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新着情報【2005年11月】

私が、「いずみ書房」という出版社をはじめる端緒となったのは、英国レディバード社の刊行するコンパクト版の絵本シリーズ「レディバードブックス」との出会いからだった。このことは、5月30日にブログを開始した当初数回にわたり詳述してきたので省略するが、会社をはじめてからも、レディバード社...

登録カテゴリ: レディバード図書館

投稿日:2005年11月30日(水) 12:56

拠点長会の席上で語った内容の第7回目・最終回。 「せかい伝記図書館」とは、セミクラシックの名曲と結びつけるのがよいと思います。たとえば第1巻目をとりあげただけでも説得力のあるテーマをみつけることができます。この巻には、世界の3大音楽家といわれるベートーベン、モーツァルト、シューベ...

登録カテゴリ: 会社の歴史

投稿日:2005年11月29日(火) 09:21

拠点長会の席上で語った内容の第6回目。 私は、「みんなのおんがくかい」を企画したとき、まっ先に考えたのがひとつひとつの歌に解説をつける、ということでした。どの歌にも人々の心を打つものがある、だからこそ長い年月歌いつがれてきたはずです。これは、昔話が伝えられてきたのと非常に似ている...

登録カテゴリ: 会社の歴史

投稿日:2005年11月28日(月) 09:53

拠点長会の席上で語った内容の第5回目。 音楽の先生はそのあと「しょうじょうじのたぬきばやし」 の話をしてくれました。雨情は歌の取材のために、千葉県木更津市の郊外にある証誠寺をおとずれたとき、住職から寺につたわる伝説を聞いたそうです。 むかし、三味線の大変じょうずなおしょうさんが...

登録カテゴリ: 会社の歴史

投稿日:2005年11月25日(金) 09:38

拠点長会の席上で語った内容の第4回目。 「みんなのおんがくかい」 が、他の「いずみ文庫」(ポケット絵本シリーズ)とは異質のシリーズではないということを申し上げたいと思います。むしろ、「みんなのおんがくかい」 を基本に「童話」「科学」「ワールド」「伝記」すべてに結びつけ、組み合わ...

登録カテゴリ: 会社の歴史

投稿日:2005年11月24日(木) 09:38

拠点長会の席上で語った内容の第3回目。 子どもと、知的なあるいは情緒的な会話を行うことが、とても大きな教育効果をもたらすことは充分にわかっていても、いざそういう会話を行おうという段階になると、ほとんどのお母さんは、自分がどんなに無力であるかを知るに違いありません。そのための適切な...

登録カテゴリ: 会社の歴史

投稿日:2005年11月22日(火) 09:46

拠点長会の席上で語った内容の第2回目。 これまでのオリジナルラインナップ「いずみ文庫」4シリーズは、どちらかといえば本格的に活用するためには、生後2〜3歳になるまで待たねばならなかったのに対し、「みんなのおんがくかい」は、 子どもの誕生と同時に活用できる商品であるという点を強調し...

登録カテゴリ: 会社の歴史

投稿日:2005年11月21日(月) 10:10

拠点長会の席上で語った内容の第1回目。 「みんなのおんがくかい」 は、お約束通り5月末(1983年)に完成いたしまして、拡売にはげんでいただいていると思いますが、どんな感想をお持ちでしょうか。内容面では、非常に高い評価をいただいて嬉しく思っております。有吉忠行、西田照子さんお二...

登録カテゴリ: 会社の歴史

投稿日:2005年11月18日(金) 10:19

「みんなのおんがくかい」が完成した1983年当時、当社の販売組織は、依然としてフランチャイズシステムによる支社や営業所を全国に設置し、そこから個々の家庭へ訪問販売する手法を中心に展開していた。当時、いずみ書房が拠点をおいていた都市は、北から盛岡、秋田、仙台、福島、宇都宮、前橋、浦...

登録カテゴリ: 会社の歴史

投稿日:2005年11月17日(木) 11:27

1983年に発売を開始した「みんなのおんがくかい」の特徴を、改めて5つのポイントにまとめてみました。発売当時はカセット12巻でしたが、のちにCD12枚に変更、判型も当初はA5判上製(各32ページ)を、A4判上製に変更しました。 (1) 夢がひろがるたのしい童謡120曲を厳選 日本...

