前回に続き「レディバード図書館」シリーズのおもな絵本には、どのようなねらいがあり、どう利用してほしいか、監修者ウィングフィールド夫妻のコメントを紹介してみよう。
(7) かたちの えほん
わたしたちの身の回りには、さまざまな形があります。この本は、円、三角、四角のちがいなどを教えています。実際に、円、三角、四角を組み合わせて、いろいろなものを作ってみましょう。
(8) おおきさくらべ
この本の前半は、大・小の比較を、幼児になじみのある物や場面を通して描いています。
上・中・下、高い・低い、電気がついている・消えている、靴をはく・ ぬぐ、服を着る・ぬぐ、開ける・とじる、やせっぽち・ふとっちよ、内・外、中央・周囲など相対的な比較のことも学びます。
(9) ABCのえほん
この本は、英語の入門編です。最近は、新聞やテレビをはじめ、アイスクリームやお菓子などにもアルファベットがたくさん目につくようになりました。この本は、非常にわかりやすくアルファベットを紹介しています。アルファベットが英語の「あいうえお」にあたるということ、あいうえおは、46文字なのに、アルファベットは、26文字だということを教えてください。