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親子読書ライブラリー

拠点長会の席上で語った内容の第1回目。

みんなのおんがくかい」 は、お約束通り5月末(1983年)に完成いたしまして、拡売にはげんでいただいていると思いますが、どんな感想をお持ちでしょうか。内容面では、非常に高い評価をいただいて嬉しく思っております。有吉忠行、西田照子さんお二人による解説のすばらしさ、絵のほうは海外でも高く評価されているアユカワマン氏がメルヘンの世界を精魂こめた120枚の絵にしてくださいました。さらに、一流の音響メーカー・アポロンの協力を得てすばらしい音源を制作してもらえました。まさに3拍子そろった完成度の高い商品に仕上げることができたことは、創業9年のあゆみの結晶であるといってよいかと思います。

そこで今回、この「みんなのおんがくかい」はどういう特長のある商品なのか、どういうねらいで制作したのかといった点をいくつかお話しいたしますので、営業活動の参考にしていただけたらと思います。さらに、「親子読書ライブラリー」 という、当社がこれまで刊行してきたオリジナル図書を組み合わせて販売できるように、9つのコースを発表しましたが、これにはどういうねらいがあるのかということにもふれてみたいと思います。

コースれんげ まず、「みんなのおんがくかい」が完成したことにより、これまでのオリジナルラインナップの中で欠けていた視聴覚の分野を埋めることが出来ました。

美しい夢を育てる「いずみ文庫」●第1期「せかい童話図書館」(40巻)、観察力や注意力を養い発見する喜びを育てる ●第2期「こども科学図書館」(40巻)、せかいをみつめる広い視野を育てる ●第3期「子どもワールド図書館」(38巻)、主体的・創造的に生きる心を育てる ●第4期 「せかい伝記図書館」(38巻)、そして、明るくやさしい心を育みリズム感や音感を養う「みんなのおんがくかい」(12巻)が加わったことにより、子どもたちの総合能力を開発するための基本シリーズが揃ったことになります。

投稿日:2005年11月18日(金) 10:19

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)