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新着情報【2013年06月】

「おもしろ古典落語」の123回目は、『天災(てんさい)』というお笑いの一席をお楽しみください。 「ご隠居、まっぴらごめんなせぇ」「だれだ、そうぞうしい、なんだ八公か。おめってやつは、どうしてものごとに乱暴なんだ。3日もあけず、親子げんかに夫婦げんか。人の家へ入ってくるなりあぐら...

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投稿日:2013年06月28日(金) 05:01

今日6月27日は、江戸時代中期の尊皇思想家としてぼう大な日記を残し、吉田松陰ら幕末の志士たちに多くの影響を与えた高山彦九郎(たかやま ひこくろう)が、1793年に亡くなった日です。 1747年、上野国新田郡(にったごおり・いまの群馬県太田市)郷士の子として生まれた高山彦九郎(本...

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投稿日:2013年06月27日(木) 05:45

今日6月26日は、明治時代に文部卿として「学制」を制定するなど、明治政府の主要ポストを歴任した大木喬任(おおき たかとう)が、1899年に亡くなった日です。明治維新のころ大木は、大隈重信、副島種臣、江藤新平とともに「佐賀の四傑」といわれていました。 1832年、佐賀藩士の長男と...

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投稿日:2013年06月26日(水) 05:32

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 90] あるところに、えものをとるのがへたなオオカミがいました。ある夜、オオカミはすばらしい朝ごはんにありついた夢を見ました。眼をさますと、きょうはきっとすばらしい日になるにちがいないと、村...

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投稿日:2013年06月25日(火) 05:17

今日6月24日は、池坊花道の家元として安土桃山時代に活躍した華道家・池坊専好(いけのぼう せんこう)初代が、1621年に亡くなった日です。 池坊というのは、いけばなの一流派で、もともと京都・頂法寺の中にある寺院のひとつの僧坊で、本堂が六角形をしているため、六角堂ともよばれていま...

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投稿日:2013年06月24日(月) 08:31

「おもしろ古典落語」の122回目は、『開帳(かいちょう)の雪隠(せっちん)』というお笑いの一席をお楽しみください。 むかし、出開帳というのが流行ったことがありました。今のように便利な乗り物がなかったころですから、遠くにある有名な仏さまをおまいりするのはたいへんです。そこで仏さま...

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投稿日:2013年06月21日(金) 05:42

今日6月20日は、戦後の混乱期に国政を担当し、第47代内閣総理大臣をつとめた芦田均(あしだ ひとし)が、1959年に亡くなった日です。 1887年、いまの京都・福知山市の農家に生まれた芦田均は、少年時代から外交官となって日本の近代化に向けて活躍する夢を抱いていました。その願いが...

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投稿日:2013年06月20日(木) 05:30

今日6月19日は、絶対主義時代にイギリス国王となったジェームズ一世が、1566年に生まれた日です。 スコットランド女王メアリーの子として生まれたジェームズ一世(ジェームズ・ステュアート)は、母の退位によって1歳でスコットランド国王ジェームズ6世になりましたが、貴族たちの派閥争い...

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投稿日:2013年06月19日(水) 05:15

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 89] むかし、あるところに、じいさまとばあさまがありました。ソバやアワを畑に作って暮らしていましたが、ようやく実がなるようになると、山からサルがぞろぞろやってきて、畑を荒らしまわります。「...

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投稿日:2013年06月18日(火) 05:46

今日6月17日は、幕末に幕府の老中首座として日米和親条約を結び、安政改革を断行した阿部正弘(あべ まさひろ)が、1857年に亡くなった日です。 1819年、備後(広島県)福山藩主で、当時幕府の老中だった阿部正精(まさきよ)の6男として江戸藩邸に生まれた阿部正弘は、1836年18...

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投稿日:2013年06月17日(月) 05:25

「おもしろ古典落語」の121回目は、『泣(な)き塩(しお)』というお笑いの一席をお楽しみください。 「あのぅ、お武家さま、お武家さま」若侍が、往来でいきなり若い娘に声をかけられました。「せっ者に、なにかご用か?」「…はい、あのう、わたしはお花ともうしまして、いまこ...

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投稿日:2013年06月14日(金) 05:18

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 88] むかし、三人の王子がいて、上の二人の王子は冒険がしたくなって旅に出ました。でも、遊ぶのが楽しくなって、家にもどれないほど、おちぶれてしまいました。そこで「お人よし」とあだ名されている...

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投稿日:2013年06月13日(木) 05:59

今日6月12日は、『アルプスの少女ハイジ』を著したスイスの女流児童文学者シュピリが、1827年に生まれた日です。 スイスのチューリッヒに近い、ヒルツェル村の田園地帯にある医者の子に生まれたヨハンナ・シュピリは、ハイジと同じようにおおらかでやんちゃな少女でした。学校の勉強はあまり...

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投稿日:2013年06月12日(水) 05:40

今日6月11日は、『沓掛時次郎』『瞼の母』『一本刀土俵入り』など、大衆作家・劇作家として活躍した長谷川伸(はせがわ しん)が、1963年に亡くなった日です。 1884年、神奈川県横浜市に土木業者の子として生まれた長谷川伸(本名・伸二郎)でしたが、3歳のとき母親は父の放蕩がもとで...

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投稿日:2013年06月11日(火) 05:20

今日6月10日は、フランスの物理学者・数学者・化学者で、電磁気学の創始者として知られているアンペールが、1836年に亡くなった日です。電流の強さを表す単位であるアンペア(A)は、アンペールの名を記念してつけられました。 1775年、フランス中南部の都市リヨン郊外の村にある商人の...

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投稿日:2013年06月10日(月) 05:15

「おもしろ古典落語」の120回目は、『館林(たてばやし)』というお笑いの一席をお楽しみください。 江戸時代も後半になりますと、町人でも職人でも、武芸の好きな連中は町道場に通いました。こういう道場には、自分は腕がたつとうぬぼれているのがいまして、町人の半さんもそんな一人です。 「...

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投稿日:2013年06月07日(金) 05:54

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 87] むかし、あるところに、やさしいおじいさんとおばあさんがいました。おじいさんは働き者で、きょうも朝早くからくわをかついで、山の畑をたがやしておりました。すると、一羽の小鳥がやってきて、...

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投稿日:2013年06月06日(木) 05:41

今日6月5日は、日本人の「文化の型」を分析した『菊と刀』を著したことで知られるアメリカの女性文化人類学者ベネディクトが、1887年に生まれた日です。 ニューヨークの医者の子として生まれたルース・ベネディクトは、1歳のときに父をなくしましたが、1909年にバッサー大学を卒業したと...

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投稿日:2013年06月05日(水) 05:26

今日6月4日は、第3代ドイツ帝国皇帝として、積極的な海外進出を展開したものの、英・仏・露との対立を深めて第1次世界大戦を引き起こしたウィルヘルム2世が、1941に亡くなった日です。 1859年、第2代ドイツ皇帝フリードリヒ3世がプロイセン王子だったとき、イギリスのビクトリア王女...

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投稿日:2013年06月04日(火) 05:14

今日6月3日は、首相在任7年8か月連続という最長記録をのこし、ノーベル平和賞を受賞した政治家の佐藤栄作(さとう えいさく)が、1975年に亡くなった日です。 1901年、今の山口県布施町に酒造業の子として生まれた佐藤栄作は、1924年に東京帝国大学法律学科を卒業後、鉄道省(国鉄...

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投稿日:2013年06月03日(月) 05:02

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)