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新着情報【2013年10月】

今日10月31日は、幸田露伴亡き後、父の思い出をつづった数々の名随筆で注目され、長編小説『流れる』『おとうと』などを著した女流作家・随筆家の幸田文(こうだ あや)が、1990年に亡くなった日です。 1904年、作家の幸田露伴の次女として東京・向島に生まれた幸田文は、5歳のときに...

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投稿日:2013年10月31日(木) 05:31

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 103] 昔あるところに、下(しも)の七兵衛と上(かみ)の七兵衛という二人の七兵衛がありました。とても仲良しで、村にいてもたいした仕事はないので、出かせぎに行こうと、そろって遠い町へ出かけま...

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投稿日:2013年10月30日(水) 05:29

今日10月29日は、『浜辺の歌』『かなりや』『赤い鳥小鳥』など、今も歌いつがれる数々の名曲をこしらえた作曲家の成田為三(なりた ためぞう)が、1945年に亡くなった日です。 1893年、現・北秋田市の役場職員の子として生まれた成田為三は、1909年に秋田県師範に入学、同校を卒業...

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投稿日:2013年10月29日(火) 05:51

今日10月28日は、『何処へ』『入江のほとり』『今年の春』などの小説や戯曲、『文壇人物評論』などの評論を著すなど、50年以上にもわたって独自の文芸活動を行った、正宗白鳥(まさむね はくちょう)が、1962年に亡くなった日です。 1879年、現在の岡山県備前市の大地主の家に生まれ...

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投稿日:2013年10月28日(月) 05:34

「おもしろ古典落語」133回目は、『三人絵師(さんにんえし)』というお笑いの一席をお楽しみください。 江戸っ子の仲良し三人組が、お江戸日本橋をふりだしに、小田原、浜松、岡崎、名古屋、桑名、大津…と、東海道五十三次を順にのぼって、京都の宿屋に泊まりました。 「ああ、...

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投稿日:2013年10月25日(金) 05:57

たまには、子どもたちに身近な科学のおもしろさを、お話ししてあげましょう。「おもしろ科学質問箱 31」 私たちは日常、「熱が高い」「熱が低い」「平熱」といったことを口にしますが、いったい熱ってなんなのでしょう。むかしは、「熱は、熱いものから冷たいものへ流れる、目に見えない液体のよ...

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投稿日:2013年10月24日(木) 05:40

今日10月23日は、鎌倉時代中期・北条一門の武将として第4〜8代執権をささえた北条実時(ほうじょう さねとき)が、1276年に亡くなった日です。 1224年、鎌倉3代執権北条泰時の弟実泰の子として生まれた北条実時は、1233年に泰時のはからいで11歳で元服し、出家した父にかわっ...

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投稿日:2013年10月23日(水) 05:16

今日10月22日は、大著『歴史の研究』をはじめ『試練に立つ文明』『一歴史家の宗教観』『世界と西欧』など、独自の歴史観に基づく多くの著書をのこしたイギリスの歴史学者・トインビーが、1975年に亡くなった日です。 1889年、医師の父、歴史家の母の子としてロンドン生まれたアーノルド...

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投稿日:2013年10月22日(火) 05:28

今日10月21日は、江戸時代後期の絵師で、わが国初の銅版画を作り、地動説を広めるなど思想家・科学者としてもユニークな活躍をした司馬江漢(しば こうかん)が、1818年に亡くなった日です。 1747年、江戸・四谷の町家に生まれた司馬江漢(本名・安藤峻)は、幼いころから絵をかくこと...

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投稿日:2013年10月21日(月) 05:20

今日10月18日は、明治時代の婦人運動家で、男女同権を主張し続けた楠瀬喜多(くすのせ きた)が、1920年に亡くなった日です。 1836年、当時の土佐で運送業を営む家に生まれた西村喜多は、幼いころから漢学を学び、町人の出身でありながら、1857年に土佐藩の剣道指南役をつとめる楠...

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投稿日:2013年10月18日(金) 05:18

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 102]   昔あるところに、貧しい木こりがいました。木こりは、朝早くから夜遅くまで働いて、いくらかお金がたまると、息子に「このお金をつかって、勉強しておいで。なにかをちゃんと学ん...

