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新着情報【2012年12月】

「おもしろ古典落語」の100回目は、『尻餅(しりもち)』というお笑いの一席をお楽しみください。 「ねぇー、おまえさん、おまえさんってば」「なんだよ」「なんだよって、もうすぐお正月がくるんだよ」「むこうが勝手にくるんだい、こっちが呼んだわけじゃねぇや」「よくもまぁ、そんな気楽なこ...

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投稿日:2012年12月28日(金) 05:44

今日12月27日は、双子の兄・白井松次郎とともに「松竹」を創業し、日本の興業界をリードした実業家の大谷竹次郎(おおたに たけじろう)が、1969年に亡くなった日です。 1877年京都の興業師の子として生れた大谷竹次郎は、幼いころから、双子の兄松次郎と芝居小屋で育つうち、母が経営...

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投稿日:2012年12月27日(木) 05:29

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 67] 昔、ある山里の村に貧しい若夫婦と、おばあさんの3人が住んでいました。ある年のおおみそかに、おばあさんは若いお嫁さんに「明日から、新しい年になる。これからは、あんたが囲炉裏(いろり)の...

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投稿日:2012年12月26日(水) 05:05

今日12月25日は、戦前は経済学者、植民政策学者として「戦争反対」をうったえ、戦後は東大総長を6年間つとめた矢内原忠雄(やないはら ただお)が、1961年に亡くなった日です。 1893年、愛媛県今治市に医者の子として生まれた矢内原忠雄は、教育熱心な父の影響で、神戸のいとこの家か...

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投稿日:2012年12月25日(火) 05:47

今日12月21日は、室町3代将軍足利義満に協力して南北朝合一に尽力するなど、守護大名として活躍した大内義弘(おおうち よしひろ)が、1399年に亡くなった日です。 1356年、周防・長門国(ともに現・山口県)の守護だった父弘世の子として生れた大内義弘は、1371年に4000人の...

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投稿日:2012年12月21日(金) 05:56

「おもしろ古典落語」の99回目は、『庭(にわ)かに』というお笑いの一席をお楽しみください。 世の中には、洒落(しゃれ)のわからない人っていうのがいるもので。「番頭さんや、こっちへ入っておくれ」「へーい、なにかご用で」「今朝、うちのばあさんがいうには、おまえさんは、洒落の名人なん...

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投稿日:2012年12月20日(木) 05:41

今日12月19日は、『国会議事堂の火災』『吹雪-港の沖合の蒸気船エアリエル号』など、イギリスを代表する国民的画家のターナーが、1851年に亡くなった日です。 1775年、ロンドンの理髪師の子として生まれたジョセフ・マロード・ターナーは、幼いころから母親が精神の異常をきたしたため...

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投稿日:2012年12月19日(水) 05:12

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 66] 昔、ある村の小高い丘に、1軒の白い家がポツンと建っていました。その家には、たったひとり老人が住んでいて、村でおきた出来事をなんでも知っているので、村の人々のあいだでは「魔法使い」とさ...

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投稿日:2012年12月18日(火) 05:52

今日12月17日は、農業に従事しながら、河童や天狗など架空の動物を好んで描いた日本画家・小川芋銭(おがわ うせん)が、1934年に亡くなった日です。 1868年、常陸国(茨城県)牛久藩の江戸藩邸に生れた小川芋銭(本名・茂吉)は、廃藩置県により、実家は牛久村(現・牛久市)の農家と...

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投稿日:2012年12月17日(月) 05:12

「おもしろ古典落語」の98回目は、『穴(あな)どろ』というお笑いの一席をお楽しみください。 「おい、いま帰った」「いままでどこをほっつき歩いてたんだよ、お金はできたのかい?」「あいにくだ」「そんなことだろうと思ったよ。お金の算段もできないくせに、また飲んだとみえて、赤い顔をして...

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投稿日:2012年12月14日(金) 05:08

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 65] 昔あるところに、貧しい百姓夫婦がありました。ふとした風邪をこじらせて夫を失くしたため、こまった身重のおかみさんは、となり村の知りあいをたよってお金を借りてきました。その帰り道、ある峠...

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投稿日:2012年12月13日(木) 05:41

今日12月12日は、映画『東京物語』『彼岸花』『秋刀魚の味』などの監督として、黒沢明とともに世界から高い評価をえている小津安二郎(おづ やすじろう)が、1903年に生れ、1963年に亡くなった日です。 東京・深川にあった肥料問屋の5人兄弟の次男として生れた小津は、「子どものころ...

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投稿日:2012年12月12日(水) 05:12

今日12月11日は、フランスのロマン派音楽の代表的作曲家ベルリオーズが、1803年に生れた日です。 パリの南約250kmにあるラ・コート・サンタンドレに開業医の子として生まれたエクトール・ベルリオーズは、学校へ通わずに、18歳まで父からラテン語、文学、歴史、地理、数学などを学び...

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投稿日:2012年12月11日(火) 05:44

今日12月10日は、『朝霧富士』『舞妓』『十和田湖』などの連作で知られる洋画家の林武(はやし たけし)が、1896年に生れた日です。 国語学者の5男として東京・牛込に生まれた林武(本名・武臣[たけおみ]) は、幼いころから貧しく、兄たちと牛乳配達や新聞配達として働いたり、ペンキ...

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投稿日:2012年12月10日(月) 05:19

「おもしろ古典落語」の97回目は、『うどん屋(や)』というお笑いの一席をお楽しみください。 ある寒い夜、屋台の鍋焼きうどん屋が「なーべやーき、うどぉん」と流していると、酔っぱらいが「チリツン、チリツンツン ♪牡丹は持たねど越後の獅子は……」「もしもし...

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投稿日:2012年12月07日(金) 05:49

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 64] むかし、ある国にとても美しい王女がいました。今日は、その王女の結婚相手を選ぶ日です。王女と結婚したいと思う王さま、王子、公爵、伯爵、男爵ら貴族たちが一列に並ぶと、王女は、それぞれの人...

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投稿日:2012年12月06日(木) 05:40

今日12月5日は、会津藩第9代藩主で、京都守護職として幕末の激動の6年間を京都の守護にあたるものの、王政復古後の「戊辰戦争」に敗れた松平容保(まつだいら かたもり)が、1893年に亡くなった日です。 1836年、美濃国高須藩主の6男として江戸藩邸に生まれた容保は、1846年に叔...

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投稿日:2012年12月05日(水) 05:16

今日12月4日は、大正・昭和期に活躍した日本史学者の津田左右吉(つだ そうきち)が、1961年に亡くなった日です。 1873年、岐阜県美濃加茂市に生れた津田左右吉は、1891年に東京専門学校(のちの早稲田大)を卒業後、中学教師をつとめるかたわら、東洋史学者白鳥庫吉(しらとり く...

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投稿日:2012年12月04日(火) 05:55

今日12月3日は、「女子英学塾」(現・津田塾大学)を設立するなど、生涯にわたり女子教育にたずさわった津田梅子(つだ うめこ)が、1864年に生れた日です。 西洋農学者で元幕臣津田仙の子として、江戸牛込に生まれた梅子は、西洋野菜の栽培などを手がける父の影響を受けながら育ちました。...

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投稿日:2012年12月03日(月) 05:35

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)