日:2010年07月02日(金) 09:08

今日7月1日は、19世紀ロマン派の作家として、バルザック や デュマ と並び称されるフランスの女流作家サンドが、1804年に生まれた日です。 ジョルジュ・サンド(本名はオーロール・デュパン) は、ポーランド王の血をひく軍人の父の子としてパリに生まれました。父が早くなくなったため...

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投稿日:2010年07月01日(木) 09:00

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)