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投稿日:2013年10月17日(木) 05:03

今日10月16日は、講談社の創業者で、国民各層にむけた雑誌を刊行し、昭和前期の出版界をけん引した野間清治(のま せいじ)が、1938年に亡くなった日です。 1878年、群馬県新宿村(現在の桐生市)に教師の子として生まれた野間清治は、1895年に尋常小学校の代用教員となり、189...

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投稿日:2013年10月16日(水) 05:42

今日10月15日は、自由民権運動の指導者であり、国権主義をめざした社会運動家の大井憲太郎(おおい けんたろう)が、1922年に亡くなった日です。 1843年、豊前国中津藩(今の大分県宇佐市)の庄屋の子として生れた大井憲太郎(幼名・高並彦六)は、幼少のころから漢学の手ほどきを受け...

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投稿日:2013年10月15日(火) 05:21

今日10月11日は、ベートーベン以降最大の交響曲作家とされるオーストリアのブルックナーが、1896年に亡くなった日です。 1824年、オーストリアのアンスフェルデンにオルガン奏者の子に生まれたアントン・ブルックナーは、13歳の時に父が亡くなったのを機に、近くの聖フロリアン教会少...

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投稿日:2013年10月11日(金) 05:36

たまには、子どもたちに身近な科学のおもしろさを、お話ししてあげましょう。「おもしろ科学質問箱 27」 火は、光と熱を発してものが燃えることです。ものが燃えることを、科学では「燃焼(ねんしょう)」といいます。燃焼にはいろいろな種類がありますが、どの燃焼も、空気中の酸素がもえる物質...

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投稿日:2013年10月10日(木) 05:21

今日10月9日は、経営不振にあった読売新聞を名実ともにわが国有数の大新聞に育て上げ、日本テレビ網を築きあげた正力松太郎(しょうりき まつたろう)が、1969年に亡くなった日です。 1885年、現在の富山県射水市の土建業者の子として生まれた正力松太郎は、高岡中学、金沢の第四高校を...

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投稿日:2013年10月09日(水) 05:06

今日10月8日は、暗殺された井伊直弼のあとを受けて幕政を主導し、皇女和宮の降嫁を実現させるなど、幕府の権威失墜防止につとめた安藤信正(あんどう のぶまさ)が、1871年に亡くなった日です。 1819年、磐城(いわき)国平藩9代目藩主の長男として江戸藩邸に生まれた安藤信正は、幼い...

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投稿日:2013年10月08日(火) 05:52

今日10月7日は、「時事新報」主筆をへて、三井の工業化をすすめて三井財閥の基礎を築きあげた中上川彦次郎(なかみがわ ひこじろう)が、1901年に亡くなった日です。 1854年、豊前国(大分県)中津藩士の子として生まれた中上川彦次郎は、15歳ころまで藩校「進脩館」で四書五経などを...

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投稿日:2013年10月07日(月) 05:36

「おもしろ古典落語」132回目は、『勘定板(かんじょういた)』というお笑いの一席をお楽しみください。 「ところ変われば品変わる」というように、同じものでも、場所によってよび名が変わるということはよくあることです。東京で「坊ちゃん」というのを大阪では「ぼんぼん」、東京の「おじょう...

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投稿日:2013年10月04日(金) 05:40

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 101] むかしむかし、山のふもとの小さな村に、おじいさんとおばあさんが住んでいました。ある日おじいさんは、山へ炭焼きに出かけました。山の木を切って、炭を焼いて俵(たわら)に詰めて、近くの町...

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投稿日:2013年10月03日(木) 05:27

今日10月2日は、江戸時代中期の外科医で、世界初の全身麻酔を用いた手術を成功させた華岡青洲(はなおか せいしゅう)が、1835年に亡くなった日です。 1760年、紀伊国(現・和歌山県紀の川市)の医師・華岡直道の長男に生まれた青洲(=号 本名・震[ふるう])は、1782年に京都へ...

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投稿日:2013年10月02日(水) 05:15

今日10月1日は、戦国時代の武将で、主君の大内義隆をほろぼした陶晴賢(すえ はるかた)が、1555年に亡くなった日です。 1521年、中国地方西部の周防・長門・石見・豊前を治める戦国大名・大内氏の重臣・陶興房の子として生まれた晴賢(初めの名・隆房)は、子どものころから美男子とし...

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投稿日:2013年10月01日(火) 05:00

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)