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新着情報【2006年12月】

だれにもできる逆説的しつけ法「ダメな子の育てかた(●印))」と、努力を伴う期待型しつけ法「良い子の育てかた(○印)」を考える連載「ダメな子・良い子の育てかた」第11回目。 ● 父親ぎらいにさせたいなら 母親が、子どもの前で、夫の悪口をいうだけではまだ序の口です。父親が子どもを叱ろ...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2006年12月28日(木) 09:40

だれにもできる逆説的しつけ法「ダメな子の育てかた(●印))」と、努力を伴う期待型しつけ法「良い子の育てかた(○印)」を考える連載「ダメな子・良い子の育てかた」第10回目。 ● 自分のしたことを隠す子にしたいなら 子どもが外から帰ってきて、なにか失敗したことをつげるたびに、「な...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2006年12月27日(水) 09:11

 だれにもできる逆説的しつけ法「ダメな子の育てかた(●印))」と、努力を伴う期待型しつけ法「良い子の育てかた(○印)」を考える連載「ダメな子・良い子の育てかた」第9回目。 ● 兄弟愛の乏しい子にしたかったら 子どもへの接しかたに差をつけることです。たとえば同じことをさせたとき、一...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2006年12月26日(火) 09:25

これまで7回にわたり、「ダメな子」「良い子」の育て方を併記して綴ってきましたが、先日、ある知り合いから「○印の良い子の方はいいけど、●印の悪い子の方は、読んでいて気分がよくないからやめた方がいい」というアドバイスをもらいました。そこで、毎日読んでくれている他の人にも意見を聞いてみ...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2006年12月25日(月) 09:14

「ダメな子」「良い子」の育てかた 7 ● 無駄遣いの習慣をつけさせたいなら わが子が小づかいを欲しがるたびに、いくらでもお金をあげることです。小づかいの額をきめてしまってはいけません。それから、子どもが小づかいを何に使おうと、けっして問いただしてはいけません。子どもはますます多く...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2006年12月22日(金) 09:22

「ダメな子」「良い子」の育てかた 6 ● 子どもを偏食っ子にしたいなら いつも子どもに「今日は、なにが食べたい」と聞いてから、愛情こまやかに料理を作ってあげましょう。子どもが食べ残したら「いいわよ、お母さんが食べてあげるから」と言ってあげることです。いつも「はい、これがあなたのよ...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2006年12月21日(木) 09:11

「ダメな子」「良い子」の育てかた 5 ● 人を差別することを教えたいのなら わが子が、貧しい家庭の子や家庭的にめぐまれない子と親しくするのを見たら「あんな子と、おつきあいするのはやめなさい。お父さんは運転手なんでしょ。あなたは、あんな家の子と違うのよ」と言ってあげることです。わが...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2006年12月20日(水) 09:34

「ダメな子」「良い子」の育てかた 4 ● 不満ばかりいう子にしたいなら ファミリーレストランなどに家族みんなで行って「これはまずいわね、これならインスタントのほうがまだましだわ」と愚痴をこぼしましょう。服を着るたびに「この服、もうおかしいわ」「あああ、新しい服がほしいわね」と、こ...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2006年12月19日(火) 09:13

「ダメな子」「良い子」の育てかた 3 ● 内向的な性格にしたいなら 「あなたは本当に足が短いわね。お父さんにそっくり」 「お前は、まったく鼻ぺちゃだなぁ。お母さんのおかしいところに、よくも似たもんだ」「ますますオデブちゃんになるな。こんど牧場に行ってみろ、ブタにも笑われるぞ」。冗...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2006年12月18日(月) 09:06

「ダメな子」「良い子」の育てかた 2 ● ウソつきにしたいなら 子どもが父の持ち物をこわしたら、「お母さんがこわしたことにするから、心配しなくてもいいわよ」と言ってあげましょう。父親のいないときは、いつも「パパにはないしょよ」と言ってあげてください。家に人が来ると困るとき、子ども...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2006年12月15日(金) 09:40

