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「育児・しつけ教室」(4〜5歳まで)のねらい

「レディバード図書館」の別巻「お母さんお父さんのための育児・しつけ教室」は、監修者ウィングフィールド夫妻の代表作であり、本シリーズの本質が綴られているため、5回に分けて、詳細を紹介する。本日は4巻目、4歳から5歳の「育児・しつけ教室」

しつけ教室4-1 しつけ教室4-2 しつけ教室4-3

(監修者コメント) 4歳から5歳になると、新しい技能が芽生え、いままで以上に感情のコントロールができるようになり、大人の世界とのつながりも一層深まって、旺盛な独立心を示すようになります。この独立心は、着替えをしたり、身体を洗ったり、お母さんの手伝いをしたりするときに、特に顕著にあらわれます。しかし、練習をして、技能をマスターするという点では、まだまだ大人の力を借りなければなりません。
この時期も、言葉の発達にすばらしいものがあります。両親が、子どもの興味を引き出し、話しかけ、よく聞き、話し合うことによって、内容のある言葉をたくさん習得していきます。
そして、一般的に想像力が発達し行動範囲も広がっているので、絵本は、子どもの遊びや生活をテーマにしたお話はもとより、ストーリーの単純な昔ばなし、あまり複雑でない科学絵本などがよいでしょう。5歳近くになると、絵本の絵も、全体を総合的にみる眼ができはじめてきます。

投稿日:2005年12月14日(水) 09:18

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)