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「ダーウィン」 のこども時代

● ぼうしも菓子もすてて逃げた

小学校へ行きはじめたダーウィンは、山や森で、虫や鳥をかんさつするのが、とくいでした。でも、ふだんは、ほかの子どもよりも、すこし、ようちでした。
ある日のこと、ひとりのいたずらっこの友だちが、ダーウィンをお菓子屋へつれていくと、お菓子をかったのに、お金をはらわないで店をでてきました。そして、ふしぎに思っているダーウィンに、いいました。
「ぼくの、おじさんがお金もちだから、このぼうしを、こんなふうにふると、お金をはらわなくてもいいようになっているんだ。ぼうしをかしてやるから、きみも、やってみたらどうだい」
よろこんだのはダーウィンです。ダーウィンは、店へいくと、ぼうしをふりながら、お菓子をにぎって、店からでてきました。ところが、大きな声におどろいてふりむくと、お菓子屋の主人が、目をつりあげて追いかけてきます。さあ、びっくりしたダーウィンは、お菓子も、ぼうしもなげだして、いちもくさんに逃げました。
これを見て、友だちがわらっています。店の主人は、その友だちの家を知っていて、その子だけは、お金は、あとではらえばいいようになっていたのをダーウィンは知らなかったのです。ダーウィンは、このときほど、びっくりしたことはありませんでした。

ダーウィン(1809〜1882)──生物は、下等なものから高等なものへと進化したことをとなえたイギリスの博物学者。

詳しくは、いずみ書房のホームページにあるオンラインブック「せかい伝記図書館」をご覧ください。近日中にアップする予定ですので、ご期待ください。

投稿日:2006年11月06日(月) 09:28

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)