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スペイン・ポルトガルの旅

予定通り、一昨日、阪急交通社主催によるツアー「サンチャゴ巡礼道を含む15の世界遺産をめぐるスペイン・ポルトガル13日間」の旅より、兄猛夫夫妻とともに無事帰国いたしました。

兄猛夫夫妻と同行するヨーロッパの旅は、2003年スペイン、2006年フランス周遊、2007年ドイツ周遊に続き今回で4回目。バルセロナ・バレンシア・ラマンチャ・グラナダ・コルドバ・セビージャ・エヴォラ・リスボン・バターリャ・ポルト・サンチャゴデコンポステーラ・レオン・サラマンカ・セゴビア・マドリッドという、スペイン、ポルトガルの主だった都市やその周辺を、走行距離3800km、1日平均400km以上のバスによるハードな旅ではありましたが、それぞれの場所に、印象深い思い出を残してこれました。

バルセロナからセビージャまでと最終のマドリッドは、2003年秋、亡き妻との最後の海外旅行で出かけた場所でもありました。この時はメキシコに7年半滞在したことがありスペイン語の堪能な兄猛夫夫妻に同行してもらい、車椅子持参の旅ではありましたが、アルハンブラ宮殿を徒歩で4キロも歩くほど元気だったことを思い出しました。1年後に亡くなるなど予期できないほどに。

今回も、期待通りの旅行を楽しめました。わがベスト10は次の通りです。

● 20年前に感動した「フラメンコ」に再会
● マドリッド3大美術館を制覇
● カトリックの聖地サンチャゴ・デ・コンポステーラとの出会い
● イスラム文化とキリスト教文化の融合
● 風車とドンキホーテ
● ガウディの偉業を再確認
● 大航海時代のポルトガルの栄光
● ヨーロッパ大陸最西端ロカ岬の感銘
● ポートワインの奥深さ
● 世界遺産の魅力

近いうちに項をもうけ、これらをテーマにつづりたいと思います。

なお今回も、この旅行記は、私の兄猛夫のブログで、1か月以上にわたり詳しく紹介される予定です。私のブログ右下の[links]にあります「十(とお)一(はじめ)こと酒井猛夫のブログ」をクリックしてご覧いただければ幸いです。

投稿日:2008年04月28日(月) 13:20

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)