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新着情報【2013年02月】

「おもしろ古典落語」の108回目は、『帯久(おびきゅう)』という、お笑いというより人情噺の一席をお楽しみください。 江戸時代のなかごろ、日本橋本町四丁目に和泉屋(いずみや)与兵衛という、たいへん繁盛している呉服店がありました。隣町の本町二丁目には、帯屋久七が営む通称「帯久」とい...

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投稿日:2013年02月28日(木) 05:10

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 74] むかし、ギリシャのテーベという国に、ライオスという王さまがいました。ある日王さまは、アポロンの神さまのお告げを受けました。それは、「こんど生れる王子に殺されるだろう」というものでした...

登録カテゴリ: おもしろ民話集

投稿日:2013年02月27日(水) 05:47

今日2月26日は、兄の足利尊氏のおこした室町幕府創生期には政務の実権を握ったものの、やがて兄と対立して敗れた足利直義(あしかが ただよし)が、1306年に生れ、1352年に亡くなった日です。 足利尊氏と同母の弟として生れた足利直義は、1333年、後醍醐天皇が幽閉先の隠岐島を脱出...

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投稿日:2013年02月26日(火) 05:56

今日2月25日は、400年ほど前ドイツとフランス間で戦われた三十年戦争期の「神聖ローマ帝国」(ドイツ)皇帝軍総司令官として活躍したワレンシュタインが、1634年に暗殺された日です。 1583年、ボヘミア(チェコ西部)ドイツ系プロテスタントの小貴族の家に生まれたアレブレヒト・ワレ...

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投稿日:2013年02月25日(月) 05:23

「おもしろ古典落語」の107回目は、『初音(はつね)の鼓(つづみ)』というお笑いの一席をお楽しみください。 骨董好きな殿さまのところへ、出入りの道具屋があやしげな鼓を売りこみにきました。家老の三太夫が応対します。「道具屋の金兵衛か」「どうもご無沙汰いたしまして」「あー、おまえは...

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投稿日:2013年02月22日(金) 05:41

今日2月21日は、労働運動や農民運動の指導者で、「百科事典」の平凡社を創業した下中弥三郎(しもなか やさぶろう)が、1961年に亡くなった日です。 1878年、兵庫県中東部の今田村(現篠山市)に生まれた下中弥三郎は、幼いころに父を亡くしたため母の手で育てられ、小学3年のとき家業...

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投稿日:2013年02月21日(木) 05:26

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 73] むかし、都のある町に、海産物の大問屋がありました。この店に、お梅という、山国育ちのとても働きもので気だてのよい若い娘が奉公していました。おしいことに器量のほうはよくないため、近所の若...

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投稿日:2013年02月20日(水) 05:05

今日2月19日は、「明治憲法」の起草に参画し、明治・大正・昭和初期の官僚政治家として活躍した伊東巳代治(いとう みよじ)が、1934年に亡くなった日です。 1857年、肥前国(長崎県)町役人の子として生れた伊東巳代治は、幼いころから英語を学び、1873年に兵庫県の通訳官になりま...

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投稿日:2013年02月19日(火) 05:51

今日2月18日は、公卿出身の急進派として明治維新の実現につくし、明治政府の最高首脳の一人となった三条実美(さんじょう さねとみ)が、1891年に亡くなった日です。 1834年、三条実万(さねつむ)の4男として京都に生れた実美は、大老井伊直弼による「安政の大獄」で処分された父の遺...

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投稿日:2013年02月18日(月) 05:39

「おもしろ古典落語」の106回目は、『鶴(つる)』というお笑いの一席をお楽しみください。 「こんちは、ご隠居さん」「ああ、八つぁんかい。おあがり」「おや? 床の間の掛けものが、変わりましたね」「ああ、これね。谷文晁(たにぶんちょう)という人の描いた鶴だ」「文鳥が鶴をかいたんです...

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投稿日:2013年02月15日(金) 05:35

今日2月14日は、『樅ノ木は残った』『赤ひげ診療譚』『青べか物語』などたくさんの長編小説を著した作家・山本周五郎(やまもと しゅうごろう)が、1967年に亡くなった日です。 1903年、現在の山梨県大月市に生れた山本周五郎(本名・清水三十六)は、1907年の大水害で壊滅的被害を...

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投稿日:2013年02月14日(木) 05:06

今日2月13日は、『Nの家族』『喇叭をもてる子供立像』や一連の裸婦像など、大正・昭和初期に活躍した洋画家で随筆家の小出楢重(こいで ならしげ)が、1931年亡くなった日です。 1887年、現在の大阪・東心斎橋の薬問屋の子として生まれた小出楢重は、子どものころから芝居や見世物小屋...

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投稿日:2013年02月13日(水) 05:47

今日2月12日は、直木三十五(なおき さんじゅうご)が、1891年に生れた日です。 現在の大阪市中央区に生まれた直木(本名・植村宗一)は、父の反対を押しきって早稲田大学英文科予科に入学し、高等師範部英語科へ進学しました。学費が払えず中退しましたが、卒業記念撮影にちゃっかりもぐり...

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投稿日:2013年02月12日(火) 05:33

「おもしろ古典落語」の105回目は、『反対車(はんたいぐるま)』というお笑いの一席をお楽しみください。 明治を代表するのりものといいますと、「人力車」ですね。梶棒(こんぼう)をにぎった車夫が、ひとりかふたりの客を乗せて、「ほらよッ、はいッ…」と気合いを入れて、ガラ...

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投稿日:2013年02月08日(金) 05:01

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 72] むかし、あるところに、もうすっかり年をとったおじいさんがいました。目はかすみ、耳は遠くなってよく聞こえません。手や足は、いつもこぎざみにふるえましたから、食事のときのスプーンさえも、...

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投稿日:2013年02月07日(木) 05:44

今日2月6日は、アメリカ大リーグ(メジャーリーグ)のプロ野球選手で、アメリカ合衆国の国民的なヒーローとしてあがめられるベーブ・ルースが、1895年に生れた日です。 南部メリーランド州ボルチモアに、酒場を経営するドイツ系移民の子として生れたジョージ・ヘアマン・ルースは、母は病弱で...

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投稿日:2013年02月06日(水) 05:31

今日2月5日は、雄大な自伝的シリーズで、映画や歌謡曲でも知られている『人生劇場』を著した尾崎士郎(おざき しろう)が、1898年に生れた日です。 愛知県吉良町(現西尾市)に彫り職人の子として生まれた尾崎士郎は、5歳で母を亡くしたことで、母方の祖父母に育てられました。旧制の岡崎中...

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投稿日:2013年02月05日(火) 05:15

今日2月4日は、大正・昭和初期に軍人政治家だった林銑十郎(はやし せんじゅうろう)が、1943年に亡くなった日です。 1876年、旧加賀(石川県)藩士の子として生まれた林銑十郎は、1894年に日清戦争がおきると、旧制四高(現・金沢大)を中退し、陸軍士官学校に入校しました。190...

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投稿日:2013年02月04日(月) 05:57

「おもしろ古典落語」の104回目は、『強情灸(ごうじょうきゅう)』というお笑いの一席をお楽しみください。 「おい、どうした。おれの家の前を素通りはねぇだろ」「ああ、兄ぃ。ここんとこ、身体の調子が悪いもんで」「医者へ行ったのか」「行ったんだけど、医者もどこが悪いかわからねぇってん...

登録カテゴリ: おもしろ落語

投稿日:2013年02月01日(金) 05:26

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)