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フランス大周遊10日間の旅

去る5月14日から23日まで、阪急交通社主催による「フランス大周遊10日間の旅」に、兄猛夫夫妻といっしょに参加した。会社の仕事から解放された、まったくの個人的な旅行だった。

私の兄は、ペンネーム「十・一(とお・はじめ)」という名でブログを1年前から開設しており、このフランス旅行について、詳しい記述を開始したので、ぜひ覗いてみてください。(私のこのブログで、リンクを張っています)

兄は、大学卒業後、三菱電機に勤務し、台湾や中南米など海外との取引に関連した仕事に従事してきた。さらに、1975年から7年半同社のメキシコ駐在員、1990年から11年間オーストラリア三菱電機社長を経て、2001年にリタイア。私のすすめもあって、38年間海外ビジネスひとすじに生き抜いてきた体験談を中心につづった「めざせ! 海外ビジネス」(日本流ポジティブ経営のすすめ)を2002年6月に社会思想社から上梓した。ところが、発行直後に創業55年の名門出版社「社会思想社」が破綻してしまい、兄の著書は一般流通をしないまま、最後の出版物となってしまったのである。紀伊国屋書店や青山ブックセンターなど、いくつかの書店に置いてもらう一方、いずみ書房が在庫をすべて引き取り、今も通信販売で購入できる。興味のある方は、いずみ書房ホームページで検索し、ご注文いただければ幸いです。

兄は、仕事の上ではあまり関係してこなかったヨーロッパ旅行に興味をもち、3年前にいっしょに出かけたスペイン旅行をキッカケに、イタリア、イギリス周遊旅行にでかけ、今回が4度目のヨーロッパ旅行となった。

兄夫妻の旅行への取り組みは、半端なものではない。仕事の上で身につけたスペイン語、英語、中国語はともかく、イタリアへ行くとなると、出かける3ヶ月も前からイタリア語の特訓をする。今回もフランス語に挑戦し、ショッピングやちょっと道で出会った人に、気軽にフランス語で声をかけてコミュニケーションをとっているのには感心する。昨年いっしょに行った、マレーシアでも、マレー語で現地の人によくあいさつをしていた。まさに国際交流のお手本みたいなので、なぜそうするのかといったことも、ブログや著書に詳しく載っているので、ぜひ参考にしてほしい。

兄夫婦は、今年の2月にも、南米のチリ、アルゼンチン、カナダなどへ10日間旅行してきた。この10日間の記録を、ブログでなんと39回にわたって記述してきた。この記録を毎日読んでいると、いっしょに旅行しているような気分になってくるから不思議である。今回のフランス旅行記は、何回続くのか知らないが、いっしょに行動しただけに、いっそう楽しみである。

投稿日:2006年06月07日(水) 13:20

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)