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新着情報【2009年07月】

今日7月31日は、1943年に発表されて以来世界じゅうの子どもやおとなに愛され続けている『星の王子さま』をはじめ、『夜間飛行』『人間の土地』などの飛行機の小説を書いた飛行家のサン・テグジュペリが、1944年に亡くなったと思われる日です。 アントワーヌ・ド・サン・テグジュペリは、...

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投稿日:2009年07月31日(金) 09:04

今日7月30日は、19世紀半ばのイギリス文壇に花開いたブロンテ3姉妹シャーロット・エミリー・アンのうち、『嵐が丘』を著したエミリーが、1818年に生まれた日です。 孤児として暗い環境に育った家庭教師ジェーンの半生を語りながら、おさえつけられた女性の、愛と自立と自由への訴えをえが...

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投稿日:2009年07月30日(木) 09:01

今日7月29日は、明るく力強い『ひまわり』など、わずか10年の間に850点以上の油絵の佳作を描いた後期印象派の代表的画家ゴッホが、1890年に亡くなった日です。 オランダに生まれフランスで活躍した画家ゴッホ。若くして画才を認められ、その才能を着実に開花させた画家がほとんどなのに...

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投稿日:2009年07月29日(水) 09:26

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 56] 今夜は「四谷怪談」といわれる、こわ〜いお話。これを聞けば、暑い夜も少しは涼しくなるかな ? 今の東京が、江戸といわれていた頃、江戸四谷左門町(さもんちょう)に、田村 伊右衛門(いえも...

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投稿日:2009年07月28日(火) 09:11

今日7月27日は、小説『路傍の石』『真実一路』や戯曲『米百俵』など、生命の尊厳や人間の生き方についてやさしい文体で書かれた作品を多く残した山本有三(やまもと ゆうぞう)が、1887年に生まれた日です。 「たったひとりしかいない自分を、たった1度しかない一生を、ほんとうにかがやか...

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投稿日:2009年07月27日(月) 09:08

今日7月24日は、古代最大のクーデターともいうべき「大化の改新」を 藤原鎌足 とともに成し遂げた中大兄皇子(なかのおうえのおうじ)が、661年に母親の斉明天皇の死後、執政をはじめた日です。皇子は、後に天智天皇となります。 645年に大化元年と定め、都を、それまでの飛鳥から難波(...

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投稿日:2009年07月24日(金) 09:03

今日7月23日は、尾崎紅葉とともに「紅露時代」と呼ばれる時代を築いた作家の幸田露伴(こうだ ろはん)が、1867年に生まれた日です。 幸田露伴は、東京と名が改められる直前の江戸に生まれ、文明開化の波がうちよせる明治時代に活躍した小説家です。 小説家として露伴の名が世にでたのは、...

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投稿日:2009年07月23日(木) 09:03

今日7月22日は、オーストリアの司祭で、植物学研究を行い、メンデルの法則と呼ばれる遺伝に関する法則を発見したメンデルが、1822年に生まれた日です。 「親と子どもは、なぜ、よく似るのだろう」 むかしからのこの疑問を、エンドウ豆の実験でときあかしたのが、ヨハン・グレゴール・メンデ...

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投稿日:2009年07月22日(水) 09:11

今日7月21日は、『日はまた昇る』『武器よさらば』『老人と海』などを著したアメリカの小説家ヘミングウェイが、1899年に生まれた日です。 アーネスト・ヘミングウェイは、シカゴ郊外のオークパークに生まれました。幼ないころから医者だった父から、釣りや狩猟の手ほどきを受け、山野をかけ...

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投稿日:2009年07月21日(火) 09:23

今日7月17日は、江戸幕府の第3代将軍として、参勤交代制、キリシタンの禁制、鎖国などを断行して、幕府の全国支配体制を確立した徳川家光(とくがわ いえみつ)が、1604年に生まれた日です。 徳川家光は、2代将軍秀忠の次男として生まれましたが、兄は2年まえに亡くなっていたので、長男...

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投稿日:2009年07月17日(金) 09:04

今日7月16日は、貧しい人たちへの気遣いや家族思いの万葉歌人・山上憶良(やまのうえの おくら)が、733年に亡くなったといわれる日です。 660年に生まれた山上憶良は、『万葉集』に70数首の歌を残している、奈良時代の初めのころの歌人です。 憶良は、宮廷につかえていました。しかし...

