先日の多磨霊園めぐり(4月10日号)の途中、あるキリスト教系の墓地の前で、若い神父さんの説教を聞く10数人の遺族と思われるグループに出会いました。そこに、聴き覚えのある音楽が流れています。何の歌だったかと思い浮かべているうち、「千の風になって」のメロディであることに気づきました...
本日より、新サイトでの投稿となります。再スタートの気持で、いっそう充実した内容を心がける所存です。ひきつづきご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。 こうすれば子どもはしっかり育つ「良い子の育てかた」 32 ● けんかをするのをこわがらない 子どもを、集団のなかで行...
前日(4/24号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第21巻「アフリカ(2)」 の巻末解説と、その後の変化を記した補足事項を記します。 「アフリカ(2)」 について 産業の不振とともに、アフリカの多くの国ぐにがかかえている大きな問題の一つに、...
前日(4/23号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第20巻「アフリカ(1)」 の巻末解説と、その後の変化を記した補足事項を記します。 「アフリカ(1)」 について アフリカ(主として北西部)は、新興国家がひしめきあっている大陸です。大いなる...
前回(4/19号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第19巻「エジプト」の巻末解説と、その後の変化を記した補足事項を記します。 「エジプト」 について エジプトは、メソポタミアとともに人類の文明発祥の地として知られています。その歴史の古さは、...
2、3日前、いま東京国立博物館で開催されている「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」開催の影の功労者である藤ひさし氏(4/5号参照)の誘いで、イタリア文化会館とフィレンツェの会場を同時に結ぶ「遠隔シンポジューム」というのを見てきました。400人以上も集まったホールには、イタリア会場と共通...
前日(4/18号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第18巻「西アジア(2)」の巻末解説と、その後の変化を記した補足事項を記します。 「西アジア(2)」 について 『トルコ』 面積は日本のおよそ2倍の78万平方km。首都はアンカラ。言語はトル...
前回(4/16号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第17巻「西アジア(1)」の巻末解説を記します。 「西アジア(1)」 について 『サウジアラビア』 面積は日本の約6倍、*[人口は1/12]。人口の約半分が遊牧民。国語はアラビア語。イスラム...
こうすれば子どもはしっかり育つ「良い子の育てかた」31 ● 幼児期からけじめのある生活を心がける 計画性のある子どもと、なにごとにも行き当たりばったりの子ども。子どもを、このどちらかにするのは、家庭における親の態度、とくに、母親の生活態度によるものが、たいへん大きいと思われます。...
前回(4/12号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第16巻「南アジア」の巻末解説と、その後の変化を記した補足事項を記します。 「南アジア」 について インドが他の国と違っているとすれば、何よりもその文明の連続性にあるといえます。もともと中央...
先日、「さくら会」主催の講演会へ出かけました。山崎章郎先生による「ケアタウン小平について」という演題でした。「さくら会」 というのは、小金井市にある桜町病院ホスピスで亡くなった人の配偶者や家族の会です。1990年に「病院で死ぬということ」(主婦の友社刊・現文春文庫)を著して話題の...
昨日(4/10号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第15巻「東南アジア(2)」の巻末解説を記します。 「東南アジア(2)」 について 東南アジアの中でも、ここでとりあげたマレーシア、シンガポール、インドネシア、フィリピンの4か国は、赤道のま...
前回(4/9号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第14巻「東南アジア(1)」の巻末解説を記します。 「東南アジア(1)」 について インドシナ半島には、北方のヒマラヤ山脈からまるで指をひろげたように、いくつかの山系が南下しています。その山と...
1ヶ月ほど前、書店で「東京さわやか散歩」(山と渓谷社刊) というガイドブックを立ち読みしているうち、41コースのうちの36番目、武蔵野の川と雑木林の自然に親しむ「野川公園から浅間山公園」のところに目がうつりました。以前の住居が三鷹市深大寺だったために、野川公園や武蔵野公園には、休...
前回(4/4号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第13巻「朝鮮・モンゴル」の巻末解説(一部訂正)を記します。 「朝鮮・モンゴル」 について [朝鮮] アジア大陸の東はしに朝鮮半島があり、大陸を背に、海をへだてて日本と向かいあっています。この...
今週も、印象に残ったことを記します。 13年ほど前、200万部を超える大ベストセラーとなった永六輔著「大往生」(岩波新書)に目を通した方は多いことでしょう。この本はご存知の通り、永六輔氏の著となっていますが、大半は無名人語録集というべきもので、老人たちのつぶやきを集めたものといっ...
昨日、上野公園にある東京国立博物館で開催されている特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ─天才の実像」を見てきました。昨年話題となった「ダヴィンチ・コード」以来、より深くレオナルドの人間性を知りたいものと、美術書はもちろん伝記、評論、手記など、10数冊も読んできました。それにより、漠然...
前日(4/3号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第12巻「中国(2)」の巻末解説と、その後の変化を記した補足事項を記します。 中国(2) について 前巻にひきつづき、中国の歩みをたどってみましょう。 中国国民党と中国共産党が合流した国民革命...
前日(4/2号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第11巻「中国(1)」の巻末解説(一部改訂)を記します。なお、第10巻「東ヨーロッパ」は、2月19日、20日号に記しましたので省略します。 「中国(1)」について 中国の正式な国名は、中華人...
前回(3/29号)に続き、25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第9巻「ギリシア」の巻末解説と、その後の変化を記した補足事項を記します。 「ギリシア」 について ヨーロッパの南東部、バルカン半島の南端にあるギリシアは、日本の北海道と九州をあわせたほどの広...