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新着情報【2008年07月】

今日7月31日は、全国を調査して 「遠野物語」 をはじめ 「雪国の春」 「海南小記」 などを著し、日本民俗学を樹立した学者・柳田国男が、1875年に生まれた日です。 古くから庶民のあいだに伝え受けつがれてきた、生活のすがたや、文化や、人の心などを研究する学問を民俗学といいます。...

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投稿日:2008年07月31日(木) 09:18

今日7月30日は、明治・大正・昭和期の小説家で、「春琴抄」 「細雪(ささめゆき)」 「痴人の愛」 「鍵」 など、耽美(たんび)主義という文学の確立をめざした谷崎潤一郎が、1965年に亡くなった日です。耽美主義というのは、19世紀後半、フランスやイギリスを中心におこった文芸思潮で...

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投稿日:2008年07月30日(水) 09:35

今日7月29日は、「謝肉祭」 「子どもの情景」 などを作曲し、ドイツ・ロマン派のリーダーといわれるシューマンが、1856年に亡くなった日です。なお、有名な 「トロイメライ」 は、全13曲からなる 「子どもの情景」の7曲目に登場する曲。 『トロイメライ』で親しまれているドイツの作...

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投稿日:2008年07月29日(火) 07:21

今日7月28日は、世界で一番有名なうさぎ 「ピーターラビット」 シリーズ23点の作者ビアトリクス・ポターが、1866年に生まれた日です。ポターが世界的な環境保護団体 「ナショナル・トラスト」 運動の支持者だったことも有名です。また、ポターの生涯を描いた映画 「ミス・ポター」 が...

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投稿日:2008年07月28日(月) 09:30

今日7月25日は、蒸気機関車の実用化に成功したイギリスの技術者スチーブンソンが1814年、第1号の蒸気機関車ブリュッヘル号を試運転した日です。 スチーブンソンは1781年、北イングランドの炭鉱地にある鉱山村に生まれました。当時のイギリスは、蒸気機関や紡績機が発明され、にわかに世...

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投稿日:2008年07月25日(金) 17:20

今日7月24日は、「三銃士」 や 「モンテクリスト伯」(巌窟王) などの長編小説を著したフランスの作家アレクサンドル・デュマが、1802年に生まれた日です。 固い友情でむすばれた青年ダルタニアンと3人の剣士が活やくする、痛快な歴史物語『三銃士』。無実の罪でとらえられた男が、やが...

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投稿日:2008年07月24日(木) 09:15

今日7月23日は、農家に生まれ、幼い頃に両親を失いながらも刻苦して小田原藩士となり、各地の農村の復興や改革につくした江戸後期の農政家・二宮尊徳(にのみや そんとく)が、1787年に生まれた日です。 1945年、太平洋戦争が終わって何年かまでは、全国のたいていの小学校の校庭には、...

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投稿日:2008年07月23日(水) 09:09

今日7月22日は、室町時代に現在も演じられる多くの能をつくり、「風姿花伝」(花伝書) を著して能楽を大成した世阿弥(ぜあみ)が、1363年に生まれた日です。 日本に古代から伝わってきた芸能のひとつに、猿楽とよばれるものがありました。こっけいな、物まね、曲芸、おどりなどを中心にし...

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投稿日:2008年07月22日(火) 09:14

今日7月18日は、ドイツのナチス党をひきい第2次世界大戦をひきおこした独裁者ヒトラーが、1923年11月に獄中で 「わが闘争」 を著し、1924年のこの日、上巻が刊行された日です。ユダヤ主義と民主主義に反対するナチスの軍事行動の、予告通知ともいうべき内容になっています。 ドイツ...

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投稿日:2008年07月18日(金) 09:17

今日7月17日は、江戸時代の中期、奥州白川藩主松平定信(まつだいら さだのぶ)が、若くして老中に抜てきされ、田沼意次(おきつぐ)一族の放漫財政を批判して、1787年に幕政改革を開始した日です。 1787年から1793年にわたって、「寛政の改革」 とよばれる江戸幕府たてなおしの、...

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投稿日:2008年07月17日(木) 09:33

今日7月16日は、明治期に江藤新平らと民選議院設立建白書を提出し、わが国初の政党である自由党を結成して、自由民権運動に尽力した板垣退助(いたがき たいすけ)が、1919年に亡くなった日です。 明治時代の歴史をひもとくと、「板垣死すとも、自由は死せず」 という言葉にぶつかります。...

