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新着情報【2012年06月】

今日6月29日は、明治期に文芸評論家・翻訳家・小説家として活躍した内田魯庵(うちだ ろあん)が、1929年に亡くなった日です。 1868年、今の東京台東区下谷に幕府御家人の父、吉原の芸妓をしていた母の子として江戸・下谷に生まれた魯庵(本名・貢)は、政治や実業に関心を持ち、立教学...

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投稿日:2012年06月29日(金) 05:48

「おもしろ古典落語」の75回目は、『笠碁(かさご)』というお笑いの一席をお楽しみください。 「碁がたきは 憎さも憎し なつかしし」と、川柳にもあるくらいわずか一目か二目で仲のよい友だちが、たちまちケンカになったりします。ケンカになるくらいですから、腕まえのほうは似たりよったり、...

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投稿日:2012年06月28日(木) 05:41

今日6月27日は、日本の国際連盟脱退、日独伊三国同盟の締結、日ソ中立条約の締結など第二次世界大戦前夜の日本外交の重要場面に外交官ないしは外務大臣として関わった松岡洋右(まつおか ようすけ)が、1946年に亡くなった日です。 1880年、山口県室積村(現・光市)の廻船問屋に生まれ...

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投稿日:2012年06月27日(水) 05:21

今日6月26日は、戦前を代表する東洋史学者・ジャーナリストで、邪馬台国論争や中国の時代区分論争などで学会をリードした内藤湖南(ないとう こなん)が、1936年に亡くなった日です。 1866年陸奥国毛馬内(現・秋田県鹿角市)に、南部藩士の子として生まれた湖南(本名虎次郎)は、父か...

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投稿日:2012年06月26日(火) 05:00

今日6月25日は、スペインのバルセロナにあるサグラダ・ファミリア(聖家族教会)、グエル公園、ミラ邸など、独創的なデザインや造形で知られる建築家ガウディが、1852年に生まれた日です。 南部カタロニアのレウス(またはその近郊リウドムス)の銅細工師の5番目の子として生まれたアントニ...

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投稿日:2012年06月25日(月) 05:32

「おもしろ古典落語」の74回目は、『道具屋(どうぐや)』というお笑いの一席をお楽しみください。 神田三河町の大家・杢兵衛(もくべぇ)の甥の与太郎は、三十六にもなるのに、ろくな仕事もしないで年中ぶらぶらしています。「与太か、こっちへおあがり。今おめぇのオフクロがきて、泣いてったぞ...

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投稿日:2012年06月22日(金) 05:46

今日6月21日は、徳川家の温存を期し、15代将軍徳川慶喜に「大政奉還」を進言した土佐藩の山内豊信(やまのうち とよしげ)が、1872年に亡くなった日です。豊信は、号の容堂(ようどう)としても知られています。 1827年に生まれた豊信の生家は、山内本家の分家で、分家五家の中での序...

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投稿日:2012年06月21日(木) 05:49

今日6月20日は、平安時代中期に瀬戸内海の海賊の首領として「純友の乱」をおこし、朝廷軍を悩ませた藤原純友(ふじわらの すみとも)が、941年に刑死した日です。 藤原純友がいつどこで生れ、どのように育ったかはほとんどわかっていません。筑前の守を歴任した藤原良範の子とも、養子ともい...

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投稿日:2012年06月20日(水) 05:31

今日6月19日は、江戸時代前期の陶工で「赤絵」の創始者として知られる初代酒井田柿右衛門(さかいだかきえもん)が、1666年に亡くなった日です。 1596年に生まれた初代酒井田柿右衛門は、初めは喜三右衛門(きさえもん)といって、肥前(熊本)白川郷で父円西とともに瓦を焼いていました...

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投稿日:2012年06月19日(火) 05:06

今日6月18日は、『肉体の悪魔』『ドルジェル伯の舞踏会』を著わしたフランスの小説家で詩人のラディゲが、1903年に生まれた日です。 パリの郊外のサンモールに、さし絵画家の子に生まれたレイモン・ラディゲは、子どものころから、父の蔵書の文学作品を読みふけり、学業優秀な子として有名で...

