« 2013年03月 | 児童英語・図書出版社 創業者のこだわりブログ Top2013年05月 »

新着情報【2013年04月】

今日4月30日は、『鞍馬天狗』シリーズなど、大衆文学の質の向上に大きな貢献をした大仏次?カ(おさらぎ じろう)が、 1973年に亡くなった日です。 1897年、横浜市に生まれた大仏次?カ(本名・野尻清彦[はるひこ])は、東京府立一中を経て、府立一高在学時代に『一高ロマンス』を刊...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2013年04月30日(火) 05:15

「おもしろ古典落語」の116回目は、『無精床(ぶしょうどこ)』というお笑いの一席をお楽しみください。 むかし、「無精床」とあだ名をされた床屋がございました。ぶあいそうで、ものぐさな親方なもんで、いつも店はガラガラ。何も知らず、すいてるからと飛びこんできた不運な客がありました。「...

登録カテゴリ: おもしろ落語

投稿日:2013年04月26日(金) 05:24

今日4月25日は、わが国を代表する出版社のひとつとされる岩波書店を創業した岩波茂雄(いわなみ しげお)が、1946年に亡くなった日です。 1881年、長野県諏訪の農家に生まれた岩波茂雄は、15歳のときに父が亡くなったことで母の農業を手伝いながら地元の中学に通いました。1899年...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2013年04月25日(木) 05:05

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 82] むかし、越後(今の新潟県)の農家に、太郎と次郎という名の二人の男の子がありました。 兄の太郎は、幼いときから乱暴な上になまけ者でしたが、大きくなっても悪い性質が直りません。そのため父...

登録カテゴリ: おもしろ民話集

投稿日:2013年04月24日(水) 05:46

今日4月23日は、気品ある独自の「美人画」を描き、女性として初めて文化勲章を受賞した日本画家の上村松園(うえむら しょうえん)が、1875年に生まれた日です。 京都下京区四条通りにある茶舗「ちきり屋」の次女として生まれ育った上村松園(本名・津禰[つね])は、生まれる2か月前に父...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2013年04月23日(火) 05:25

今日4月22日は、アメリカ合衆国第37代大統領としてベトナム戦争を終了させ、中国との国交樹立をはかる道筋をつくるなど平和主義に尽力したものの、ウォーターゲート事件により任期中に辞任したニクソンが、1994年に亡くなった日です。 1913年カリフォルニア州南部のヨーバリンダに、果...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2013年04月22日(月) 05:44

「おもしろ古典落語」の115回目は、『つづら泥(どろ)』というお笑いの一席をお楽しみください。 「おーい、与太。つづらなんぞしょって、どこへ行こうってんだ」「あー、兄ぃ、なにやってもうまくいかねぇから、心いれかえて、泥棒にでもなろうとおもってるんだ」「ばかっ、そんなでけぇ声だし...

登録カテゴリ: おもしろ落語

投稿日:2013年04月19日(金) 05:37

今日4月18日は、日本近代彫刻の流れをこしらえた彫刻家の朝倉文夫(あさくら ふみお)が、1964年に亡くなった日です。 1883年、大分県上井田村(現・豊後大野市)の村長の子として生まれた文夫は、1893年10歳の時に父方の実家朝倉家の養子となりました。1902年竹田中学を中退...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2013年04月18日(木) 05:23

今日4月17日は、明治から昭和期に海軍軍人として活躍し、太平洋戦争末期の内閣総理大臣として「ポツダム宣言」を受け入れた鈴木貫太郎(すずき かんたろう)が、 1948年に亡くなった日です。 1867年、下総国(千葉県)関宿藩士の子として、父の任地和泉国(現・大阪堺市)に生まれた鈴...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2013年04月17日(水) 05:06

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 81] むかし、あるところに、とてもお金持ちの貴族がいました。大きな森にかこまれた家は、まるでお城のようでした。でも、町の人は、その貴族を「青ひげ」と呼んで、あまり近づかないようにしていまし...

