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「リンカーン」 のこども時代

● 人に借りた本を雨にぬらし、おわびに3日間働いた



アメリカの開拓者の子として生まれたリンカ一ンが、少年時代に学校で勉強できたのは、わずか2、3年でした。父は 「開拓者のむすこは学校へなど行くことはない。はたらくことさえ知っていればいいのだ」 という考えでしたし、さらに、家が貧しいうえに、9歳のときに母を病気で失ったりしたからです。しかし、その2、3年で文字を覚えたリンカーンは、学校へ行けないかわりに、本で勉強をしました。本を読むと、自分の考えがどんどんひろがっていくのが、楽しくてしかたがありません。でも、本を買うお金はありませんから、本を持っている人から借りて読みました。

あるとき、近所のおじさんから、ワシントンの伝記を借りてきました。ところが、夜、寝ているあいだに、雨もりで、その本をぬらしてしまいました。リンカーンは泣きたくなりました。しかしおじさんのところへとんでいくと、しょうじきにあやまって、おわびに3日間、おじさんの家で、はたらかせてもらいました。すると、3日めに、うれしいことが待っていました。リンカーンのしょうじきに感心したおじさんが、そのワシントンの伝記をプレゼントしてくれたのです。自分の本を持ったのは、これがはじめてです。リンカーンは、このときのことを、生涯、忘れませんでした。

リンカーン(1809-1865)──黒人どれい解放に力をつくし「人民の人民による人民のための政治」を叫んだアメリカ16代大統領。

詳しくは、いずみ書房のホームページにあるオンラインブック「せかい伝記図書館」をご覧ください。近日中にアップする予定ですので、ご期待ください。

投稿日:2006年10月27日(金) 09:38

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)