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新着情報【2013年03月】

「おもしろ古典落語」の112回目は、『たらちね』というお笑いの一席をお楽しみください。 「大家さん、八五郎です。遅くなってすいません。少しかぜをひいて、仕事を休んでましたもんで。やはり、店賃の催促で?」「そうじゃない。おまえはこれまで、きちんと払ってきたんだ。少しくらい遅れても...

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投稿日:2013年03月29日(金) 05:08

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 78] むかし、あるところに、心のやさしいじいさまがいました。ある日、じいさまが町へ行っての帰り、子どもらが小さな犬に縄をつけてをいじめているところに出くわしました。かわいそうに思ったじいさ...

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投稿日:2013年03月28日(木) 05:45

今日3月27日は、明治時代の海軍軍人で、日露戦争の際、果敢な戦いと部下を思うあまりに戦死したことで「軍神」と神格化された広瀬武夫(ひろせ たけお)が、1904年に亡くなった日です。 1868年、豊後国竹田(現・大分県竹田市)に旧藩士の子として生まれた広瀬武夫は、幼いころに母親が...

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投稿日:2013年03月27日(水) 05:26

今日3月26日は、初代韓国統監を務めていた伊藤博文を暗殺した朝鮮の安重根(あんじゅうこん=アン・ジュングン)が、1910年に死刑になった日です。安は、当時の朝鮮を統治していた日本側からはテロリスト、支配されていた朝鮮(とくに韓国)側からは義士としてたたえられています。 1879...

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投稿日:2013年03月26日(火) 05:07

今日3月25日は、『海の幸』や『わだつみのいろこの宮』など、近代日本美術史上の傑作といわれる作品を生み出しながら、放浪の末に若くして病死した洋画家の青木繁(あおき しげる)が、1911年に亡くなった日です。 1882年福岡県久留米市に、旧有馬藩士の長男として生まれた青木繁は、高...

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投稿日:2013年03月25日(月) 06:43

「おもしろ古典落語」の111回目は、『そこつの使者(ししゃ)』というお笑いの一席をお楽しみください。 むかし、ある大名の家臣に、地武太治部右衛門(じぶたじぶえもん)という方がおりました。この人は、そそっかしいだけでなく、のんき者でした。そこが面白いというので殿さまの大のお気に入...

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投稿日:2013年03月22日(金) 05:15

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 77] 昔、あるところに働きもので気立てのよい娘がありました。ところが、この娘の苦の種は大きな屁(へ・おなら) が出ることでした。これでは嫁のもらい手がないと、母親は嘆いていましたが、縁があ...

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投稿日:2013年03月21日(木) 05:02

今日3月19日は、明治末から昭和前期にかけて、日本の洋画界の指導的役割を果たしてきた藤島武二(ふじしま たけじ)が、1943年に亡くなった日です。 1867年、薩摩藩(鹿児島)藩士の子として生まれた藤島武二は、幼少のころから絵に興味を持ち、小学時代には北斎漫画をまねて描いたり、...

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投稿日:2013年03月19日(火) 06:42

今日3月18日は、ロシア国民学派五人組のひとりで、交響組曲『シェエラザード』『スペイン奇想曲』など、管弦楽曲や民族色豊かなオペラを数多く残したロシアの作曲家リムスキー・コルサコフが、1844年に生まれた日です。 ロシア北西部ノブゴロドに、軍人貴族の家庭に生まれたリムスキー・コル...

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投稿日:2013年03月18日(月) 09:46

「おもしろ古典落語」の110回目は、『しめこみ』というお笑いの一席をお楽しみください。 「しめこみ」といっても、お相撲さんの「まわし」のことではありません。ちょっとまぬけな「空き巣ねらい」の泥棒の話です。「こんにちは、お留守ですか? えー、表があけっぱなしになって、ぶっそうです...