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投稿日:2012年06月18日(月) 05:39

今日6月15日は、江戸時代中期に活躍した浮世絵師の鈴木春信(すずき はるのぶ)が、1770年に亡くなった日です。 春信は、1725年に江戸で生まれ、京都に出て西川祐信に学び、1760年前後に江戸へ移り住んでいたことは判っていますが、それまでは何をしていたかはほとんどわかっていま...

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投稿日:2012年06月15日(金) 05:54

「おもしろ古典落語」の73回目は、『うそつき村』というお笑いの一席をお楽しみください。 「うそつきは泥ぼうのはじまり」などといいまして、ウソというのはよいものではございませんが、だれが聞いても、すぐにウソとわかるようなのは、かえってばかばかしくて愛きょうのあるものです。「神田の...

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投稿日:2012年06月14日(木) 05:03

今日6月13日は、戦国大名・織田信長の重臣の一人でありながら「本能寺の変」をおこして信長を討ったものの、秀吉との戦いに敗れた明智光秀(あけち みつひで)が、1582年に亡くなった日です。 光秀の出身地は不明ですが、美濃(今の岐阜県南部)の守護土岐氏の支族として生まれたと思われま...

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投稿日:2012年06月13日(水) 05:47

今日6月12日は、大和朝廷の大臣で蘇我氏の長だった蘇我入鹿(そが の いるか)が、645年に中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)らに討たれて亡くなった日です。 蘇我氏は、大和地方の豪族で、広大な土地を所有していました。入鹿の時代には、、国の政治を自分たちの思うままに動かすほどにな...

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投稿日:2012年06月12日(火) 05:35

今日6月11日は、オーストリアの政治家・外交官で、ナポレオン失脚後の「ウィーン会議」を主宰し、オーストリア宰相となったメッテルニヒが、1859年に亡くなった日です。 1773年にコブレンツ(現ドイツのボン北西にある都市)の名家に生まれたクレメンス・メッテルニヒは、16歳の時にフ...

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投稿日:2012年06月11日(月) 05:00

「おもしろ古典落語」の72回目は、『狂歌会(きょうかかい)』というお笑いの一席をお楽しみください。 めずらしい落語の一席を申し上げます。太閤秀吉が大坂城にいるときのお話で、雨がしとしと降って、庭に出ることもできません。「あー、これ、だれかあるか?」の声に、ご前にまかり出ましたの...

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投稿日:2012年06月08日(金) 05:31

今日6月7日は、明治時代に活躍した新聞記者の岸田吟香(きしだ ぎんこう)が、1905年に亡くなった日です。岸田は、目薬「精?リ水」(せいきすい)を販売するなど、薬業界の中心人物としても知られています。 1833年、美作国(今の岡山県美咲町)に酒造を兼ねた農家の子として生れた岸田...

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投稿日:2012年06月07日(木) 05:27

今日6月6日は、スイスの精神科医・心理学者で、深層心理について研究し、分析心理学の理論を創始したユングが、1961年に亡くなった日です。 1875年、ツールガウ州ボーデン湖畔ケスウィルのプロテスタント牧師の家に生まれたカール・グスタフ・ユングは、少年の頃から自己の内面に深い注意...

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投稿日:2012年06月06日(水) 05:09

今日6月5日は、イギリスの古典派経済学者・哲学者で「経済学の父」といわれるアダム・スミスが、1723年に洗礼を受けた日です。 関税監督官を父に、スコットランド東海岸の町カコーディに生まれたアダム・スミスでしたが、父は生まれる半年前に死亡したため生年月日はわかっていません。未亡人...

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投稿日:2012年06月05日(火) 05:56

今日6月4日は、江戸時代前期の儒学者で、新井白石や室鳩巣らを育てた木下順庵(きのした じゅんあん)が、 1621年に生まれた日です。 京都の錦小路に生まれた順庵は、幼いころから才気に富んで詩文ををよく作ったといわれ、13歳の時に作った『太平頌(しょう)』は後光明天皇から称賛をえ...

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投稿日:2012年06月04日(月) 05:41

「おもしろ古典落語」の71回目は、『高田馬場(たかだのばば)』というお笑いの一席をお楽しみください。 むかし、今の浅草公園のあたりを浅草・奥山といっていまして、春の季節は、見世物や大道芸人がずらりと並んでにぎやかな人だかりがしていました。その大道芸人の中でも、名物になっていたの...

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投稿日:2012年06月01日(金) 05:22

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)