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新着情報【2012年09月】

今日9月28日は、江戸時代後期の蘭学者で、『解体新書』の翻訳で名高い杉田玄白・前野良沢の弟子として『解体新書』の改訂版を著わし、わが国初の太陽暦の元日を祝う「オランダ正月」を催すなど、蘭学をさかんにした大槻玄沢(おおつき げんたく)が、1757年に生れた日です。 仙台藩の支藩で...

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投稿日:2012年09月28日(金) 05:26

「おもしろ古典落語」の87回目は、『権兵衛(ごんべえ)たぬき』というお笑いの一席をお楽しみください。 ある山の近くの村に権兵衛という男が、床屋を営んでいました。話ずきなひとり者で、人が集まらない日がないというくらい評判のよいお店でした。仕事を終え、寝る前に酒を一杯飲んで床に入る...

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投稿日:2012年09月27日(木) 05:54

今日9月26日は、「民族的古典主義」を代表する作曲家・ピアノ奏者として活躍するいっぽう、民俗音楽研究家として7千曲もの民謡を収集したハンガリーのバルトークが、1945年に亡くなった日です。 1881年に、ハンガリー・トランシルバニア地方のナジセントミクローシュの音楽愛好家の両親...

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投稿日:2012年09月26日(水) 05:58

今日9月25日は、戦前は「東洋経済新報」のジャーナリストとして、戦後は政治家として独自の業績を残した石橋湛山(いしばし たんざん)が、1884年に生れた日です。 日蓮宗の僧侶の長男として、東京に生れた石橋は、家庭の事情で山梨の田舎に育ち、1902年に上京して早稲田大学哲学科に入...

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投稿日:2012年09月25日(火) 05:05

今日9月24日は、明治・大正期に実業家として活躍した大倉喜八郎(おおくら きはちろう) が、1837年に生れた日です。 越後国(現・新潟県)新発田の名主の家に生れた大倉は、18歳のとき商売で身を立てようと江戸に出て鰹節店に奉公し、3年後に乾物店を開業しました。1867年に鉄砲商...

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投稿日:2012年09月24日(月) 05:42

「おもしろ古典落語」の86回目は、『鍬形(くわがた)』というお笑いの一席をお楽しみください。 「甚兵衛さん、いるかな? こんにちは」「おや、留さんかい、おあがり」「あがってますよ、火鉢のかげです」「あっ、いたいた、かくれんぼかい?」「そんなものやりませんよ、ねぇ、甚兵衛さん、あ...

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投稿日:2012年09月21日(金) 05:59

今日9月20日は、信長、秀吉、家康に仕え、妻「千代」の内助の功で立身出世したことで知られる武将で、初代土佐藩主となった山内一豊(やまのうち かずとよ)が、1605年に亡くなった日です。 岩倉織田氏の重臣・山内盛豊の子として1546年に生れた一豊でしたが、岩倉織田氏が同族の織田信...

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投稿日:2012年09月20日(木) 05:38

今日9月19日は、太平洋戦争敗戦後、「エリザベス・サンダース・ホーム」を創設し、2000人近くの混血孤児を育て上げた社会事業家の沢田美喜(さわだ みき)が、1901年に生れた日です。 三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎の孫娘として東京の本郷に生まれた美喜は、何不自由のない恵まれた環境...

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投稿日:2012年09月19日(水) 05:16

今日9月18日は、岡倉天心の愛弟子として日本美術界に大きな足跡を残した日本画家の横山大観(よこやま たいかん)が、1864年に生れた日です。 水戸藩士の長男として水戸に生まれた大観(本名・秀麿)は、10歳のときに一家で上京し、府立一中や東京英語学校時代から絵画に興味をもつように...

