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新着情報【2007年06月】

最近、「吉祥寺スタイル―楽しい街の50の秘密」 (文芸春秋社刊)という本が出版されました。 著者は、一昨年 「下流社会」(光文社新書)という80万部をこえるベストセラーとなった本(「下流社会」は氏の造語で流行語となった)を著わしたマーケティングアナリスト・三浦展氏と、日米の住宅...

登録カテゴリ: 今週のへぇー !?

投稿日:2007年06月29日(金) 09:45

今日、6月28日は、第1次世界大戦のきっかけとなったオーストリア皇太子暗殺事件のおきた日(1914年)であり、世界大戦の終結としてベルサイユ講和条約が結ばれた日(1919年)でもあります。 当時、ヨーロッパではドイツを中心とした新興勢力と、イギリスを中心とした勢力とがたがいにい...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2007年06月28日(木) 09:11

1936年の6月27日は、児童雑誌 「赤い鳥」を創刊した鈴木三重吉が、児童文学を愛する人々におしまれながら、亡くなった日です。 三重吉は、帝国大学(いまの東大)に在学中、グリムやアンデルセンの童話を原書で読んだり、師である夏目漱石から借りた世界各国の子ども文学に親しむうち、日本...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2007年06月27日(水) 09:55

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 3] 昔むかし、ある小さな村に、おばあさんが住んでいました。 おじいさんが死んでしまったので、ひとりっきりです。でもおじいさんが残してくれた財産がありましたから、仏壇に手をあわせ感謝しながら...

登録カテゴリ: おもしろ民話集

投稿日:2007年06月26日(火) 09:15

こうすれば子どもはしっかり育つ「良い子の育てかた」 39 子どもが小学校へあがったりすると、多くの母親は「さあ、これからは、しつけもきびしくしなくては」とひそかに決意します。そして、これはいけません、あれはいけません。ああしなさい、こうしなさいと言いはじめます。物事の良し悪しや...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2007年06月25日(月) 09:55

昨年、給食費の不払いが話題になっていた頃、[義務教育なのだから、給食費なんて払わなくてあたりまえ] とか、[給食費を払っているのだから「いただきます」や「ごちそうさま」をいわせるのはおかしい] という人たちがいることを知って、ビックリしたことを記憶しています。ところが、幼稚園や...

登録カテゴリ: 今週のへぇー !?

投稿日:2007年06月22日(金) 10:08

今日6月21日は、江戸幕府の鎖国政策に対し、海外のようすを少しも知らない国民たちに、警告を発した先駆者・林子平が、1793年、仙台のちっ居先で亡くなった日です。 「海国日本を守るためには、海軍の力を強くしなければだめだ」 林子平は、日本が鎖国で外国とのまじわりを閉じている時代に...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2007年06月21日(木) 09:36

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 2] むかし、あるところに神父さんと、年とった黒人の召使いがいました。 召使いは、神父さんが子どもの頃から家にいたので、大人になってもまだ子ども扱いをしていました。神父さんが少しでも雨にぬれ...

登録カテゴリ: おもしろ民話集

投稿日:2007年06月20日(水) 08:58

このたび、いずみ書房ホームページ上にある「オンラインブック」に、「子どもワールド図書館」の全巻内容を一挙に掲載しました。 「子どもワールド図書館」(全38巻) は、1980年に初版を発行、1982年、1983年、1984年と版を重ねてきました。さらに、1991年に「世界はいま」...

登録カテゴリ: 業務日誌

投稿日:2007年06月19日(火) 09:25

こうすれば子どもはしっかり育つ「良い子の育てかた」 38 子どもが、とくによいことをした、見ちがえるようなことをした、大きな約束を果たした、よくがんばった……こんなとき、どんな親でもほうびを与えたくなりますが、いま、この 「ほうび」 でもっとも多いの...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2007年06月18日(月) 08:51

昨夜、『「モナリザ」は聖母マリア〜レオナルド・ダ・ヴィンチの真実』(ランダムハウス講談社刊・四六判上製・462ページ)という大作を最近著した、高草茂氏の出版記念パーティにでかけました。高草氏は、まもなく80歳となる年齢にもかかわらずかくしゃくとした方で、歯ぎれ良く、著書の内容を...

