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新着情報【2006年09月】

● ヘビをつかまえてきて喧嘩、寺子屋ではいたずらばかり 少年時代の退助には、後藤象二郎という幼なじみの友だちがいました。象二郎も、のちに、明治維新のために活躍した人です。退助と象二郎は、たいへん仲がよいのに、どういうわけか、いつも、けんかをしました。けんかになると、退助は、象二郎...

登録カテゴリ: 偉人の子ども時代

投稿日:2006年09月29日(金) 09:16

● 誰からでも学べる、まわりの人はみな先生 孔子は、小さいときに父を亡くしましたが、その父は、戦争で手がらをたてて貴族となった、勇かんな武士でした。 しかし、孔子は、父のあとをついで武士になる気持ちは全くなく、少年のころから、自分は学問の道へ進むことを心にきめていました。13歳の...

登録カテゴリ: 偉人の子ども時代

投稿日:2006年09月28日(木) 09:18

● 自分に厳しい努力を重ね、ひとつひとつを成就 幼いときから、なによりも本が好きだった白石は、3歳のときには、もう字をおぼえ、6歳になると、むずかしい詩を暗記して、みんなをおどろかせました。 武士だった父のいいつけで、9歳のときから、文字の手習いを始めました。人から教わるのではあ...

登録カテゴリ: 偉人の子ども時代

投稿日:2006年09月27日(水) 09:16

● ウソを見破る母の冷徹なまなざしに…… ガンジーが7歳のころのことです。ある日、はじめてイギリス人を見たガンジーは、インド西部の小さな国の総理大臣をしていた父にたずねました。「あの人たちは、インドへ来てなにをしているの?」 父は、はじめはインドと貿易をしようと思ってやってきたイ...

登録カテゴリ: 偉人の子ども時代

投稿日:2006年09月26日(火) 09:12

● 夜ひとりで山奥へ入り、木や岩を敵にして竹刀をふった 義経は、小さいころの名を牛若といいました。牛若が生まれたつぎの年に、父は、平氏との戦い (平治の乱) にやぶれて、殺されてしまいました。そして、牛若は、母と、今若、乙若のふたりの兄といっしょに、平氏の大将平清盛のもとにとらわ...

登録カテゴリ: 偉人の子ども時代

投稿日:2006年09月25日(月) 09:20

● 貧しい家へお見舞いに ナイチンゲールは、おとぎの国のお城のような家に生まれ、たくさんのめし使いにかこまれて、不自由なことは、なにひとつないのに、みんなと楽しくすごすよりも、まずしい家をたずねるのがすきでした。心のやさしいナイチンゲールのお母さんは、いつも、まずしい家へ、おくり...

登録カテゴリ: 偉人の子ども時代

投稿日:2006年09月22日(金) 09:48

● 大けがにも仲間のあざけりにも負けず、学問にはげみ続ける 小さいころの隆盛は、近所の仲間たちから、いつも 「貧乏人の子のくせに……」 と、わらわれました。父は、さむらいでも身分が低く、それに7人の子どもたちがいて、家がたいへんまずしかったからです。 でも、どんなにまずしくてもさ...

登録カテゴリ: 偉人の子ども時代

投稿日:2006年09月21日(木) 09:10

● めずらしい虫の声を聞くと、何日も探し続けた虫きちがい ファーブルは、家がたいへん貧しかったため、幼児のとき、両親と別れて祖父のもとへあずけられました。祖父の家は、村はずれの山の中です。友だちひとりいません。 でも、ファーブルは、すこしも、さみしくはありませんでした。森や牧場に...

登録カテゴリ: 偉人の子ども時代

投稿日:2006年09月20日(水) 09:16

● 家の貧しさにも両親を失った悲しみにも負けず、勉強をかさね続ける 柴を背負い、歩きながら本を読んでいる少年──二宮金次郎といえば、むかし、多くの小学校に建てられていた銅像が思いだされます。あの銅像は、戦時下において国家主義に利用されたということで、日本の敗戦後、すべて取りはらわ...

登録カテゴリ: 偉人の子ども時代

投稿日:2006年09月19日(火) 09:20

● 4歳でピアノをひき5歳で曲を作って父をおどろかす 宮廷楽団でバイオリンをひき、作曲にもすぐれていた音楽家の子として生まれたモーツァルトは、3歳のころから、小さな手でピアノをたたくようになりました。 ある日のこと。5歳うえの姉が父からピアノをおそわっているのを、そばで見ていたモ...

