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新着情報【2013年05月】

「おもしろ古典落語」の119回目は、『夢屋(ゆめや)』というお笑いの一席をお楽しみください。 世の中が進むにしたがいまして、いろいろと珍しいものが出てきました。新幹線やジェット機なんて、昔の人には想像がつかないものだったにちがいありません。テレビなんていうのも、家にいたままで、...

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投稿日:2013年05月31日(金) 05:24

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 86] むかし、ある村の貧しい夫婦に、男の赤ちゃんが生まれました。頭に「幸せなぼうし」といわれる膜をつけていたので、占い師は「16歳になったら、王さまの娘を妻にするだろう」と予言しました。こ...

登録カテゴリ: おもしろ民話集

投稿日:2013年05月30日(木) 05:55

今日5月29日は、『原爆の子』『裸の島』『一枚のハガキ』など、社会性あふれる話題作を数多く制作した映画監督・脚本家の新藤兼人(しんどう かねと)が、2012年に100歳で亡くなった日です。 1912年、今の広島市佐伯区の豪農の子に生まれた新藤兼人でしたが、父が借金の連帯保証人に...

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投稿日:2013年05月29日(水) 05:23

今日5月28日は、『風立ちぬ』『菜穂子』など詩情あふれる小説や『大和路・信濃路』に代表される名随筆を残した堀辰雄(ほり たつお)が、1953年に亡くなった日です。 1904年、東京麹町に生まれた堀辰雄は、旧制第一高校時代から文学活動をはじめ、芥川龍之介と知り合って教えを受けまし...

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投稿日:2013年05月28日(火) 05:10

今日5月27日は、宗教画におおくの傑作を残したフランスの孤高の画家ルオーが、1871年に生まれた日です。 1871年、パリ・コミューン(革命的な自治政府)の騒動のさなか、指物師(さしものし=箱や机などを作る職人)の子としてパリに生まれたジョルジュ・ルオーは、14歳の時、ステンド...

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投稿日:2013年05月27日(月) 05:51

「おもしろ古典落語」の118回目は、『死(し)ぬなら今(いま)』というお笑いの一席をお楽しみください。 世の中にはいろいろな人がいますが、出すのは舌を出すのもいや、もらうのは犬のクソでもありがたくいただくという人がいました。そんなものもらってどうするのかというと、持って帰って植...

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投稿日:2013年05月24日(金) 05:18

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 85] むかしあるところに、ものすごく流れの速い大きな川がありました。この川に、これまでなんどとなく橋をかけましたが、すぐに流されました。こんども大雨が降って、また流されてしまいました。「お...

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投稿日:2013年05月23日(木) 05:03

今日5月22日は、ローマ帝国皇帝として4分割されていた帝国を再統一し、キリスト教の公認とその統一、都をコンスタンティノーブルに移して全盛期を築いたことで、「大帝」と称されるコンスタンティヌス1世が、337年に亡くなった日です。 ローマ帝国の属州(現セルビア)の貧民から身をおこし...

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投稿日:2013年05月22日(水) 05:44

今日5月21日は、北方ルネサンス絵画の完成者、ドイツ美術史上もっとも偉大な芸術家と高く評価されるデューラーが、1471年に生まれた日です。 金銀細工師の子として、ニュールンベルクに生まれたアルブレヒト・デューラーは、幼いころから父に金工の技術を学び、15歳のとき最先端をゆく芸術...

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投稿日:2013年05月21日(火) 05:29

今日5月20日は、新傾向俳句雑誌「層雲」を主宰し、尾崎放哉、種田山頭火ら自由律俳人を育てた荻原井泉水(おぎわら せいせんすい)が、1976年に亡くなった日です。 1884年東京・芝神明町にあった雑貨商の子として生まれ荻原井泉水(本名・幾太郎のちに藤吉)は、麻布中学時代から俳句を...

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投稿日:2013年05月20日(月) 05:10

今日5月17日は、俳句雑誌『ホトトギス』の代表俳人として活躍した村上鬼城(むらかみ きじょう)が、1865年に生まれた日です。 鳥取藩士の子として江戸屋敷に生まれた村上鬼城(本名・小原荘太郎)は、8歳のとき群馬県高崎市へ移り住み、11歳の時に母方の村上家の養子となって村上姓を名...

