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「育児・しつけ教室」(2〜3歳)のねらい

「レディバード図書館」の別巻「お母さんお父さんのための育児・しつけ教室」の5点は,監修者ウィングフィールド夫妻の代表作であり、本シリーズの本質が綴られている。本日は2巻目、2歳から3歳までの「育児・しつけ教室」。

しつけ教室2-1 しつけ教室2-2 しつけ教室2-3

2歳近くになると、子どもは一段とおしゃべりができるようになり、自分の感情や意思を表現しようと単語を羅列します。洗濯をしながら、お料理をしながら、買い物をしているとき、車の中や病院にいるときなど、機会あることに子どもに話しかけてください。子どもは、自己表現に必要な言葉の全部はわからないにせよ、日常必要な基本的な言葉を身につけていきます。
2歳児に与える絵本は、日常体験する身近な事物が登場するものがふさわしいでしょう。また、昔ばなしの絵本に対する興味も、芽生えてきます。

投稿日:2005年12月12日(月) 09:48

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)