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新着情報【2011年12月】

今日12月27日は、児童向動物文学の傑作をたくさん著わした作家の椋鳩十(むく はとじゅう)が、1987年に亡くなった日です。 1905年、長野県南部・喬木村の牧場主の家に生れた椋鳩十(本名・久保田彦穂)は、少年の頃から父親に連れられて近くの山へ狩りにでかけたり、猟師たちからさま...

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投稿日:2011年12月27日(火) 07:11

今日12月26日は、ホメロスが紀元前800年ころに書いたといわれる 「イリアス」 「オデュッセイア」 に出てくる伝説の都市トロヤが、実在することを発掘によって証明したドイツの考古学者で実業家のシュリーマンが、1890年に亡くなった日です。 1822年、プロイセン(ドイツ)北部の...

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投稿日:2011年12月26日(月) 07:32

「おもしろ古典落語」の54回目は、『ねこの災難(さいなん)』というお笑いの一席をお楽しみください。 めっぽう酒好きな熊五郎。朝湯から帰って一杯やりたいと思っても、先立つものがありません。「たまの休みだというのに、なんとかして飲めねぇかな」「あら、熊さん帰ってたの?」「ああ、お隣...

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投稿日:2011年12月22日(木) 06:34

今日12月21日は、中世イタリアの作家で「散文の父」といわれるボッカチョが、1375年に亡くなった日です。 1313年に、イタリア西部にある都市国家フィレンツェ商人とフランス人の母の間に生まれたジョバンニ・ボッカチョは、フィレンツェで幼少年期をすごし、家庭教師の指導でダンテの作...

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投稿日:2011年12月21日(水) 07:48

今日12月20日は、19世紀ドイツの指導的歴史学者のランケが、1795年に生まれた日です。 プロイセン・ザクセン選帝侯国のビーエに、代々ルター派の牧師の家に生まれたレオポルト・ランケは、ライプチヒ大学に入学して神学と古代文献学を研究し、中世史料の扱い方を習得しました。 卒業後、...

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投稿日:2011年12月20日(火) 05:34

今日12月19日は、幕末・明治・大正期に活躍した「最後の文人画家」といわれる富岡鉄斎(とみおか てっさい)が、1837年に生まれた日です。 京都に生まれた鉄斎は、幼少のころから富岡家の家学である心学を学び、15歳ころから平田派の国学を修め、儒学、漢学詩文などを究めました。18歳...

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投稿日:2011年12月19日(月) 06:09

「おもしろ古典落語」の53回目は、『桃太郎(ももたろう)』というお笑いの一席をお楽しみください。 昔話を親が語ってやるかたわらで、子どもが寝入って「子どもなんてものは、罪のねぇもんだ…」なんていう風景はよくみられましたが、ただいまの子どもは、なかなか寝つかなくなり...

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投稿日:2011年12月16日(金) 06:41

今日12月15日は、パリのシンボルとして知られる「エッフェル塔」を企画・設計したフランスの技師で建設業者のエッフェルが、1832年に生まれた日です。 フランス中東部・ブルゴーニュ地方のディジョンに生まれたアレクサンドル・ギュスターブ・エッフェルは、1850年パリに出て、理工科学...

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投稿日:2011年12月15日(木) 06:30

今日12月14日は、望遠鏡時代がはじまる前の最大の天文観測家といわれるデンマークのブラーエが、1546年に生まれた日です。 デンマークの貴族の家に生まれたチコ・ブラーエは、コペンハーゲンの大学で古典的教養を身につけ、政治家をめざしましたが、1560年に予告された通り部分日食が始...

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投稿日:2011年12月14日(水) 07:04

今日12月13日は、平清盛の次女で、高倉天皇の中宮となり、安徳天皇の生母である平徳子(たいらの とくこ)─院号・建礼門院(けんれいもんいん)が、「壇ノ浦の戦い」で入水するも助け出され、京都・大原の寂光院(じゃっこういん)で、1214年に亡くなった日です。 1155年、平清盛 と...

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投稿日:2011年12月13日(火) 06:38

今日12月12日は、数奇な運命からアメリカに渡り、幕末に通訳で活躍した浜田彦蔵(はまだ ひこぞう)・英語名ジョセフ・ヒコが、1897年に亡くなった日です。日本人として初めて米国籍を得、幕末の木戸孝允、西郷隆盛、伊藤博文らに、アメリカの民主政治を語って、開眼させたことでも知られて...

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投稿日:2011年12月12日(月) 06:37

「おもしろ古典落語」の52回目は、『豆屋(まめや)』というお笑いの一席をお楽しみください。 「八百勝さん、2円借りてきました」「おお、元気にやってきたな、そうか、隠居のおじさんが貸してくれたんだな。ところでおまえさんは素人だ。表通りばかりを商いしてたんじゃいけないよ」「へぇ」「...

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投稿日:2011年12月09日(金) 06:44

今日12月8日は、歌人で国文学者の土屋文明(つちや ぶんめい)が、1990年に亡くなった日です。 1890年、現在の高崎市の農家に生まれた土屋は、幼少期から教師だった伯父の家で育てられ、その影響で文学を志すようになり、旧制高崎中学在学中から俳句や短歌を『ホトトギス』へ投稿するよ...

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投稿日:2011年12月08日(木) 07:27

今日12月7日は、明治期の元老院議長で、日本赤十字社の創始者となった佐野常民(さの つねたみ)が、1902年に亡くなった日です。 1823年、佐賀藩士下村家の子として現在の佐賀市に生まれた常民は、のちに藩医佐野家の養子となり、藩校の弘道館などで漢学・儒学・医学を学びました。 当...

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投稿日:2011年12月07日(水) 06:49

今日12月6日は、中国の孫文らを支援して、「辛亥革命」を支えた革命家の宮崎滔天(みやざき とうてん)が、1922年に亡くなった日です。 1871年、肥後国(現在の熊本県荒尾市)郷士の11人兄弟の末弟として生まれた滔天(本名・虎蔵)は、西郷に味方して西南戦争に敗死した民権論者だっ...

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投稿日:2011年12月06日(火) 15:02

今日12月5日は、大正・昭和期の小説家、文芸評論家の広津和郎(ひろつ かずお)が、1891年に生まれた日です。 作家の広津柳浪(りゅうろう)の次男として東京に生まれた和郎は、早稲田大学英文科に在学中から短編小説や翻訳を同人誌などに投稿したりしていましたが、卒業後に文芸評論家とし...

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投稿日:2011年12月05日(月) 06:38

今日12月2日は、フランスの韻文の劇作家で『シラノ・ド・ベルジュラック』の作者として知られるロスタンが、1918年に亡くなった日です。 1864年にマルセイユの豊かな商人の家に生まれたエドモン・ロスタンは、パリ大学に学び、弁護士・外交官など将来どんな道に進むか迷ったようです。や...

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投稿日:2011年12月02日(金) 04:59

「おもしろ古典落語」の51回目は、『素人(しろうと)うなぎ』というお笑いの一席をお楽しみください。 徳川幕府が終わって、明治の新しい政府ができたころのお話です。「おや、中村のお殿さまじゃございませんか、どちらへ」「おう、神田川の金か、もうわしは武士じゃないから、殿さまなんていっ...

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投稿日:2011年12月01日(木) 08:07

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)