児童英語・図書出版社 創業者のこだわりブログ Top >  心の子育て論 >  計画性の身につく子に

計画性の身につく子に

こうすれば子どもはしっかり育つ「良い子の育てかた」31

● 幼児期からけじめのある生活を心がける

計画性のある子どもと、なにごとにも行き当たりばったりの子ども。子どもを、このどちらかにするのは、家庭における親の態度、とくに、母親の生活態度によるものが、たいへん大きいと思われます。子どもの性格によるものではありません。母親がしてみせる生活習慣から生まれ育っていくものです。

こんな例があります。ある母親は、子どもを連れて町へ出ると、いつも、あらかじめ計画して行動することは少なかった。計画をたてておいても、出先で気分が変わると、あっちへ行ってみましょう、こっちへ行ってみましょう、と子どもをひっぱりまわした。したがって、時間の使い方も無計画になり、子どもとの 「家へ帰ってからしてあげる」 という約束を破ることもいつものことだった。すると、やがてその子は、ひとりでお使いに行くようになったとき、あるいは友だちのところへ遊びに行くようになったとき、きちんとした時間に帰ってこないようになってしまった。そして、朝、計画しておいたことさえ、いつも守らないようになってしまった──というのです。

これとは全く逆に、母親は買物に行くときも、あらかじめ買物のメモを用意するなど、日常の生活を計画的に行動し、わが子には、いつも 「自分で計画をたててごらん」 と言い聞かせて、しぜんに、子どもに計画性を身につけさせたという例も多くあります。

子どもの計画性は、幼児期から、しぜんに育てていくことです。これを怠っておいて、子どもが学校へあがってから、さあ計画的に勉強をといっても、それは、むりなこと。計画性の乏しい子どもは、主体性も自分の行動への責任感も乏しいのですから。

投稿日:2007年04月17日(火) 09:44

 <  前の記事 ワールド図書館(16) 「南アジア」 巻末解説  |  トップページ  |  次の記事 ワールド図書館(17) 「西アジア(1)」 巻末解説  > 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://mt.izumishobo.co.jp/mt-tb.cgi/844

         

2014年08月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

月別アーカイブ

 

Mobile

児童英語・図書出版社 社長のこだわりプログmobile ver. http://mt.izumishobo.co.jp/plugins/Mobile/mtm.cgi?b=6

プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)