登録カテゴリ: みんなのおんがくかい

投稿日:2005年11月16日(水) 09:42

「みんなのおんがくかい」には、48曲のセミクラシックの名曲を収録しており、このすべてに、これまで例のないような、母親がわが子に話して聞かせられるやさしい解説を付けた。子どものピアノ発表会でもっとも人気のある曲としても有名な、ベートーベン作曲の「エリーゼのために」は、次のように紹介...

登録カテゴリ: みんなのおんがくかい

投稿日:2005年11月15日(火) 09:33

本日も、「みんなのおんがくかい」の曲にそえられた解説の例をあげてみよう。 わらべうたの「ひらいたひらいた」(作詞・作曲不詳) の歌詞は、つぎの通り。 (1) ひらいた/ひらいた/なんのはなが/ひらいた/れんげのはなが/ひらいた/ひらいたと/おもったら/いつのまにか/つぼんだ (...

登録カテゴリ: みんなのおんがくかい

投稿日:2005年11月14日(月) 10:05

昨日、「みんなのおんがくかい」を紹介した際、歌にまつわる解説が168曲すべてについており「アイアイ」を例にあげたところ、さっそく鹿児島県に住むKさんから次のような電話をいただいた。 「アイアイ」がサルの種類であることをはじめて知りました。マダガスカル島に住んでいるこんなかわいい...

登録カテゴリ: みんなのおんがくかい

投稿日:2005年11月11日(金) 10:35

いずみ書房のオリジナルシリーズの第5弾は、1983年5月に販売を開始した「みんなのおんがくかい」(全12巻)だった。絵本12冊と絵本に対応したカセット12巻 (のちにCD12枚) と楽譜集からなり、1冊の絵本に童謡が10曲、セミクラシック4曲を収録した。トータルで童謡120曲、...

登録カテゴリ: みんなのおんがくかい

投稿日:2005年11月10日(木) 09:42

歴史的にみると、中国は香港を、イギリスから略奪されるような形で手放すことになったが、香港に住む人たちにとってはむしろ、幸運だったのではなかろうか。旅行者の印象でしかないが、香港は立派な文化都市であり、物価も日本より多少安い程度ではあるが、中国本土と比較にならないほどインフラや社会...

登録カテゴリ: 業務日誌

投稿日:2005年11月09日(水) 09:37

香港は、香港島と、対岸の九竜半島、およびその外側の新界と周辺の島々に大きく分けられる。イギリスはそのすべてを1997年に、中国に返還した。 香港がイギリスの植民地になったのは、1840年に始まったアヘン戦争がきっかけだった。当時イギリスは、中国(清)との貿易赤字を解消しようと、ケ...

登録カテゴリ: 業務日誌

投稿日:2005年11月08日(火) 09:20

広州でのもう1日は、ホテル周辺を歩きまわり、中国の一般の人たちの暮らしぶりを探訪してみることにした。まず、気がついたことは、交通マナーの悪さだ。メインとなる幅15mほどの道路の多くは、道路を横断させないために中央に金網が張ってあるが、幅10mほどの一般道路では、歩行者は車の合間を...

登録カテゴリ: 業務日誌

投稿日:2005年11月07日(月) 09:20

成長著しいという中国だが、労働賃金の安さは驚くほどだ。同行したこの旅行の主催者のK社長が、フット・マッサージは試す価値ありという勧めもあり、宿泊したホテル近くのホテル内にあるフット・マッサージ店に出かけてみた。20歳前後の美人女性によるたっぷり1時間のマッサージ。朝鮮人参入りのお...

登録カテゴリ: 業務日誌

投稿日:2005年11月04日(金) 09:33

いずみ書房で取扱う玩具類は、おもに知育玩具である。「広州交易会」では、そういうブースを中心に回りカタログを入手したが、「何と似通った商品が多いのだろう」というのが率直な印象。ある会社の商品で評判がよいと聞くと、すぐに他の会社が真似をするということで、金太郎飴的な現象がおきているに...

登録カテゴリ: 業務日誌

投稿日:2005年11月02日(水) 12:34

中国の「広州交易会」は、毎年4月と10月に開催され、今回は98回目。欧米では「広東フェア」の通称で呼ばれている。中国全土から数千社の、輸出を目的としたあらゆる製品、商品が出品される。展示面積は27万?u以上(東京ドームの約6倍)、年2回の会期中の成約額は中国全体の輸出額の1割を越...

登録カテゴリ: 業務日誌

投稿日:2005年11月01日(火) 09:52

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)