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おもしろ科学質問箱

くしゃみって、なぜでるの ?

たまには、子どもたちに身近な科学のおもしろさを、お話ししてあげましょう。「おもしろ科学質問箱 35」 鼻の穴は、空気を身体の中にすいこむための入り口の役目をしています。空気の中には、ほこりやばい菌など、いろいろなゴミがまじっているので、なんでもそのまま吸いこんでしまうと、病気の...

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磁石ってなーに ?

たまには、子どもたちに身近な科学のおもしろさを、お話ししてあげましょう。「おもしろ科学質問箱 34」 磁石とは、鉄を引きつる性質を持つ物質のことで、両はしにN極とS極を持ち、N極とN極あるいはS極とS極のように同じ極同士を近づけると反発し、N極とS極を近づけると引合う性質を持っ...

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1日はなぜ24時間なの?

たまには、子どもたちに身近な科学のおもしろさを、お話ししてあげましょう。「おもしろ科学質問箱 33」 1日というのは、地球が西から東に自転して1回まわる一定の時間のことです。1日が24時間なのは、そのようにすると便利なので、24時間に決めたためです。 科学者は、遠い星を使って1...

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X線ってなーに?

たまには、子どもたちに身近な科学のおもしろさを、お話ししてあげましょう。「おもしろ科学質問箱 32」 X線というのは、1895年にドイツのウィルヘルム・レントゲンによって発見された放射線のことです。レントゲン線ともよばれ、物質を通りぬける性質(透過性)があるために、未知で不思議...

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熱ってなーに?

たまには、子どもたちに身近な科学のおもしろさを、お話ししてあげましょう。「おもしろ科学質問箱 31」 私たちは日常、「熱が高い」「熱が低い」「平熱」といったことを口にしますが、いったい熱ってなんなのでしょう。むかしは、「熱は、熱いものから冷たいものへ流れる、目に見えない液体のよ...

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火(ひ) ってなーに ?

たまには、子どもたちに身近な科学のおもしろさを、お話ししてあげましょう。「おもしろ科学質問箱 27」 火は、光と熱を発してものが燃えることです。ものが燃えることを、科学では「燃焼(ねんしょう)」といいます。燃焼にはいろいろな種類がありますが、どの燃焼も、空気中の酸素がもえる物質...

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星っていくつくらいあるの?

たまには、子どもたちに身近な科学のおもしろさを、お話ししてあげましょう。「おもしろ科学質問箱 29」 晴れた日に、夜空の星をみると数かぎりないほど見えます。でも、肉眼でみえる星の数(6等星)にはかぎりがあって、世界じゅうに行ってみえる数は6千ほどで、そのうち日本からはみえない南...

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星座(せいざ)ってなーに?

たまには、子どもたちに身近な科学のおもしろさを、お話ししてあげましょう。「おもしろ科学質問箱 28」 大むかしから、世界じゅうの人々が、さまざまに並ぶ夜空の星をながめながら、いくつかの星のグループに名前をつけたのが星座のはじまりです。いま私たちが呼んでいる星座の名は、古代バビロ...

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元素(げんそ)ってなーに?

たまには、子どもたちに身近な科学のおもしろさを、お話ししてあげましょう。「おもしろ科学質問箱 27」 身のまわりにあるすべてのもの、動物や植物などの生きもの、家などの建物、水や空気など、数千万種類という世の中のすべての物質は、ひとつ以上の元素が、小さな部品となって化合(化学的に...

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雷が落ちたところがどれだけ離れているのか、なぜわかるの?

たまには、子どもたちに身近な科学のおもしろさを、お話ししてあげましょう。「おもしろ科学質問箱 26」 雷は、光った瞬間にドカン、バリバリという激しい音をたてて落ちます。それを離れたところで聞くと、ゴロゴロという音が、あとから聞こえてきます。 光は、1秒間に30万km、地球を7ま...

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ドライアイスを水に入れると、どうしてけむりがでるの?

たまには、子どもたちに身近な科学のおもしろさを、お話ししてあげましょう。「おもしろ科学質問箱 25」 ドライアイスというのは、空気にもふくまれる気体の二酸化炭素(炭酸ガス)に大きな圧力をかけてちぢめ、冷やして作った固体の二酸化炭素です。ドライアイスの温度は、とても冷たくて、マイ...

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ウンチはなぜ茶色いの?

たまには、子どもたちに身近な科学のおもしろさを、お話ししてあげましょう。「おもしろ科学質問箱 24」 ご飯や牛乳は白、トマトは赤、カレーは黄色など、食べたり飲んだりしたものはいろいろな色をしているのに、ウンチとして出てくるときは、いつも同じように茶色なのはどうしてなのでしょう。...

