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新着情報【2013年08月】

今日8月30日は、『紀ノ川』『華岡青洲の妻』『複合汚染』『恍惚の人』など、歴史や古典芸能、社会問題まで広いテーマの話題作を多く著した作家の有吉佐和子(ありよし さわこ)が、1984年に亡くなった日です。 1931年、和歌山市に生まれた有吉佐和子は、父の転勤のために小学時代は旧オ...

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投稿日:2013年08月30日(金) 05:56

「おもしろ古典落語」129回目は、『おしの釣(つ)り』というお笑いの一席をお楽しみください。 「おいおい、与太郎、そんなとこへ突っ立ったまんま笑っているやつがあるか」 「えへへ、どうも、七兵衛さん、驚いた」 「妙なあいさつだな」 「なんだってね、七兵衛さんは、釣の名人だって、ほ...

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投稿日:2013年08月29日(木) 05:16

今日8月28日は、織田信長と同盟を結び、近江一帯をおさめる戦国大名となった浅井長政(あさい ながまさ)が、信長と不和になって敗れ、1573年に自刃した日です。 浅井(あざいともいう)家の祖先は、鎌倉時代より北近江(滋賀県北部)に土着して、守護・京極氏の家臣として仕えてきました。...

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投稿日:2013年08月28日(水) 05:51

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 97] むかしむかし、ある町に、どこか暗い感じの大きな古い家がありました。その家には、人はだれも住んでいませんが、お化けがいたため、ずっと空き家になっているのでした。こまった家主は、「お化け...

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投稿日:2013年08月27日(火) 05:02

たまには、子どもたちに身近な科学のおもしろさを、お話ししてあげましょう。「おもしろ科学質問箱 26」 雷は、光った瞬間にドカン、バリバリという激しい音をたてて落ちます。それを離れたところで聞くと、ゴロゴロという音が、あとから聞こえてきます。 光は、1秒間に30万km、地球を7ま...

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投稿日:2013年08月26日(月) 05:49

「おもしろ古典落語」の128回目は、『鼻きき源兵衛(げんべえ)』というお笑いの一席をお楽しみください。 江戸の下谷に、長者町というところがありました。名前を聞いて金持ちばかりが住んでいるかと思えば、その日ぐらしがやっとというような貧乏人が多いところでした。ここに八百屋の源兵衛と...

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投稿日:2013年08月23日(金) 05:18

今日8月22日は、『時間ですよ』『寺内貫太郎一家』『阿修羅のごとく』などのテレビドラマ脚本家、『父の詫び状』などのエッセイ、また作家としても活躍した向田邦子(むこうだ くにこ)が、1981年の飛行機事故で亡くなった日です。 1929年、東京・世田谷に生まれた向田邦子は、父親の勤...

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投稿日:2013年08月22日(木) 05:52

今日8月21日は、『丘を越えて』『青い山脈』『長崎の鐘』などたくさんの歌をヒットさせ、正統派の流行歌手・指揮者として活躍、「国民栄誉賞」を受賞した藤山一郎(ふじやま いちろう)が、1993年に亡くなった日です。 1911年、東京・日本橋にあった繊維問屋の番頭の子として生まれた藤...

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投稿日:2013年08月21日(水) 05:39

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 96] むかし、あるところに大きな堀(ほり)があって、こいやふななんかがたくさん泳いでいます。つり糸をたらせば、いくらでも釣(つ)れるのです。ところが、そこで釣りをした人が帰ろうとすると、お...

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投稿日:2013年08月20日(火) 05:27

今日8月19日は、フランスの女性デザイナーで、洋服や帽子・靴、バッグや香水など、女性ファッション界をリードしてきたシャネルが、1883年に生まれた日です。 フランス南西部ロアール河岸にあるソミュールの救済病院で生まれたココ(ガブリエル)・シャネルは、10歳のときに母が病死、行商...

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投稿日:2013年08月19日(月) 05:10

「おもしろ古典落語」の127回目は、『千両(せんりょう)みかん』というお笑いの一席をお楽しみください。 江戸日本橋にある大きな呉服屋の若だんなが、きゅうに病にかかってしまいました。たいせつなあと取り息子なので、両親はたいそう心配して、いろいろな医者にみてもらったところ、「これは...

登録カテゴリ: おもしろ落語

投稿日:2013年08月09日(金) 05:00

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 95] 昔、3人の王子をもつ王さまがいました。となりの国には女王がいて、女王にはひとりの美しい王女がいました。3人の王子は、3人ともこの王女をお嫁にもらいたいと思っていました。そこで、王子た...

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投稿日:2013年08月08日(木) 05:27

今日8月7日は、自民党を結成し、総理大臣を2期つとめた政治家の岸信介(きし のぶすけ)が、1987年に亡くなった日です。 1896年、現在の山口市に山口県庁役人の二男として生まれた佐藤信介は、子どものころから成績優秀で、中学生の時に父の生家である岸家の養子となりました。山口県人...

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投稿日:2013年08月07日(水) 05:12

たまには、子どもたちに身近な科学のおもしろさを、お話ししてあげましょう。「おもしろ科学質問箱 25」 ドライアイスというのは、空気にもふくまれる気体の二酸化炭素(炭酸ガス)に大きな圧力をかけてちぢめ、冷やして作った固体の二酸化炭素です。ドライアイスの温度は、とても冷たくて、マイ...

登録カテゴリ: おもしろ科学質問箱

投稿日:2013年08月06日(火) 05:46

今日8月5日は、『坂道』『母のない子と子のない母と』『二十四の瞳』など、人間愛の尊さを訴える作品を数多く発表した女流文学者の壺井栄(つぼい さかえ)が、1900年に生まれた日です。 香川県小豆(しょうど)島の醤油樽職人の5女として生まれた岩井栄は、両親と祖母、10人の兄弟姉妹、...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2013年08月05日(月) 05:59

「おもしろ古典落語」の126回目は、『二十四孝(にじゅうしこう)』というお笑いの一席をお楽しみください。 「八五郎か、そんなとこに立ってねぇで、こっちへあがんな」「へぇ、座りました。なにか食わせますか?」「なんにも食わせねぇが、叱言(こごと)を食わしてやる。この長屋にや、三六軒...

登録カテゴリ: おもしろ落語

投稿日:2013年08月02日(金) 05:53

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 94] むかし、あるところに源五郎という男がいました。ある日、源五郎が川べりをぶらりと歩いていると、小さな太鼓(たいこ)が落ちていました。源五郎はそれをひろって、ポンポンたたいてみると、とて...

登録カテゴリ: おもしろ民話集

投稿日:2013年08月01日(木) 05:59

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)