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投稿日:2013年05月17日(金) 05:55

今日5月16日は、明治憲法・皇室典範などの制定にたずさわり、司法大臣、農商務大臣、枢密顧問官などを歴任した金子堅太郎(かねこ けんたろう)が、1942年に亡くなった日です。 1853年、福岡藩下級武士の長男として、現在の福岡市に生まれた金子堅太郎(幼名・徳太郎)は、1863年に...

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投稿日:2013年05月16日(木) 05:43

「おもしろ古典落語」の117回目は、『松引(まつひ)き』というお笑いの一席をお楽しみください。 ある江戸屋敷に、殿さまがそそっかしくて、家老の三太夫というのが殿さまに輪をかけてそそっかしいというのがありました。「同類、相求む」といいますが、この三太夫という人が、殿さまの大のお気...

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投稿日:2013年05月15日(水) 05:15

今日5月14日は、中国国家指導者・毛沢東の夫人で文化大革命を主導した江青(こう せい)が、1991年に亡くなった日です。 1914年中華民国の山東省の貧しい家に生まれた江青は、演劇学校に進んだのち1931年に青島大学を卒業後、図書館で働きました。そのころ、学生運動の指導者で共産...

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投稿日:2013年05月14日(火) 05:53

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 84] むかしスイスの国は、おとなりのオーストリアという国に支配されていました。オーストリア皇帝の命令を受けた知事がスイスをおさめ、重い税金を取り立てて、税金を払えない村人からは穀物を、穀物...

登録カテゴリ: おもしろ民話集

投稿日:2013年05月13日(月) 05:34

今日5月10日は、横山大観や菱田春草らとともに明治から昭和初期に活躍した日本画の大家・下村観山(しもむら かんざん)が、1930年に亡くなった日です。 1873年、紀州徳川家おかかえの能楽師の家系の子として和歌山市に生まれた下村観山(本名・晴三郎)は、1881年に一家とともに東...

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投稿日:2013年05月10日(金) 05:50

今日5月9日は、田山花袋、島村抱月らとともに自然主義文学者として活躍した岩野泡鳴(いわの ほうめい)が、 1920年に亡くなった日です。 兵庫県淡路島の洲本市に生まれた岩野泡鳴(本名・美衛[よしえ])は、14歳のときキリスト教の洗礼を受け、宗教家を志して明治学院大学、仙台神学校...

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投稿日:2013年05月09日(木) 05:34

今日5月8日は、清代の初め、明を復興させようと抵抗運動を続け、台湾に渡って鄭氏政権の祖となった鄭成功(てい せいこう=チェン・チェンコン)が、1662年に亡くなった日です。 1624年、長崎の平戸に父鄭芝龍(てい しりゅう)と日本人母の間に生まれた鄭成功(幼名・福松)は、163...

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投稿日:2013年05月08日(水) 05:19

今日5月7日は、日本社会党を結成、第2代委員長、初代「統一社会党」委員長をつとめた政治家の鈴木茂三郎(すずき もさぶろう)が、1970年に亡くなった日です。 1893年に愛知県蒲郡に生まれた鈴木茂三郎は、新聞や牛乳配達など苦学しながら中・高等教育を修め、旧制海城中学を経て、19...

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投稿日:2013年05月07日(火) 05:55

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 83] むかしある国で、いのししが畑を荒らし、家ちくを殺し、きばで人のからだをひき裂くので、みんなとても困りました。そこで王さまは、この苦しみから国を救ってくれるものには、たくさんのほうびを...

登録カテゴリ: おもしろ民話集

投稿日:2013年05月02日(木) 05:14

今日5月1日は、19世紀末から20世紀前期にかけてパリを中心におこって新しい美術運動、後期印象派・フォービズム・キュービズムを吸収しながら、独自の絵画を確立した万鉄五郎(よろず てつごろう)が、1927年に亡くなった日です。 1885年、岩手県東和町土沢(現・花巻市)に海産物の...

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投稿日:2013年05月01日(水) 05:55

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)