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野菜と果物はどうちがうの?

たまには、子どもたちに身近な科学のおもしろさを、お話ししてあげましょう。「おもしろ科学質問箱 23」 イチゴ、トマト、スイカ、メロンなど、野菜(やさい)なのか果物(くだもの)なのか、はっきりわからないものがあります。どちらなのでしょう? 結論からいいますと、はっきり区別があるわ...

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だ液(つば)ってどんな働きをするの?

たまには、子どもたちに身近な科学のおもしろさを、お話ししてあげましょう。「おもしろ科学質問箱 22」 唾液(だえき=つば)というのは、だ液腺から口のなかにでてくる液のことです。ばくぜんと出ているようですが、左右の耳の前と、舌の下、下あごのあたりの4か所にだ液腺があります。人はだ...

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空気ってなぁに?

たまには、子どもたちに身近な科学のおもしろさを、お話ししてあげましょう。「おもしろ科学質問箱 21」 わたしたちが生きていくのに、なくてはならないのが空気です。でも、空気は見ることも、味わうことも、においをかぐこともできません。風は空気の流れですから、風がふいているときは、感じ...

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太陽は燃えつきないの?

おもしろ科学質問箱 20 これは、太陽が地球とは違って固体ではなく、気体の球だと知らされた子どもたちが感じた疑問です。たいていの大人も、同じような疑問を持ち続けていることでしょう。 むかしの科学者たちは、太陽と地球が1億5000万キロメートルも離れていることがわかってからも、太...

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プラスチックってなぁーに?

おもしろ科学質問箱 19 プラスチックは、私たちの毎日の生活に欠かすことができません。プラスチックという言葉は「好きな形にできる」という意味の形容詞で、熱を加えるとプラスチックは粘土のようになり、冷えるとそのままの形を保つ性質があるために、こう呼ばれます。 プラスチックの本質は...

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血圧ってなーに?

おもしろ科学質問箱 18 血液が身体を循環するのは、心臓が「ポンプ」の役割をして血液を送りだし、血管がホースの役割をして身体じゅうをまわるからです。その働きは、肺からとった酸素と腸からとった栄養物を、身体のいろいろな組織に運んで、組織から二酸化炭素や老廃物を運びだすためです。 ...

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潮の満ち干はどうしておきるの?

おもしろ科学質問箱 17 海岸の浅瀬で潮干狩りを楽しんでいるうち、あっというまに潮が満ちてきて、びっくりした体験をした人は多いことでしょう。 潮の満ち干は、おもに月の引力によっておこります。地球の表面が月に近いところでは、月の引力が海水を引きつけ、その反対側には遠心力が働くため...

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いちばん明るい星ってなーに?

おもしろ科学質問箱 16 空に輝く星をながめて、どの星が一番明るいだろうかと、見つけようとしたことがだれしもあることでしょう。 最近は、空が明るくなってきているので、都会ではそれほどたくさんの星が見られなくなってきていますが、晴れた日でしたら何百という星があって、とても数えるこ...

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ねこの目が光る理由

「ねこはどうして夜も目が見えるの ?」 おもしろ科学質問箱 15 いくらねこでも、真っ暗な中では見えません。でも、人間に比べると、ずっと少しの光でも、よく見えます。それは、ねこの目が外に突き出ているために、広い角度から光を集めることができるのと、明るさに応じて、瞳を大きくしたり...

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湿度100%が露点

「どうして氷の入ったコップは汗をかくの?」 おもしろ科学質問箱 14 空気は、いつでも水蒸気をふくんでいます。でも、空気が水蒸気をふくむ量には限りがあって、暖かい空気は水蒸気をたくさん含むことができますが、冷たい空気は少ししか含むことができません。そのため、空気がだんだん冷えて...

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シャックリは、人間の反射運動のひとつ

「シャックリって、どうして出るの ?」 おもしろ科学質問箱 13 おなかと胸の間に、横隔膜(おうかくまく)という大きな筋肉の膜があります。この膜は呼吸をするときに、上がったり下がったりして、胸が広がったり縮んだりするのを助ける働きをしています。この筋肉の膜は、いつもは規則正しく...

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ジェット機とロケットの違い

「ジェット機とロケットとどこがちがうの ?」 おもしろ科学質問箱 12 ゴム風船に空気を入れてふくらませたあと、閉じていた口を開けると、ものすごい勢いで風船は、口と反対の方向へ飛んでいきます。この原理は、次の通りです。 風船の口を閉じているときには、あらゆる方向に同じ圧力がかか...