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投稿日:2009年07月16日(木) 09:29

今日7月15日は、「むらさき派」と呼ばれる明るい色調の『湖畔』、『読書』などの作品を描き、わが国の洋画の発展に大きな功績を残した画家・黒田清輝(くろだ せいき)が、1924年に亡くなった日です。 黒田清輝は、明治、大正時代に生きた洋画家です。1866年に薩摩藩(鹿児島)の身分の...

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投稿日:2009年07月15日(水) 09:02

おもしろ科学質問箱 20 これは、太陽が地球とは違って固体ではなく、気体の球だと知らされた子どもたちが感じた疑問です。たいていの大人も、同じような疑問を持ち続けていることでしょう。 むかしの科学者たちは、太陽と地球が1億5000万キロメートルも離れていることがわかってからも、太...

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投稿日:2009年07月14日(火) 10:06

7月13日の今日から16日までの4日間は、「お盆」といわれる行事です。お盆は、正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といいます。これは仏教の経文にあるウルランバナの略語です。[苦しみから救う] という意味があるそうで、こんな伝説が残されています。 「むかし、お釈迦様の弟子の中で、神...

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投稿日:2009年07月13日(月) 07:32

7月10日は、1821年に、江戸時代後期の測量家 伊能忠敬(いのう ただたか)が中心となって制作した日本全土の実測地図「大日本沿海輿地全図(だいにほんえんかいよちぜんず)」が完成し、江戸幕府に献上した日です。 忠敬は1745年に、上総国小関村(現千葉県九十九里町小関)の名主の家...

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投稿日:2009年07月10日(金) 08:58

おもしろ「言葉」のおこり 10 ● 気の毒 もともとは、自分の心や気分にとって毒になること、気がもめたり気がかりになったりして腹立たしく思うこと、自分に苦痛があること──などを「気の毒」といったようです。このように、自分自身への言葉だったのが、たとえ他人の苦痛でも自分の心を痛め...

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投稿日:2009年07月09日(木) 09:48

おもしろ科学質問箱 19 プラスチックは、私たちの毎日の生活に欠かすことができません。プラスチックという言葉は「好きな形にできる」という意味の形容詞で、熱を加えるとプラスチックは粘土のようになり、冷えるとそのままの形を保つ性質があるために、こう呼ばれます。 プラスチックの本質は...

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投稿日:2009年07月08日(水) 07:54

7月7日は、江戸時代初期の仙台藩主伊達政宗の家臣で、慶長遣欧使節団を率いてヨーロッパへ渡航した支倉常長(はせくら つねなが)が、1622年に亡くなった日です。 1613年の秋、仙台の西の月ノ浦港から、1せきの大きな船がヨーロッパへむかって出帆しました。船には、仙台藩主伊達政宗の...

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投稿日:2009年07月07日(火) 09:05

7月6日は、フランスの細菌学者、化学者のパスツールが、1885年に狂犬病ワクチンを初めて人体に接種した日です。パスツールは、ドイツの コッホ と並び、近代細菌学の開祖といわれています。 ルイ・パスツールはフランスのいなか町に、1822年皮なめし職人の息子として生まれました。地元...

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投稿日:2009年07月06日(月) 09:45

今日7月3日は、『変身』『審判』『城』など、孤独と不安に悩む人間が陥る非現実的な世界を描き、現代世界文学に大きな影響を与えたチェコの作家カフカが、1883年に生まれた日です。 プラハのユダヤ人の家庭に生まれたカフカは、プラハ大学入学、当初は哲学専攻を希望していましたが、父親から...

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投稿日:2009年07月03日(金) 06:48

今日7月2日は、ロシアを代表する劇作家であり、短編小説家でチェーホフが、1904年に亡くなった日です。 「人間には、だれにだって、よろこびもあれば悲しみもある。だから人間は、たとえ苦しくても生きていかなければならない」 このような考えで、だれにでもわかる劇や小説を書いたアントン...

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投稿日:2009年07月02日(木) 10:22

今日7月1日は、奈良時代に遣唐留学生として中国(唐)にわたり、唐朝の高官に登るも日本への帰国が果たせなかった歌人・阿倍仲麻呂(あべの なかまろ)が、770年に唐で亡くなったといわれている日です。 日本の朝廷は、630年から894年までの264年間に15回にわたって、中国で栄えて...

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投稿日:2009年07月01日(水) 09:10

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)