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小噺十席

落語に親しむには、いくつかの小噺(こばなし)を覚えるのが、いちばんよろしいようで。

「向かいの空き地に囲いが出来たって」「へぇー!」

「えェー、天国の小噺です」「あのヨォー」

「このねずみおっきぃね」「ちっちゃいよ」「大きいだろ」「ちっちゃい」。するとねずみが、「チュー」

「ぼくんち広くなったから、遊びにおいでよ」「引っ越したのか?」「父ちゃん、タンス売ったんだ」

「君の服にはいつも花があるね」「花なんてないよ」「だって、ボタンがあるだろ」

耳の遠い親子がありました。「おーい、せがれや。今そこを通ったのは、横町の山本さんじゃないかな」「何いってんだよ、おとっつぁん、横町の山本さんだよ」「ああ、そうかい、おれはてっきり、横町の山本さんかと思った」

「お兄ちゃん、背の高さ計ってあげる」「それじゃ、頼むよ」「ちょっとぉ、とどかないから、頭下げてくれない」

韓国や中国には、朴(ぼく)さんとか荘(そう)さんといった名前の方がいらっしゃいます。朴さんが、荘さんに電話をしました。「ぼく、ぼくですけど、そうさんいますか」「はい、そうです」

友だちが集まって、ふぐ汁を食べようということになりました。でも、当たると大変ということで、だれも先に手をつけません。「橋の下にいるこじきに食わせてやろう」「そいつはいい、あとで見にいって、あいつがまだ生きていたら、おれたちも、安心して食える」
ひどいやつらがあったもんです。こじきに一杯ふるまうと、時間を見計らって、のぞいてみましたが、ぴんぴんしています。みんなは安心してふぐ汁に舌鼓をうち、また橋の下にでかけて「ふぐ汁はうまかったな」と、こじきに声をかけました。すると「みなさん、お食べになったんで…、それじゃ大丈夫、私も食べることにいたしましょう」

「おい、このカメは長生きするだろうな」「カメは万年っていいますもんね」「ほんとに生きるのか」「ほんとですとも」。夜店でカメを買った男が朝起きると、カメが死んでいます。かんかんになった男は、夜店のおやじに文句をいいますと、すずしい顔で「そうですか、今朝が万年目だったんですなぁ」


「1月6日にあった主なできごと」

1215年 北条時政死去…鎌倉時代の初期、源頼朝の打ちたてた鎌倉幕府の実権を握り、北条氏の執権政治の基礎を築いた武将・北条時政 が亡くなりました。

1412年 ジャンヌ・ダルク誕生…「百年戦争」 でイギリス軍からフランスを救った少女 ジャンヌ・ダルク が生まれました。

1706年 フランクリン誕生…アメリカ独立に多大な貢献をした政治家、外交官、また著述家、物理学者、気象学者として多岐な分野で活躍した フランクリン が生まれました。

1822年 シュリーマン誕生…少年時代 「子ども世界史」 という本で読んだ伝説だというトロヤ戦争が、ほんとうにあったことだと信じ、トロヤの遺跡を掘りおこした シュリーマン が生まれました。

1831年 良寛死去…自然や子どもを愛しながら、歌人・詩人・書家として生きた僧侶 良寛 が亡くなりました。

1884年 メンデル死去…オーストリアの司祭で、植物学研究を行い、メンデルの法則と呼ばれる遺伝に関する法則を発見した メンデル が亡くなりました。

1887年 シャーロック・ホームズ登場…イギリスの推理作家コナン・ドイルは、『緋色の研究』の中で名探偵シャーロック・ホームズを初めて登場させました。

1912年 大陸移動説…ドイツの地理学者ウェゲナーは、地球上の大陸は一つの大きな大陸が分裂・移動して生まれたという「大陸移動説」を学会で発表。長い間否定されていましたが、1950年代の磁力計の進歩によって、現在は定説となっています。

投稿日:2011年01月06日(木) 09:26

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)