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投稿日:2012年09月18日(火) 05:48

今日9月14日は、イギリスの軍人・政治家で、ナポレオンを2度にわたって討ち破ったウェリントンが、1852年に亡くなった日です。 アイルランド地方の貴族の子としてダブリンに生まれたアーサー・ウェルズリー・ウェリントンは、1781年、父の死に伴いブリュッセルに移住して、フランスの陸...

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投稿日:2012年09月14日(金) 05:35

「おもしろ古典落語」の85回目は、『もう半分(はんぶん)』という「お笑い」というよりちょっと怖いお話の一席をお楽しみください。 江戸の隅田川の永代橋のたもとに、夫婦二人きりの小さな居酒屋がありました。「こんばんは」「やぁ、おいでなさい八百屋さん。こん夜は、ずいぶんと遅うございま...

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投稿日:2012年09月13日(木) 05:09

今日9月12日は、歴史家として『ヨーロッパ文明史』などを著わし、フランス「七月王政」期には主導的政治家として活躍したギゾーが、1874年に亡くなった日です。 1787年、フランス南部の都市ニームに生れたフランソワ・ギゾーでしたが、8歳のときに、弁護士だった父親が「フランス革命」...

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投稿日:2012年09月12日(水) 05:25

今日9月11日は、平安時代中期の僧で、浄土教の先駆者とされる空也(くうや・こうや)が、972年に亡くなった日です。空也は、当時の仏教のほとんどが貴族のためのものだったのを、一般庶民に「南無(なむ)阿弥陀仏」の名をとなえて祈る「念仏」を広めたことから「阿弥陀聖(あみだひじり)」と...

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投稿日:2012年09月11日(火) 05:51

今日9月10日は、紀元前3世紀の終わりころ、中国で初めての統一国家をきずいた始皇帝(しこうてい)が、紀元前210年に亡くなったとされる日です。 紀元前247年に秦の襄(じょう)王が亡くなり、13歳の王子政(せい)が王位をうけつぎました。政王がじっさいに政治を手がけるようになった...

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投稿日:2012年09月10日(月) 05:32

「おもしろ古典落語」の84回目は、『蚊戦(かいくさ)』というお笑いの一席をお楽しみください。 「ごめんください、剣道の先生」「これはこれは八百屋の久六さん。最前、稽古を終えて帰られたばかりなのに、また出張ってまいったか?」「じつは先生、しばらくの間、稽古を休ませてもらいたいんで...

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投稿日:2012年09月07日(金) 05:08

今日9月6日は、フランスの絶対君主ルイ14世の財務総監を長く務めたコルベールが、1683年に亡くなった日です。 1619年、フランス北部の町ランスの毛織物商人の家に生れたジャン・バティスト・コルベールは、20歳のころから政府関係で働きはじめ、1651年からルイ14世の宰相マザラ...

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投稿日:2012年09月06日(木) 05:53

今日9月5日は、江戸時代中・後期に、農民の出でありながら武士となり、江戸幕府の探検家となって活躍した最上徳内(もがみ とくない)が、1836年に亡くなった日です。 1754年、出羽国(現在の山形県村山市)の貧しい農家に生れた徳内は、幼いころから算術や測量が好きで、学問を志し、家...

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投稿日:2012年09月05日(水) 05:39

今日9月4日は、日本初の公害事件といわれる「足尾銅山鉱毒事件」を告発した田中正造(たなか しょうぞう)が、1913年に亡くなった日です。 1841年下野国(現・栃木県)の村役人の頭である名主の家に生れた田中は、若いころから正義感が強く、父のあとをついで名主となったものの、幕末に...

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投稿日:2012年09月04日(火) 05:06

今日9月3日は、民俗・国文・国語学者として大正・昭和期に活躍した折口信夫(おりぐち しのぶ)が、1953年に亡くなった日です。折口は、創作するときは釈迢空(しゃく ちょうくう)の号を使い、歌人としても有名です。 1887年、大阪(現・浪速区)に薬屋をかねる医家に生れた折口は、4...

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投稿日:2012年09月03日(月) 05:44

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)