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投稿日:2013年03月15日(金) 05:39

今日3月14日は、人道主義・理想主義をかかげる「白樺派」を代表する詩人の千家元麿(せんげ もとまろ)が、1948年に亡くなった日です。 1888年、東京・麹町に生まれた千家元麿の父は出雲大社の宮司で、後に東京府知事を経て西園寺内閣の司法大臣となった男爵千家尊福(たかとみ)でした...

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投稿日:2013年03月14日(木) 05:25

今日3月13日は、『日本道徳論』を著し、啓蒙思想家として活躍した西村茂樹(にしむら しげき)が、1828年に生まれた日です。 佐倉藩の支藩の子として江戸藩邸に生まれた西村茂樹は、10歳のときに藩校の成徳書院に入って儒学や兵学を学びました。1850年、砲術修業のため大塚同庵から砲...

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投稿日:2013年03月13日(水) 05:36

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 76] むかし、ある小さな村に、正直じいさんと欲ばりじいさんが、隣りあって住んでいました。正月のはじめ、正直じいさんは、欲ばりじいさんに、正月のあいさつに行きました。「おめでとうございます。...

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投稿日:2013年03月12日(火) 05:28

今日3月11日は、甲斐(山梨)武田家第20代当主として、信玄の領国拡大方針を継承するものの「長篠の戦い」に敗れたことがきっかけとなって、武田家を滅亡させた武田勝頼(たけだ かつより)が、1582年に亡くなった日です。 武田信玄と同盟関係にある諏訪頼重の娘の子(信玄の4男)として...

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投稿日:2013年03月11日(月) 06:14

「おもしろ古典落語」の109回目は、『笑(わら)い茸(だけ)』というお笑いの一席をお楽しみください。 生まれてから笑ったことのないという人がありました。仏具屋の頂兵衛、つめて「仏頂」さんという人で、年が四十五歳。無愛想な顔とか、ふくれっ面なんかを仏頂面(ぶっちょうづら)というの...

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投稿日:2013年03月08日(金) 05:06

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 75] 昔むかしある島に、アナンシという悪ものが住んでいました。アナンシは、いつもは人間ですが、時どきクモになったりします。このアナンシの家の近くに、「五」という名の魔女が住んでいました。「...

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投稿日:2013年03月07日(木) 05:50

今日3月6日は、小説『野火』『武蔵野夫人』『花影』、伝記『中原中也』などを著し、フランス文学の翻訳家としても活躍した大岡昇平(おおおか しょうへい)が、1909年に生まれた日です。 東京牛込に生まれた大岡昇平は、幼いころから文学に関心をもち、10歳のころには「赤い鳥」に童謡を投...

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投稿日:2013年03月06日(水) 05:38

今日3月5日は、生物学者として性教育の啓発と産児制限を提唱し、政治家として治安維持法改悪反対を訴えた山本宣治(やまもと せんじ)が、1929年に暗殺された日です。 1889年、京都新京極の商家の1人息子として生まれた山本宣治(「山宣」の愛称で親しまれた) は、病弱だったために神...

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投稿日:2013年03月05日(火) 05:20

今日3月4日は、原子物理学理論をわかりやすく解説した啓蒙書を多く著わしたことで知られる、ロシア生まれのアメリカの理論物理学者のガモフが、1904年に生まれた日です。 帝政ロシア時代に黒海北西部の都市オデッサに生まれたジョージ・ガモフは、1928年にレニングラード大学を卒業後、イ...

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投稿日:2013年03月04日(月) 05:59

今日3月1日は、『修禅寺物語』『番町皿屋敷』など新歌舞伎の戯曲や、わが国初となる捕り物小説『半七捕物帳』を著わした作家の岡本綺堂(おかもと きどう)が、1939年に亡くなった日です。 1872年、元徳川幕府の御家人の子として東京高輪に生まれた岡本綺堂(本名・敬二)は、父から漢詩...

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投稿日:2013年03月01日(金) 05:31

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)