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新着情報【2007年08月】

昨日のブログで、イタリア・フィレンツェの「ウフィツ美術館」にある、ボッティチェリの名画「プリマベーラ」(春)を紹介しましたが、この絵について調べているうちに、実に興味深いことが判りました。そのいくつかを記してみることにします。 (1) 「ウフィツ美術館」の名称の意味 この絵を所...

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投稿日:2007年08月31日(金) 09:18

私の好きな名画・気になる名画 2 ボッティチェリ「プリマベーラ」(春)は、イタリア・フィレンツェの「ウフィツ美術館」にあり、2.03m×3.14m の大きな絵です。フィレンツェは、ルネッサンスが花開いた都市としても有名で、14世紀末から16世紀始めころまで、都市国家...

登録カテゴリ: 私の好きな名画・気になる名画

投稿日:2007年08月30日(木) 09:33

今日8月29日は、詩人、劇作家、エッセイストとして活躍し、ノーベル文学賞を受賞したメーテルリンクが、1862年に生まれた日です。 「病気のむすめのために、青い鳥をさがしてきておくれ。青い鳥さえあれば、あの子はしあわせになれるのだからね」 クリスマスの前の晩、貧しい木こりの息子チ...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2007年08月29日(水) 09:59

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 11] 昔ある村に、2か月も3か月も雨の降らないことがありました。 そんなある晩のこと。ひとりの少女が木でできたひしゃくを持ち、水をさがし歩いていました。重い病気になったお母さんが「死ぬ前に...

登録カテゴリ: おもしろ民話集

投稿日:2007年08月28日(火) 10:11

今日8月27日は、江戸時代の初期、独学で儒学、国文学、医学、博物学を学び、わが国はじめての博物誌 「大和本草」 などを著わした貝原益軒が、1714年に亡くなった日です。   貝原益軒は1630年、筑前国(福岡県)の福岡城のなかで生まれました。父が、藩医として、黒田侯に...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2007年08月27日(月) 10:06

こうすれば子どもはしっかり育つ「良い子の育てかた」 50   「うちの子は、負けずきらいで困ります」 という言葉をよく耳にします。ところが 「困ります」 という言葉の裏側に 「そんな強い心を持った子なんですよ」 と言った、むしろ、わが子自慢のにおいが感じられることがあ...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2007年08月24日(金) 09:41

私の好きな名画・気になる名画 1 スペインの首都マドリッドに「プラド美術館」があります。「ラス・メニーナス」(女官たち)は、たくさんある大作の中でもひときわ大きな作品(3.18m×2.76m)です。はじめてこの絵に対面したのは、昨日記した通り、1987年の海外旅行の...

登録カテゴリ: 私の好きな名画・気になる名画

投稿日:2007年08月23日(木) 10:05

私の趣味は何かと聞かれれば、名画・名曲鑑賞、作曲(といってもギターで和音を弾きながらメロディをこしらえる程度)および読書といってよいでしょう。 名画の鑑賞は、高校も大学も自宅から上野を経由したこともあり、上野公園にある国立西洋美術館にはよくでかけたものでした。美術館の庭には、ロ...

登録カテゴリ: 私の好きな名画・気になる名画

投稿日:2007年08月22日(水) 09:24

こうすれば子どもはしっかり育つ「良い子の育てかた」 49   子どもというのは、道を歩いていて、ちょっとした土の山があれば登りたがり、穴をみつければわざと足を入れてしまうほど、好奇心が旺盛です。 こんなときの子どもに対する母親の態度は、およそ2つの型に分けられます。 ...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2007年08月21日(火) 09:46

今日8月20日は、江戸時代の末期、長州藩に非正規軍「奇兵隊」を組織して幕府軍と戦った志士・高杉晋作が、1839年に生まれた日です。 新しい日本の夜明けをひらいた明治維新にいたる道のりのなかで、長州藩(山口県)のはたした役割は大きなものでした。幕府をおいつめるたたかいに、大胆に、...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2007年08月20日(月) 09:53

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 10] 昔あるところに、おじいさんの羊飼いが一人で住んでいました。 ところが、おじいさんの飼っている羊たちは、みんな気が強くて、おじいさんの言うことなどちっとも聞きません。夕方、羊たちを呼び...

登録カテゴリ: おもしろ民話集

投稿日:2007年08月17日(金) 10:39

こうすれば子どもはしっかり育つ「良い子の育てかた」 48 ある私鉄の始発電車に乗りこんだときのことです。 ホームに並んでいる人の列の中に母親と男の子がいました。電車のドアが開くと、その子どもが列を乱して前の方へ行き、横から割りこむようにして車内へとびこみ、席をとりました。そして...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2007年08月10日(金) 09:06

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 9] むかし、子どものいない王様とおきさきが3人の妖精を呼んで、むすこがほしいから、魔法の力をかしてくれるように頼みました。すると、願いがかなって、9か月ののちに、かわいい王子が生まれました...

登録カテゴリ: おもしろ民話集

投稿日:2007年08月09日(木) 09:15

こうすれば子どもはしっかり育つ「良い子の育てかた」 47 「どうしてそんなことするの」 「どうして泣くの」 「どうしてそんないたずらするの」 「どうしてわからないの」 「どうして言うことをきかないの」 「どうしてそんなバ力なことするの」 「どうしておとなしくできないの」 「どう...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2007年08月08日(水) 09:48

昨日8月6日は 「広島に原爆が落とされた日」として紹介しましたが、9日が「長崎市に2発目の原爆が投下された日」、15日が「太平洋戦争に敗れた日」であることから、8月という月は、親子で戦争について考えるよいチャンスでもあります。 でも、ばくぜんと話をするのでなく、戦争について描か...

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投稿日:2007年08月07日(火) 09:02

今日8月6日は、人類史上はじめて、原子爆弾が実戦使用された「悲しみの日」です。 太平洋戦争末期(62年前)の1945年8月6日午前8時すぎ、アメリカの爆撃機B29「エノラ・ゲイ」が広島市の上空にあらわれました。市の中心の上空にきたとき、爆撃機は、小型の落下傘を投下し、飛び去って...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2007年08月06日(月) 09:55

今年のフランス・カンヌ映画祭で、グランプリの栄誉に輝いた「殯(もがり)の森」(河瀬直美監督作品)は、次のような物語です。 [奈良県東部の山間地。自然豊かなこの里に、旧家を改装したグループホームがある。ここでは軽度の認知症を患った人たちが、介護スタッフとともに共同生活をしている。...

登録カテゴリ: 今週のへぇー !?

投稿日:2007年08月03日(金) 09:11

 今日8月2日は、江戸時代の前期に民衆芸術としての浮世絵を創始した画家・菱川師宣が、1694年に亡くなった日です。 江戸時代に、町の人びとのすがたや生活のようすをえがいた、浮世絵とよばれる日本画が発達しました。菱川師宣は、その浮世絵を世に広めた、江戸時代初めのころの画...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2007年08月02日(木) 09:08

こうすれば子どもはしっかり育つ「良い子の育てかた」 46 ある日のことです。小学校で、何かの行事でもあったのでしょう。母と子が連れだって、校門をでてきました。母親の手を肩に受けて、子どもは、とっても楽しそうです。 ところが、そのうしろを歩いていると、母親が子どもに語りかけている...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2007年08月01日(水) 09:16

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)