登録カテゴリ: おもしろ民話集

投稿日:2013年04月16日(火) 05:38

今日4月15日は、平安時代末から鎌倉時代初期の天台宗の僧で、特異な歴史書『愚管抄』を著し、歌人としても名高い慈円(じえん)が、1155年に生まれた日です。 関白藤原忠通と加賀局の子として、九条兼実(かねざね)を長兄に4人兄弟の末子として生まれた慈円は、幼いころに京都東山にある天...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2013年04月15日(月) 05:55

「おもしろ古典落語」の114回目は、『猫久(ねこきゅう)』というお笑いの一席をお楽しみください。 ある長屋に、久六という行商の八百屋が住んでいました。性格がおとなしく、人といさかいをしたことがありません。なにをいわれても、ニコニコ笑っているところから、みんなは「猫久さん」「猫久...

登録カテゴリ: おもしろ落語

投稿日:2013年04月12日(金) 05:29

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 80] むかしあるところに、子どものいない、ものぐさなじいさまとばあさまが住んでいました。二人は、めんどうくさいので、お風呂にも入りません。そのため、いつもあかだらけでした。 ある日のこと、...

登録カテゴリ: おもしろ民話集

投稿日:2013年04月11日(木) 05:04

今日4月10日は、洋画から日本画に転向し、ダンナミックな「会場芸術」とよばれる大作を多く描いた日本画家の川端龍子(かわばた りゅうし)が、1966年に亡くなった日です。 1885年、和歌山市の呉服商の子として生まれた川端龍子(本名・昇太郎)は、実家の没落によって、10歳のころに...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2013年04月10日(水) 05:40

今日4月9日は、戦後日本ジャーナリズムに新風を吹きこんだ児童文学者・編集者・評論家の吉野源三郎(よしの げんざぶろう)が、1899年に生まれた日です。 株式取引所仲買人の子として東京に生まれた吉野源三郎は、1925年に東京帝国大学哲学科を卒業後、陸軍に入隊し2年後に除隊すると、...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2013年04月09日(火) 05:23

今日4月8日は、幕末期に、土佐藩主山内容堂(豊信)の片腕となって、強力な藩政改革を推し進めた吉田東洋(よしだ とうよう)が、1862年に亡くなった日です。 1816年、土佐藩上士の子として高知城下に生まれた吉田正秋(東洋=号)は、1841年父の死去により家督を相続しました。18...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2013年04月08日(月) 05:55

「おもしろ古典落語」の113回目は、『そばの殿(との)さま』というお笑いの一席をお楽しみください。 ある殿さまが、ご親戚にお呼ばれになりますと、そのご親戚では本膳のあと、座興として、そば職人にそばを打たせてごらんにいれました。そばを食べるのはかんたんなものですが、作るのはたいへ...

登録カテゴリ: おもしろ落語

投稿日:2013年04月05日(金) 05:09

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 79] あるところに、ご主人と死にわかれた未亡人がいました。娘を二人もっていて、ひとりはきりょうが悪い上になまけ者でしたが、もう一人は美しい上に働き者でした。けれども、母親は、きりょうの悪い...

登録カテゴリ: おもしろ民話集

投稿日:2013年04月04日(木) 05:47

今日4月3日は、バッハ、ベートーベンとともに、ドイツ音楽の「三大B」と讃えられる作曲家のブラームスが、1897年に亡くなった日です。 1833年北ドイツのハンブルクに、コントラバス奏者の子として生まれたヨハネス・ブラームスは、幼いころから父にバイオリンやチェロの手ほどきをうけま...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2013年04月03日(水) 05:17

今日4月2日は、実業家として成功したのち政治家として、イギリスの自由貿易制度の確立に貢献したコブデンが、1865年に亡くなった日です。 1804年、イングランド南部のサセックス州に貧しい農家の子として生まれたリチャード・コブデンは、家が11人の子だくさんだったために親類に育てら...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2013年04月02日(火) 05:14

今日4月1日は、大蔵官僚から政治家に転じ、大蔵大臣、内務大臣をへて第27代総理大臣となってロンドン軍縮条約を成立させたものの、テロに屈した浜口雄幸(はまぐち おさち)が、1870年に生まれた日です。 土佐国五台山村(今の高知市)の林業を営む水口家の3男に生まれた雄幸は、1889...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2013年04月01日(月) 05:02

2014年08月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

月別アーカイブ

 

Mobile

児童英語・図書出版社 社長のこだわりプログmobile ver. http://mt.izumishobo.co.jp/plugins/Mobile/mtm.cgi?b=6

プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)