登録カテゴリ: 今週のへぇー !?

投稿日:2007年06月15日(金) 12:09

本日6月14日は、アメリカの小説家ストー夫人が196年前に生まれた日です。 ストー夫人の代表作は、よく知られているように「アンクル・トムの部屋」。1852年この小説が発表されるや大評判となり、1年間で30万部も売れたといいます。そして、9年後、リンカーンによって南北戦争がおこさ...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2007年06月14日(木) 09:15

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 1] ある町に、ハンスという名前の男と、そのお嫁さんがいました。 ふたりはそれほど貧乏ではありませんでしたが、ハンスもお嫁さんも、すこしばかり欲張りでした。 「町長さんのように、広い土地とり...

登録カテゴリ: おもしろ民話集

投稿日:2007年06月13日(水) 09:17

前回(6/7号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第29巻「南アメリカ」 の巻末解説と一部補足事項を記します。 「南アメリカ」 について [ブラジル] ブラジルは1500年、ポルトガル人によって発見されました。一般に南アメリカの国々の歴史と...

登録カテゴリ: 子どもワールド図書館

投稿日:2007年06月12日(火) 09:25

こうすれば子どもはしっかり育つ「良い子の育てかた」 37 小学校の2、3年生にもなると、かなりの割合の子どもが、失敗したことや叱られそうなことは、親に報告しないようになります。また、かりに報告しても、適当にうそをついて自分を守るようになります。たとえば、悪い点数のテストはかくし...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2007年06月11日(月) 08:54

ヨーロッパへでかけたり歴史や文化にふれたりしていくと、英語以外に、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語の5ヶ国語に出会う機会が多くなります。先月はドイツにでかけて印象に残ったのが、世界的に有名な城でディズニー映画「白雪姫」の城のモデルともなった「ノイシュバンシュタイン」...

登録カテゴリ: 今週のへぇー !?

投稿日:2007年06月08日(金) 09:27

前回(6/5号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第28巻「中央アメリカ」 の巻末解説を記します。   「中央アメリカ」について 中南米のことを世界の人びとは、ラテン・アメリカとよんでいます。この土地が、スペイン人やポルトガル人な...

登録カテゴリ: 子どもワールド図書館

投稿日:2007年06月07日(木) 09:26

こうすれば子どもはしっかり育つ「良い子の育てかた」 36 「ちゃんとしつけたはずなのに」 「しつけだけはきびしくしたつもりなのに」……わが子が思いがけないことをしでかしてしまった親の口から、よくこんな言葉を聞かされます。 しかし、よく聞いてみると、し...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2007年06月06日(水) 08:57

前回(6/1号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第27巻「メキシコ」 の巻末解説と、その後の変化を記した補足事項を記します。  「メキシコ」 について 「高原と太陽と花と砂ばくの国」 メキシコは、国土が日本の5倍半、人口は*[約...

登録カテゴリ: 子どもワールド図書館

投稿日:2007年06月05日(火) 09:30

こうすれば子どもはしっかり育つ「良い子の育てかた」35 お母さんが子どもにぶつける言葉のなかで、[わかっちゃいるけどやめられない] 言葉の代表は 「どうして?」 です。 どうしてそんなことをするの? どうしてわからないの? どうしていうことをきいてくれないの? どうして勉強しな...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2007年06月04日(月) 08:38

2年半ほど前になくなった私の妻の死因は、2000年の定期健康診断の際に見つかった肺がんでした。あまりに急で予期しないことだったために、書店へ行っては「がん」とタイトルに名のあるものは片っ端から買いこんで読みあさったことを思い出します。 その結果わかったことは、人間には60兆個以...

登録カテゴリ: 今週のへぇー !?

投稿日:2007年06月01日(金) 10:01

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)