登録カテゴリ: 偉人の子ども時代

投稿日:2006年09月15日(金) 09:26

● 母と草摘みに行くうちに植物採集が好きになり、本草学者の道へ 高松藩につかえる足軽の子として生まれた源内には、ほんとうは10人の兄弟がいました。ところが、家が貧しかったため、病気や栄養不良で、そのうちの8人が亡くなり、大きく成長したのは源内と妹のふたりだけでした。 源内は、5、...

登録カテゴリ: 偉人の子ども時代

投稿日:2006年09月14日(木) 09:09

● ほしくてたまらない鳥類の本を手にいれるために2か月も働く 父が仕事に失敗して、シートンは5歳のとき、家族といっしょにイギリスから大西洋をこえて、カナダへやってきました。そして、森で、開拓者の生活をはじめました。でも、森をきりひらく仕事は、父と母にはきびしすぎて、わずか4年で、...

登録カテゴリ: 偉人の子ども時代

投稿日:2006年09月13日(水) 09:20

● 世の中の争いに疑問をいだき、ひとり海と向き合って考えた 幼いころの日蓮は、農業のかたわら漁師をしていた父から、いろいろなことを教わりながら成長しました。とくに、仏教の話をたくさん聞いて育ちました。そして、12歳のころになると、2つの大きな疑問をいだくようになっていました。 「...

登録カテゴリ: 偉人の子ども時代

投稿日:2006年09月12日(火) 09:19

● 姉からお話をしてもらううち、一人で本を楽しむようになる キュリー夫人 (27歳でピエール・キュリーと結婚) は、子どものころの名をマーニャといいました。 理科の教師を父に、5人きょうだいの末っ子として生まれたマーニャは、小さいときから、兄や姉たちのあたたかい愛情につつまれて成...

登録カテゴリ: 偉人の子ども時代

投稿日:2006年09月11日(月) 09:20

● からだは小さくても、すばしっこい知恵者 顔はやせて、目ばかりぎょろぎょろしていた少年時代の秀吉は、みんなから、小ざる、小ざると呼ばれました。[小ざる] は農民の子でしたが、いくさごっこは好きでした。体は小さくともすばしこく、いくさごっこで負けたことはありませんでした。 [小ざ...

登録カテゴリ: 偉人の子ども時代

投稿日:2006年09月08日(金) 09:24

● いじめられると、すぐに涙を流した泣きむし弱むしの少年 ニュートンは、孤独でした。ニュートンがうまれる前に父が亡くなり、まもなく母も、2歳のニュートンを置いて再婚してしまったのです。祖母に育てられたニュートンは、いつも家にばかりいる、ひよわな子どもでした。6歳で村の小学校へあが...

登録カテゴリ: 偉人の子ども時代

投稿日:2006年09月07日(木) 09:17

昨日より、いずみ書房事務所入り口前の階段踊り場は、たくさんの花に囲まれて久しぶりに華やいでいます。 30年間にわたって、いずみ書房の発展を支え、病にたおれてしまった亡き妻国子3回忌のために、たくさんの人たちから贈られた色とりどりの花々の甘い香りにむせかえるほど。 豪華なカトレアか...

登録カテゴリ: 業務日誌

投稿日:2006年09月06日(水) 10:16

● 神様のばちがあたるか試してみる 諭吉が12、3歳のころのことです。ある日、近くのお稲荷さんに行った諭吉は、こっそり御神体の入った箱をあけました。その箱に入っていたのはただの木の札でした。諭吉は札を取り出して、かわりに道ばたから拾ってきた石を入れました。やがていく日かして、この...

登録カテゴリ: 偉人の子ども時代

投稿日:2006年09月05日(火) 09:11

● イチジクを全部食べたいたずらっ子 貴族の家で、13人きょうだいの2番目の子として生まれたナポレオンは、いたずらっこのうえに、たいへんがんこな少年でしたが、あるとき、家の畑のイチジクの木にのぼって、おいしそうな実を、ひとつのこらず食べてしまいました。そして、これが見つかって、き...

登録カテゴリ: 偉人の子ども時代

投稿日:2006年09月04日(月) 09:20

● 刀のつばを箱ごともらい、家来に分けてあげる 紀州 (和歌山) 藩の第2代目の藩主徳川光貞の4男として生まれた吉宗は、生まれつき、性格が、おおらかでした。 ある日のこと、父が、刀のつばのたくさん入った箱を取りだしてきて、子どもたちに、つばを与えるから、どれでもすきなものを取るよ...

登録カテゴリ: 偉人の子ども時代

投稿日:2006年09月01日(金) 09:57

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)