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遠くて近い国マレーシア

先のブログに記しましたように、11月1日から11日まで、2年半ぶりにマレーシア旅行を楽しんできました。前回は、「ロングスティ下見の旅」といった企画を利用したため、航空券からホテル予約、旅行地への交通に至るまで、すべて旅行会社が手配をしてくれたため、何の苦労もすることのない旅でした。反面、何もかも用意されていると、旅に独自性がなくなってしまうことも事実で、今回は、途中から同行することになっていた兄のアドバイスをもらいながら、航空券やホテルの手配を一人でやってみることにしました。

ネットを利用すると、実に簡単にできてしまうのです。マレーシアの首都クアラルンプール(KL)の「メリアホテル」で兄と落ち合うことになっていたため、このホテルの予約をまずやってみました。Meria Hotel Kuala Lumpur と検索すると、すぐにホテルのホームページ画面が現われ、予約日と人数など、必要事項を打ちこむと、何と10分ほどで「予約確認」と予約番号を記したメールが届き、この画面を印刷したものを当日、フロントに見せればよいという返事なのです。前金とかクレジットカード番号を知らせるといった、面倒なことが一切ないのに、この手際よさにまず驚きました。広々としたツインルーム、朝食付、サービス料込みで1泊247リンギ(1リンギ35円なので、約8645円)、2人で泊まっても9000円程度だそうで、豪華なバイキングの朝食付きで一人4500円、しかも、ホテルはKLの中心街ブキュ・ビンタンにある3つ星の高級ホテルなのですから、円の大きな価値を再確認した思いです。なお、ホテルに到着した11月1日、部屋までスーツケースを運んでくれたポーターは、当方が日本人だとわかるとNHKテレビの衛星放送にチャンネルをあわせてくれ、おかげで日本シリーズの最終戦の真っ最中、中日の山井と岩瀬によるパーフェクトリレーで日ハムを押さえて優勝、落合監督の胴上げの瞬間をKLのホテルで見ることができたのは、よい思い出になりました。

航空券の手配も簡単でした。「エイビーロード」のホームページで「航空券」を選び、クアラルンプールと都市を打ち込むと、カレンダーが現われ、到着日と帰国日を選び、マレーシア航空での往復料金45000円での予約ができました。すぐに契約会社からメールが届き、旅行代金45000円+成田空港使用料2040円+航空保険料・燃油サーチャージ17160円+マレーシア出国税1800円 総額66000円を指定銀行に振り込めば、入金確認後、宅配便で航空券を発送するという案内が届きました。当日、航空券をマレーシア航空の窓口に渡しただけで、何の苦労もありませんでした。KL空港に到着後も、空港のタクシー案内所で「メリアホテル」というと92.4リンギの切符をくれ、これを運転手に渡すだけで、これまた簡単に済んだのは驚くほどです。

投稿日:2007年11月22日(木) 10:53

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)