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新着情報【2008年11月】

今日11月28日は、すぐれた物理学者であるばかりでなく、随筆家としても名高い寺田寅彦(てらだ とらひこ)が、1894年に生まれた日です。 寺田寅彦は、西南戦争が起こった次の年1878年に、陸軍につとめる会計官の子として東京で生まれました。でも父が何度も転勤したので、少年時代は、...

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投稿日:2008年11月28日(金) 09:14

今日11月27日は、パナソニック(旧松下電器産業)を一代で築き上げた日本屈指の経営者であるとともに、PHP研究所を設立して倫理教育に乗りだ出す一方、松下政経塾を立ち上げて政治家の育成にも意を注いだ松下幸之助が、1894年に生まれた日です。 「ナショナル」のマークで知られた松下電...

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投稿日:2008年11月27日(木) 09:14

今日11月26日は、昔からたくさんの探検家を輩出した国スウェーデンに生まれ、87年の生涯を中央アジアの探検にそそいだヘディンが、1952年に亡くなった日です。 1895年、8頭のラクダに、食べ物、毛布、カメラ、銃、それにいちばんたいせつな水を積んで、5人の男たちが、はてしなく広...

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投稿日:2008年11月26日(水) 09:14

今日11月25日は、ちみつな構成と華麗な文体で人気のあった作家でありながら、アメリカに従属する日本を憂えて自衛隊の決起をうながすも受け入れられず、割腹自殺をとげた三島由紀夫が、1970年に亡くなった日です。 1970年(昭和45年)11月25日、東京市ヶ谷にある陸上自衛隊ではた...

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投稿日:2008年11月25日(火) 09:09

今日11月21日は、形式化した禅宗と僧侶たちを厳しく批判し、世間的な常識に真っ向から対立する奇行と人間味あふれる狂詩で世を風刺した室町時代の名僧・一休が、1481年に亡くなった日です。 一休が、仲間の小僧たちと寺の掃除をしていますと、近所に住むおかみさんがやってきて「ボタ餅をつ...

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投稿日:2008年11月21日(金) 09:08

今日11月20日は、明治・大正・昭和の3代にわたり、憲法に基づく議会政治を擁護し、清廉な政治家として活躍した尾崎行雄(おざき ゆきお)が、1858年に生まれた日です。 権力をふるう政治をにくみ、憲法を守る正しい議会政治をうちたてるためにたたかった「憲政の神さま」。このようにたた...

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投稿日:2008年11月20日(木) 09:04

今日11月19日は、さまざまな苦難の末に、地中海と紅海を結びインド洋へとつながる海の交通の要・スエズ運河を建設したレセップスが、1805年に生まれた日です。 フェルディナン・レセップスは、ヨーロッパとアジアを海路でむすぶスエズ運河を開いた、フランスの建設者です。 地中海と紅海を...

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投稿日:2008年11月19日(水) 09:06

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 52] むかし、ある家の大きな蔵に、ねずみの夫婦が住んでいました。蔵にはいつも、お米や麦や豆がいっぱい入っていたので、ねずみの夫婦は、とてもお金持ちでした。でも、ねずみの夫婦には子どもがいま...

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投稿日:2008年11月18日(火) 09:13

「読み聞かせ」のすすめ 12 ある公立図書館司書のお話です。 その図書館では、週に2回、午後3時半から絵本の読み聞かせを行なっていますが、いつも10〜15人ほど集まる子どものなかで、一人の女の子が目をひくようになりました。千香ちゃんという5歳の子です。 読み聞かせが終わると、子...

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投稿日:2008年11月17日(月) 09:26

おもしろ「言葉」のおこり 4 ● やきがまわる もともとは刀鍛冶の専門用語です。刀の刃を鍛えるときに熱することを「焼き」といいますが、火が入りすぎると、逆に、切れ味が悪くなってしまいます。つまり「焼きがまわりすぎた」ということになり、これが、年をとったりして、腕前や能力が落ちる...

登録カテゴリ: おもしろ言葉のおこり

投稿日:2008年11月14日(金) 09:09

「読み聞かせ」のすすめ 11 週のうち4日をパートで働く33歳の主婦の話です。 「私の、3歳と5歳の子どもへの読み聞かせは、月に2回です。第1と第3の日曜日の午後1時から3時まで。12時半に家を出て、帰ってくるのは3時半。場所は家からバスで20分ほどのところにある図書館の児童室...

登録カテゴリ: 心の子育て論

投稿日:2008年11月13日(木) 09:12

今日11月12日は、漂流の末アメリカ船にすくわれ、アメリカで教育を受け、アメリカ文化の紹介者として活躍した中浜万次郎(ジョン万次郎)が、1898年に亡くなった日です。 中浜万次郎は、日本が鎖国から開国になろうとする時代に、漂流が大きく運命を変え、漁師の子でありながら、武士にとり...

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投稿日:2008年11月12日(水) 09:16

今日11月11日は、「罪と罰」「カラマーゾフの兄弟」などを著し、トルストイやチェーホフとともに19世紀後半のロシア文学を代表する文豪・思想家のドストエフスキーが、1881年に亡くなった日です。 1849年12月、ロシア北西部にあるペテルブルグの監獄で、革命をくわだてたという罪で...

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投稿日:2008年11月11日(火) 09:08

今日11月10日は、ドイツの宗教家で、免罪符を販売するローマ教会を批判し、ヨーロッパ各地で宗教改革を推し進めたルターが、1483年に生まれた日です。 16世紀の初め、ローマ教会は、キリスト教の信仰を形だけのものにして、思いのままに権力をふるっていました。マルチン・ルターは、心の...

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投稿日:2008年11月10日(月) 09:07

おもしろ「言葉」のおこり 3 ● どじをふむ しくじったり、へたなことをしたり、まのぬけた失敗をしたりしたときに使う言葉ですが、相撲からきた言葉という説があります。むかしは、力士の足が土俵の外へ出ることを、土地を踏むといっていたことから、これが「どじをふむ」になったというもので...

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投稿日:2008年11月07日(金) 09:09

今日11月6日は、オスマン帝国第10代スルタンとして13回にもおよぶ遠征の末、地中海の制海権をにぎって「世界の帝王」と呼ばれたスレイマンが、1494年に生まれた日です。 1923年に共和国となったトルコは、それ以前は国の名をオスマン帝国とよんでいました。1299年にオスマンとい...

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投稿日:2008年11月06日(木) 09:20

「読み聞かせ」のすすめ 10 母から子への「読み聞かせ」をはじめてから1年7か月という方からうかがった話です。 「子どもが、心のやさしい思いやりのある人間に育ってほしいという願いで、4歳の長男を相手に絵本の読み聞かせを始めました。子どもが、夜、床に入ったときとか、雨で外へ遊びに...

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投稿日:2008年11月05日(水) 09:19

今日11月4日は、世界3大バイオリン協奏曲(コンチェルト)の一つと賞賛される「バイオリン協奏曲」をはじめ、「真夏の夜の夢」「フィンガルの洞窟」などを作曲したことで知られるメンデルスゾーンが、1847年に亡くなった日です。 フェリックス・メンデルスゾーンは、19世紀前半の、ドイツ...

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投稿日:2008年11月04日(火) 12:52

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)