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新着情報【2013年01月】

今日1月31日は、第1回芥川賞を受賞した『蒼氓(そうぼう)』、発禁となった『生きてゐる兵隊』、映画化された『人間の壁』『金環蝕』の原作を著すなど、社会に眼をむけた作品を多く残した石川達三(いしかわ たつぞう)が、1985年に亡くなった日です。 1905年秋田県横手町(現・横手市...

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投稿日:2013年01月31日(木) 05:11

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 71] むかしある村に、古くて小さな農家がありました。この家には、おじいさんとおばあさんと、幼い孫の3人が住んでいて、家の片隅にりっぱな馬が一頭いました。 ある晩のことです。その馬を盗もうと...

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投稿日:2013年01月30日(水) 05:44

今日1月29日は、『あすなろ物語』『しろばんば』『氷壁』『敦煌(とんこう)』など、たくさんの小説を著わし、文化勲章を受章した作家・井上靖(いのうえ やすし)が、1991年に亡くなった日です。 1907年、北海道旭川に軍医の子として生まれた井上靖は、6歳の時父母のもとをはなれ、伊...

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投稿日:2013年01月29日(火) 05:11

今日1月28日は、イギリス・エリザベス朝の時代に「世界一周」をなしとげた航海者で、スペインの「無敵艦隊」を撃破したことで知られるドレイクが、1596年に亡くなった日です。イギリスでは、海外発展の基礎を築いた国民的な英雄とされ、「サー」(卿) の称号をえていますが、海賊行為に苦し...

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投稿日:2013年01月28日(月) 05:47

「おもしろ古典落語」の103回目は、『しの字(じ)ぎらい』というお笑いの一席をお楽しみください。 「権助や」「へぇ、なにかご用ですか?」「用というわけじゃないが、いまは正月だ。正月になにか縁起が悪いことがあると、一年中いやなことがあっちゃいけねぇ。そこで、おまえにいいわたすが、...

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投稿日:2013年01月25日(金) 05:33

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 70] むかし、ある川の近くに1羽のめんどりがすんでいました。めんどりは、毎朝のように、えさをひろいに川に下りていきます。この川には、大きなわにが住んでいて、「なかなかうまそうな、めんどりだ...

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投稿日:2013年01月24日(木) 05:11

今日1月23日は、『叫び』『思春期』『マドンナ』などの作者として、国際的に著名なノルウェーの国民的画家ムンクが、1944年に亡くなった日です。 1863年、ノルウェー南部のローテンに医者の子として生まれたエドバルド・ムンクは、翌年には当時クリスチャニアとよばれていたオスロへ移住...

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投稿日:2013年01月23日(水) 05:52

今日1月22日は、三島由紀夫らとともに戦後派の作家とされ、『砂の女』『他人の顔』『燃えつきた地図』『箱男』など、海外でも高く評価されている作家の安部公房(あべ こうぼう)が、1993年に亡くなった日です。 1924年、東京・滝野川の医師の子として生まれた安部公房は、幼少のころか...

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投稿日:2013年01月22日(火) 05:26

今日1月21日は、自伝的長編小説『伸子』や『播州平野』などを著わし、プロレタリア文学のリーダーとして、軍部の圧力にめげず、ねばり強く生きぬいた宮本百合子(みやもと ゆりこ)が、1951年に亡くなった日です。 1899年、大正時代の著名な建築家中条精一郎の長女として、東京・小石川...

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投稿日:2013年01月21日(月) 05:04

「おもしろ古典落語」の102回目は、『藪入(やぶい)り』というお笑いの一席をお楽しみください。 昔、世の中がまずしかったころ、男の子は小学校を終えると、たいていは奉公に出されました。商店の小僧として住みこむのが常で、休日は、「藪入り」という正月とお盆の16日、年に2回というのが...

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投稿日:2013年01月18日(金) 05:36

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 69] 昔ある山奥の小屋に、ひとりの貧しいおじいさんが住んでいました。おじいさんは、毎日、薪をかついで、町へ売りにいくことで暮らしをたてていました。この日も朝早くから、薪の束をかついで、山を...

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投稿日:2013年01月17日(木) 05:55

今日1月16日は、地方の一代官でありながら、西洋砲術を幕末に活躍する多くの志士に教え、幕閣入りを果たして江戸湾防備につとめた江川英龍(えがわ ひでたつ)が、1855年に亡くなった日です。 1801年、伊豆国韮山(にらやま)の豪族で、鎌倉時代から代々江川太郎左衛門を名乗る35代目...

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投稿日:2013年01月16日(水) 05:46

今日1月15日は、黒人の公民権運動を指導し、ノーベル平和賞を受賞したアメリカ合衆国のキング牧師が、1929年に生れた日です。 1862年リンカーン大統領によって行われた「奴隷解放宣言」により、アメリカ合衆国での奴隷制は廃止されました。しかし、人種差別が撤廃されたわけでなく、公共...

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投稿日:2013年01月15日(火) 05:31

「おもしろ古典落語」の101回目は、『かつぎ屋(や)』というお笑いの一席をお楽しみください。 呉服屋の旦那は、度をこした縁起かつぎ屋です。目をさませば寝て見た夢を気に病み、朝茶に茶柱が立てばきげんを直し、歩きだして下駄の鼻緒が切れれば、そのまま外出をとりやめるほど。「凶は吉に返...

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投稿日:2013年01月11日(金) 05:53

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 68] むかしある寒い国に、夫婦二人で暮らしている家がありました。ご主人は長い冬にそなえて、おけにいっぱいバターをこしらえると、おかみさんにいいました。「さぁ、おいしいバターができあがったぞ...

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投稿日:2013年01月10日(木) 05:31

今日1月9日は、ナポレオン1世の甥で、フランス第二帝政の皇帝となったナポレオン3世が、1873年に亡くなった日です。 1808年、フランス皇帝ナポレオン1世の弟でオランダ王ルイの子として生まれたシャルル・ルイ・ナポレオン・ボナパルトは、1815年に叔父のナポレオン1世が没落した...

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投稿日:2013年01月09日(水) 05:17

今日1月8日は、中華人民共和国の建国から亡くなるまで、一貫して首相を務めた周恩来(しゅう おんらい)が、1976年に亡くなった日です。1972年に、日中共同声明に調印したことでも知られています。 1898年江蘇省淮安(わいあん)県の官僚地主の家に生まれた周恩来は、中学卒業後の1...

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投稿日:2013年01月08日(火) 05:02

今日1月7日は、江戸時代後期に活躍した浮世絵師の歌川豊国(うたがわ とよくに)が、1825年に亡くなった日です。 1769年、木彫りの人形師の子として江戸に生れた歌川豊国(本名・倉橋熊吉)は、少年期に父の友人だった歌川派の創始者・歌川豊春の門下として学び、1786年には黄表紙の...

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投稿日:2013年01月07日(月) 05:45

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)