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新着情報【2011年01月】

今日1月31日は、世界じゅうの子どもたちや大人に大人気の『クマのプーさん』シリーズを著したイギリスの児童文学者・詩人のミルンが、1956年に亡くなった日です。 1882年にロンドンで生まれたアラン・アレクサンダー・ミルンは、子どもの頃に『透明人間』などの作品で「SFの父」といわ...

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投稿日:2011年01月31日(月) 06:55

「おもしろ古典落語」の5回目は、『三方一両損(さんぽういちりょうぞん)』(または『大岡裁き』) をお楽しみください。 (神田白壁町の長屋に住む左官の金太郎は、ある日柳原の土手で、神田堅大工町の大工・熊五郎名義の印形と書付、三両入った財布を拾いました。金太郎は、さっそく家を訪ねて...

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投稿日:2011年01月28日(金) 06:21

今日1月27日は、『十五夜お月さん』『七つの子』『しゃぼんだま』などの童謡や『波浮の港』『船頭小唄』などの歌謡の作詞家として、今も歌われる名品の数々を残した野口雨情が、1945年に亡くなった日です。 1882年、茨城県北部(現・北茨城市磯原町)の廻船問屋を営む名家の長男として生...

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投稿日:2011年01月27日(木) 06:45

「おもしろ古典落語」の4回目は、人気の高い一席『大山詣り(おおやまいり)』です。大山は丹沢山塊の東にあり、1253メートルの山の中腹にある神社は、商売繁盛にご利益があるということで人気のスポットでした。 (長屋の連中が大家の吉兵衛を先達に、大山詣りに出かけることになりました。去...

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投稿日:2011年01月26日(水) 07:40

今日1月25日は、不朽の児童文学といわれる『フランダースの犬』を著したイギリス出身の女流作家ウィーダが、 1908年に亡くなった日です。 ウィーダ(本名ルイーズ・ド・ラ・ラメー)は1839年、フランス人の父とイギリス人の母の子としてイギリスのサフォーク州に生まれました。20歳の...

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投稿日:2011年01月25日(火) 07:15

今日1月24日は、明治時代の社会主義者で、天皇の暗殺を企てたという疑いにかけられた幸徳秋水が、ちょうど100年前(1911年)に処刑された日です。 「資本家だけが自由で豊かな生活を楽しみ、働く人びとは不自由で貧しい生活に苦しむ世の中のしくみは、まちがっている。人間は、みんな平等...

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投稿日:2011年01月24日(月) 07:23

「おもしろ古典落語」の3回目は、これまた人気の高い落語のひとつ『出来心(できごころ)』(または『花色木綿』)というばかばかしい「お笑い」を一席。 (親方から、てめぇは素質がないから廃業しろと宣告されたドジでまぬけな泥棒。心を入れかえて悪事に励むと誓ったものの、大きな土蔵の塀を切...

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投稿日:2011年01月21日(金) 07:27

「おもしろ古典落語」の2回目は、これまた人気の高い落語のひとつ『時そば』というばかばかしい「お笑い」を一席。 「夜鷹そば」とも呼ばれた、屋台の二八そば屋へ、冬の寒い夜に飛びこんできた男がいます。「おうッ、何ができる? 花巻にしっぽく? しっぽく、ひとつこしらいてくんねえ。どうだ...

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投稿日:2011年01月20日(木) 07:53

今日1月19日は、『アッシャー家の崩壊』『黒猫』『モルグ街の殺人』など、恐怖や暗号などを駆使して開明的な推理小説を著したことで知られるアメリカの作家エドガー・アラン・ポーが、1809年に生まれた日です。 旅芸人の両親のあいだにボストンに生まれたポーは、生まれた直後に両親を失って...

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投稿日:2011年01月19日(水) 07:56

「寿限無(じゅげむ)」と並んで、もっとも人気の高い落語のひとつ「饅頭(まんじゅう)怖い」というばかばかしい「お笑い」を一席。 (暇をもてあました若者数人が集まって、それぞれ嫌いなもの、怖いものをいいあっていきます。皆んなで、「青大将(ヘビ)」「クモ」「アリ」などといっている中に...

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投稿日:2011年01月18日(火) 07:52

今日1月17日は、明治後期から大正期の社会運動家で、一時、無政府主義者(アナキスト)として知られた大杉栄が、1885年に生まれた日です。 香川県に生まれた大杉は、父が軍人だったため、軍人をめざして名古屋にあった陸軍幼年学校に入りましたが、軍隊に疑問を感じ、上官に反抗したため退校...

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投稿日:2011年01月17日(月) 07:27

今日1月14日は、江戸時代後期・幕末期の砲術家として活躍した高島秋帆が、1866年に亡くなった日です。 高島秋帆は1798年、長崎の代々町年寄(町政をあずかる役)の子として生まれました。高島家が、日本で唯一の海外と通じることができた出島に出入りできる家柄だったため、秋帆は、父の...

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投稿日:2011年01月14日(金) 07:24

今日1月13日は、『唐獅子図屏風』『洛中洛外図屏風』『山水花鳥図』など、室町時代から江戸時代まで日本画壇の中心だった[狩野派]を代表する狩野永徳(かのう えいとく)が、1543年に生まれた日です。 ふすま、障子、屏風(びょうぶ)、壁などにえがかれた絵を、障壁画といいます。織田信...

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投稿日:2011年01月13日(木) 07:33

今日1月12日は、『オリエント急行の殺人』『ナイルに死す』『そして誰もいなくなった』など、数々の話題作を著したイギリス生まれの推理作家アガサ・クリスティが、1976年に亡くなった日です。 アガサ・クリスティは、1891年にイギリスの南西部の港町トーキィに、アメリカ人実業家の父、...

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投稿日:2011年01月12日(水) 07:57

今日1月11日は、『スイスのロビンソン一家』のお話をこしらえたスイスの児童文学者で牧師のウィースが、1818年に生まれた日です。 1742年、スイスのベルンに生まれたヨハン・ダビット・ウィースは、ベルン大学で神学と哲学を学んだのちに牧師となりました。長男ルドルフら4人の息子をも...

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投稿日:2011年01月11日(火) 07:03

好評につき、続・小噺(こばなし)を紹介しましょう。 少しばかり頭の弱い親子の会話です。「兄さん、来年のお正月とお盆はどっちが先にくるの?」「そんなこと、来年にならなければ、わかるわけないよ」。それを聞いていた親父「さすがは兄貴だ、考えがしっかりしてる」 浅草の観音さまに泥棒が入...

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投稿日:2011年01月07日(金) 09:12

落語に親しむには、いくつかの小噺(こばなし)を覚えるのが、いちばんよろしいようで。 「向かいの空き地に囲いが出来たって」「へぇー!」 「えェー、天国の小噺です」「あのヨォー」 「このねずみおっきぃね」「ちっちゃいよ」「大きいだろ」「ちっちゃい」。するとねずみが、「チュー」 「ぼ...

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投稿日:2011年01月06日(木) 09:26

あけましておめでとうございます。 最近、江戸の庶民文化にふれているうち、「古典落語」 の奥深さに、あらためて目覚めています。落語には、子どもの頃、ラジオにしがみついて熱中したことがあり、37年前の「いずみ書房」創業以来、子ども向け落語シリーズを構想して、たくさんの落語関連資料を...

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投稿日:2011年01月05日(水) 06:30

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)