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新着情報【2007年09月】

私の好きな名画・気になる名画 6 「絵画の黄金時代」といわれる17世紀オランダで、その頂点をきわめたレンブラントの「夜警」は、集団肖像画の革命ともいうべき 363×438cm の記念碑的な大作です。集団肖像画というのは、16世紀からオランダを中心に盛んになったジャン...

登録カテゴリ: 私の好きな名画・気になる名画

投稿日:2007年09月28日(金) 09:29

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 15] いまから200年くらいまえ、越後の国(新潟県) に、良寛という心のやさしいお坊さんがいました。 良寛さんは、山の中ほどの、ひと間きりの小さな家に、ひとりですんでいました。そして、昼の...

登録カテゴリ: おもしろ民話集

投稿日:2007年09月27日(木) 09:58

こうすれば子どもはしっかり育つ「良い子の育てかた」 53 これは、ある幼稚園の先生から聞いた話です。 父母会の席で、宏美ちゃんという4歳の女の子が、とてもよく気がつき、思いやりがあり、いつも大きな声で 「ありがとう」 と言うので、先生は、その母親に家でのしつけをたずねたそうです...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2007年09月26日(水) 09:08

今日9月25日は、江戸後期に長崎のオランダ商館つき医師として来日したシーボルトが、すぐれた西洋医学を広めるも帰国の際に禁じられたた日本地図などを持ち去ろうとしたことで、1829年、江戸幕府から国外追放を申し渡された日です。 シーボルトは、1796年南ドイツにあるビュルツブルクの...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2007年09月25日(火) 09:23

私の好きな名画・気になる名画 5 もうもうとたちこめる煙を背に、上半身をさらけ出し「自由・平等・博愛」を意味する青・白・赤の三色旗を掲げ、武器をもつ人々を先導する自由の女神。この躍動感あふれる「民衆を導く自由の女神」は、ロマン主義派の代表的画家ドラクロワの代表作で、260&ti...

登録カテゴリ: 私の好きな名画・気になる名画

投稿日:2007年09月21日(金) 09:16

もう、7、8年も前のことです。いずみ書房の応接室のソファが、あまりにも長く使いすぎたため、革がヒビ割れし、中からアンコが出てきてしまいました。お客さんを迎える大事なソファなので、すぐに新しいものを見つけなくてはなりません。そこで、日本最大の家具展示場のある有明の「大塚家具」へ出か...

登録カテゴリ: 今週のへぇー !?

投稿日:2007年09月20日(木) 09:47

今日9月19日は、俳誌「ホトトギス」や歌誌「アララギ」を創刊し、写生の重要性を説いた俳人・歌人・随筆家の正岡子規が、1902年に亡くなった日です。 柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺 柿を食べていると、法隆寺の鐘がゴォーンと鳴ったという、それだけの句です。しかし、静かでもの悲しい秋のよ...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2007年09月19日(水) 09:12

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 14] あるところに、まずしい男がいました。男は町まで花を売りにきて、花が売れのこったときはいつも、「乙姫さまにさしあげます」と、川へ花を投げこみながら言いました。 ある日のこと。花を売って...

登録カテゴリ: おもしろ民話集

投稿日:2007年09月18日(火) 09:32

私の好きな名画・気になる名画 4 名画を語る場合、レオナルド・ダ・ビンチの「モナリザ」を、欠かすことができません。世界一有名な絵といってもさしつかえないほどです。でも、この絵が描かれた年、場所、モデルの名前さえ、正確にわかっておりません。タイトルの「モナリザ」というのも、本人が...

登録カテゴリ: 私の好きな名画・気になる名画

投稿日:2007年09月14日(金) 09:14

今日9月13日は、世界的な名著 「随想録」の著者として、400年以上たった今も高く評価されているフランスの思想家モンテーニュが、1592年に亡くなった日です。 フランスの思想家、モンテーニュの『随想録』(エセー)は、哲学としても文学としてもすぐれた作品です。豊富な知識と、モンテ...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2007年09月13日(木) 10:16

世界中で愛されているコンパクト判絵本「ピーターラビット」シリーズ23点の生みの親ビアトリクス・ポターの自伝映画「ミス・ポター」が、9月15日から、日劇3ほか全国東宝洋画系約300館でロードショー公開されます。あらすじは、次の通りです。 1902年のロンドン。上流社会の女性が仕事...

登録カテゴリ: 今週のへぇー !?

投稿日:2007年09月12日(水) 09:10

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 13] むかし、あるところに、意地の悪い大男がすんでいました。でも、その大男の家の庭には、春になると美しい花がいっぱいに咲きました。 あるときのこと、大男は遠くの町へでかけて、家をるすにしま...

登録カテゴリ: おもしろ民話集

投稿日:2007年09月11日(火) 10:06

こうすれば子どもはしっかり育つ「良い子の育てかた」 52 乳のみ児を背負い、もう一人3才くらいの子を連れた母親が電車に乗りこんできました。車内の席はすっかり埋まり、すいているところはありません。すると、若い男の人が 「どうぞ」 と声をかけて席を立ちました。ところが、その母親はう...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2007年09月10日(月) 09:44

今日9月7日は、「宮本武蔵」「新・平家物語」「新書太閤記」など人生を深く見つめる大衆文芸作品を数多く生み出して、国民的作家として高く評価されている吉川英治が、1962年に亡くなった日です。 『鳴門秘帖』や『宮本武蔵』は、今も若い人から老人まで、はば広い人気があります。その作者吉...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2007年09月07日(金) 09:38

今日9月6日は、「東海道五十三次」などの風景版画の傑作を生み、フランス印象派の画家やゴッホ(広重の作品を3点以上模写)、ホイッスラーらに大きな影響を与えた、安藤(歌川)広重が1858年に亡くなった日です。 安藤広重は、江戸時代の末期に活躍した浮世絵師です。四季おりおりの風景を心...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2007年09月06日(木) 09:43

私の好きな名画・気になる名画 3 この絵はローマの 「バチカン美術館」 にあります。600年以上の歳月をかけ、質、量ともに世界最大の美術品に埋めつくされ、24の美術館とミケランジェロの天井画で名高いシスチナの礼拝堂からなる美術館の総称が 「バチカン美術館」 です。部屋の数140...

登録カテゴリ: 私の好きな名画・気になる名画

投稿日:2007年09月05日(水) 09:26

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 12] むかしあるところに、「たのきゅー」 という、へんな名前の男がいました。いつも、村から町へまわってあるく芝居の役者です。あるとき、遠くの町へ手紙がきました。母が病気だというのです。たの...

登録カテゴリ: おもしろ民話集

投稿日:2007年09月04日(火) 09:48

こうすれば子どもはしっかり育つ「良い子の育てかた」 51   郊外へ向かう電車の中でのことです。座席に5歳くらいの男の子と、まだ若い父親、母親が腰かけていましたが、その男の子が、ふと 「う、う、う、うんち」 と言って、ふふふと笑いだしました。窓外に見えた 「うどん」 ...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2007年09月03日(月) 09:16

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)