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投稿日:2008年07月16日(水) 09:11

今日7月15日は、17世紀に最盛期をむかえたオランダ絵画界にあって、「夜警」 「フローラ」 「自画像」 など数々の名画を描き、オランダ最大の画家といわれるレンブラントが、1606年に生まれた日です。 美術史上、「自画像」 をたくさん残しているのは、レンブラントと、ゴッホでしょう...

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投稿日:2008年07月15日(火) 17:51

今日7月14日は、1789年パリ市民が政治犯を収容するバスティーユ牢獄を襲撃し、革命のひぶたが落とされた日です。日本では、この日を 「パリ祭」 と呼んでいますが、フランス国民は毎年、歌ったり踊ったり、心から喜びあう国民の祝日です。 1789年当時のフランスは、国土の9割を私有す...

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投稿日:2008年07月14日(月) 08:58

私の好きな名画・気になる名画 25 モディリアーニほど、さまざまな伝説の持ち主はあまりいません。伝説がほんとうなら、絵をかく時間などなかっただろうといわれるほどです。1914年におきた第1次世界大戦のころ、パリのモンパルナスのカフェは、若くて貧しい芸術家のたまり場でした。安酒や...

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投稿日:2008年07月11日(金) 09:31

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 47] 昔むかし、ある暖かな春の日のことです。ひとりの商人(あきんど) が山里を歩いているうち、道にまよってしまいました。よわった商人は、家がないかとあちこち歩きまわるうち、森の中に入ってし...

登録カテゴリ: おもしろ民話集

投稿日:2008年07月10日(木) 09:08

こうすれば子どもはしっかり育つ「良い子の育てかた」 83 あるスーパーの店長さんから聞いた話です。 その店に、4歳くらいの男の子の手をひいた、30歳くらいのお母さんがやってくるようになって、もう半年以上になる。子どもを連れてくる母親の半分以上は、子どもが品物にさわろうとすると&...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2008年07月09日(水) 09:07

今日7月8日は、主に人間を動物におきかえた教訓話(寓話)で名高いフランスの文学者・詩人のラ・フォンテーヌが、1621年に生まれた日です。 「ライオンと蚊」 のお話 ある日、ライオンが小さな蚊に 「あっちへ行け、このちっぽけな虫けらめ!」 と、どなりつけました。蚊は、そんなことを...

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投稿日:2008年07月08日(火) 09:04

今日7月7日は、稗田阿礼(ひえだの あれ)が暗誦した古代の伝承を記録し 「古事記」 としてまとめあげた奈良時代前期の学者 太安万侶(おおの やすまろ)が、723年に亡くなった日です。 日本で最も古い歴史書のひとつに 『古事記』 とよばれるものがあります。奈良時代にまとめられたも...

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投稿日:2008年07月07日(月) 09:18

今日7月4日は、ラジュームを発見して夫ピエールといっしょにノーベル物理学賞をもらい、夫の死後ラジュームの分離に成功してノーベル化学賞をえた女性科学者キュリー夫人(マリー・キュリー)が、1934年に亡くなった日です。 5人兄弟の末っ子のマリーが生まれた1867年ごろのポーランドは...

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投稿日:2008年07月04日(金) 08:50

今日7月3日は、聖徳太子の命により、小野妹子(おのの いもこ) が607年、中国(当時の隋)につかわされた日と伝えられています。 聖徳太子は、用明天皇の第二皇子で、推古天皇(叔母)の摂政として、内外の政治を立派に整えた飛鳥時代の政治家です。隋は、すぐれた先進国として知られ、その...

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投稿日:2008年07月03日(木) 09:19

今日7月2日は、鎌倉時代末期・南北朝時代に活躍した武将で、後に室町幕府を開いた足利尊氏と対立した新田義貞(にった よしさだ) が、1338年に亡くなった日です。 新田義貞は、鎌倉時代の終わりころから南北朝時代にかけて活躍した武将です。上野国(群馬県)新田で、源氏の一族として生ま...

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投稿日:2008年07月02日(水) 09:14

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 46] むかしあるところに、とても可愛らしい少女がいました。ところが、お父さんもお母さんも亡くなり、お金もなく、家も、寝るベッドもなくなってしまいました。そしてとうとう、着ているものと、情け...

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投稿日:2008年07月01日(火) 09:05

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)