とにかく、子どもは親の後姿を見ながら育ちます。親の対応の仕方で、子どもを「ダメにする」ことはじつに簡単です。ところが、「良い子に育てる」には、親は相当努力をしなくてはなりません。 そこで、今回からは、だれにもできる逆説的しつけ論「ダメな子の育てかた(●印))」と、努力を伴う期待型...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2006年12月14日(木) 09:10

ごく最近も、大きくふくらんだイメージ体験をしました。今年の2月ごろ、話題になっていた「ダビンチコード」を読んだのです。キリスト教の世界を良く知らない日本人にはかなり骨の折れる作品だなと思いながらも、展開するストーリーの面白さにグイグイ引きつけられて10日ほどで読破しました。5月に...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2006年12月13日(水) 09:14

読書したり、本を読んでもらったりすると、どのようなことが展開するのかを少し掘り下げて考えてみましょう。読んだり聞いたりしたその言葉から、人は独自のイメージを創りあげます。さまざまな体験をもとにしたイメージです。幼児はその体験が少ないので、さし絵が必要になります。絵本の1シーンを見...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2006年12月12日(火) 09:28

テレビがなかった頃は、どの家も、ひとつちゃぶ台を前にみんな集まり、おしゃべりしながら食事をするなど、貧しくとも、会話と団らんがありました。私の子ども時代を思い起こせば、食事を終えると冬はコタツに入り、みかんを食べながらトランプやいろはカルタ、時には百人一首に興じ、満ち足りた時間を...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2006年12月11日(月) 09:19

朝から晩までテレビの勧善懲悪ストーリーを見続け、やっつける疑似体験を何度もしているうち、これを試してみたくなります。学校へ行くようになり、ちょっとこいつは弱そうだなと思えば、手をだしてしまいます。幼児の頃に他の子どもと触れ合う体験をしていれば、やられた時の悔しさやイヤな気持ち、...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2006年12月08日(金) 08:59

今の親が生まれ育ったのは、昭和40年代のはじめから55年前後の15年間ほどです。それ以前に子ども時代を過ごした親たちと決定的に違うことがあります。それは、生まれたときから家にテレビがあり、そのテレビも草創期を終え、白黒からカラーになって視聴率競争が激化、そのあおりから子ども向け番...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2006年12月07日(木) 09:19

これからしばらく、子育てはどうあるべきかについて考えてみることにします。 というのも、最近、子どもの「いじめ」や「自殺」が社会問題になり、テレビや新聞をはじめ、マスコミには連日のように報道され、いろいろな分野の論者が意見を出しあっています。その傾向は歓迎してよいことでしょう。 な...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2006年12月06日(水) 09:20

● 文学、歴史、神学、語学、詩、乗馬、剣術──おどろくほどよく勉強 裕福な法律家の家に生れ、自分も法律家として進む道をさだめられていたゲーテは、小さいときから、おどろくほどよく勉強しました。先生は、厳格な父と家庭教師でした。このころにも、もちろん学校はありました。しかし、貴族や金...

登録カテゴリ: 偉人の子ども時代

投稿日:2006年12月05日(火) 09:16

● きかん坊だが正直なガキ大将 山形県の蔵王山のふもとに、農民の子として生まれ育った茂吉は、子どものころ、仲間のあいだでもとびぬけたガキ大将でした。みんなからはヤセモッキーというあだ名で呼ばれていましたが、とにかく負けずぎらいで、いつも、仲間の総大将でした。 遊び場は、村を流れる...

登録カテゴリ: 偉人の子ども時代

投稿日:2006年12月04日(月) 09:26

● 11歳で、たった一人世の中にほうりだされる ゴーリキーの書いた、もっとも有名な作品は『どん底』ですが、少年時代のゴーリキーの生活は、ほんとうに、どん底でした。 ゴーリキーが4歳のときに家具職人だった父が亡くなると、母の実家へひきとられ、それから7年間、まるで動物のようにあつか...

登録カテゴリ: 偉人の子ども時代

投稿日:2006年12月01日(金) 09:15

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)