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進化論のはじまり

「キリンの首やゾウの鼻は、どうして長いの ?」 おもしろ科学質問箱 11 ヨーロッパには、古くから自然界の成り立ちを詳しく調べる 「博物学」 という学問が発達していました。古代ギリシアのアリストテレスは哲学者として有名ですが、さまざまな生きものの形態や生態について、詳しい観察と...

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グレゴリオ暦のはじまり

「どうして2月は、28日の年と29日の年があるの ?」 おもしろ科学質問箱 10 よく知られているように、2月29日のある年は閏年(うるうどし)といって、4年に1度あります。では、どうして閏年ができたのでしょう。 私たちがふだん使っているカレンダーは、太陽暦といって、太陽の動き...

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電気冷蔵庫の原理の発見者はファラディ

「電気冷蔵庫は、なぜ冷えるの ?」 おもしろ科学質問箱 9 物を冷たくするには、物から熱をうばいとらなくてはなりません。冷蔵庫というのは、冷やしたものから熱をうばって、その熱を外にすてる必要があります。液体が気体にかわるとき(蒸発するとき)に、まわりから熱をうばうために、冷たく...

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人間の先祖たち

「人間は、大むかしおサルさんだったってホント ?」 おもしろ科学質問箱 8 生物が地球上に生まれてから、20億〜30億年という、とほうもない時間が過ぎました。この生物の歴史の中で、人類が加わるようになったのは、ほんの何百万年というほどの単位でしかありません。生物の長い長い歴史の...

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水の3変化

「氷はどうして浮くの ?」 おもしろ科学質問箱 7 水に浮くものは、同じかさ(体積)の水よりも軽いものです。水は、たくさん冷やしていくと氷になります。氷になるとき、水が10の体積だったのが11くらいに増えて、大きくなります。重さは変わらないので、同じ体積での重さは、氷のほうが軽...

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アルキメデスの原理

「お風呂に入るとどうして軽くなるの ?」 おもしろ科学質問箱 6 水の中の物体は、空気中より軽くなる性質があります。それは、水の中の物体に浮力という浮く力が働くからです。浮力はかさ(体積)の大きいものほど、大きな力がはたらきます。 このことをはじめて発見したのは、今から2300...

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とてつもない宇宙の広さ

「星と星がぶつかることはないの ?」 おもしろ科学質問箱 5 夜空を見上げると、それこそ無数の星たちがぎっしりと、ひしめくようにきらめいています。こんなにたくさんあるのだから、ぶつかってしまうこともあるのでは? と思ってしまいます。でも、それぞれの星同士は、これまたとてつもなく...

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日焼けのもたらす功罪

「どうして日に焼けると黒くなるの ?」 おもしろ科学質問箱 4 日焼けをすると、皮膚の中にあるチロシンというのが、メラニンとよばれる茶色のつぶつぶに変わります。そのため、日に焼けると黒くなるのです。でも、黒くなるのは、1日か2日たってからで、はじめは、赤くなります。それは、強い...

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静電気の親分はカミナリ ?

「セーターをぬぐとき、どうしてパチパチするの ?」  おもしろ科学質問箱 3 どんな物(物質)も「原子」とよばれる小さな粒からできています。一つ一つの原子も、もっと小さな粒からできていて、その中にはプラスの電気をもった粒子(陽子)と、マイナスをもった粒子(電子)がたく...

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地震とナマズの関係

「どうして、ナマズは地震が起こる前にわかるの?」  おもしろ科学質問箱 2 5歳の孫を、親のピンチヒッターで幼稚園へ車で送っていくことがよくあります。大通りに大きなナマズの絵がかかっていて、「この道路は震度5以上の地震の際には、通行止めになることがあります」 と書いて...

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落ち葉は 「木の冬眠」 ?

「落ち葉する木と、落ち葉しない木があるのはどうして ?」  おもしろ科学質問箱 1 晩秋になると、落ち葉する木がたくさんあります。イチョウの黄色い葉、カエデやツタの赤い葉、ケヤキやブナなどのオレンジから茶色の葉、色とりどりの葉がとてもきれいです。でも、マツやモミ、スギ...

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子どもの「科学的応用力」が著しく低下

先ごろ、経済協力開発機構(OECD) の加盟国日本を含む57の国と地域でおこなわれた2006年の「科学的応用力」「数学応用力」「読解力」調査結果が発表され、第1回の2000年ではトップクラスだったのが、第2回2003年、そして2006年と毎回低下していることや、「科学について学...

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)