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最新記事【2017年12月30日】


● 今日(12月30日)の主なできごと

1922年 「ソ連」成立……この日、第1回全連邦ソビエト大会で「ソビエト社会主義共和国連邦」(ソ連)が樹立宣言をした。「ロシア共和国」「ウクライナ」「白ロシア(今のベラルーシ)」「ザカフカース(後にアゼルバイジャン・アルメニア・グルジアなどに分割)」の4共和国から構成された連邦国家で、1991年まで続いた。


● 今日の主な記念日・恒例日

取引所大納会……証券取引所での一年最後の立会い。かつてこの日は午前中(前場)で取引を終了していたが、2009年以降は終日取引となった。12月30日が土・日曜日の場合は、その直前の営業日となるので、今年は、12月29日。

地下鉄記念日……1927年のこの日、上野〜浅草間2.2km(今の東京地下鉄銀座線の一部区間)に日本初の地下鉄が開通したことにちなんで制定。


● 今日生まれた人

1865年 キップリング……イギリスの小説家・詩人。代表作『ジャングル・ブック』『少年キム』、『マンダレー』(詩)など。

1884年 東条英機……昭和期の陸軍軍人。第40代首相。太平洋戦争開戦の最高責任者。陸軍大将・外相・文相・内相など歴任。A級戦犯として絞首刑。

1905年 稲垣浩……昭和期の映画監督。代表作『宮本武蔵シリーズ』『無法松の一生』『日本誕生』など。

1906年 コロリョフ……ソ連のロケット開発者。世界初の「大陸間弾道ミサイル」開発、世界初の人工衛星「スプートニク1号」打ち上げ、世界初の有人宇宙飛行ガガーリンを宇宙に運ぶ功績。

1930年 開高健……昭和・平成期の小説家。代表作『裸の王様』『日本三文オペラ』『輝ける闇』『玉、砕ける』など。


● 今日亡くなった人

1691年 ボイル……イギリスの自然哲学者・化学者・物理学者。代表作『懐疑的化学者』など。「ボイルの法則」(気体の体積が圧力に逆比例)で有名。「近代化学の祖」

1944年 ロマン・ロラン……フランスの小説家・劇作家。代表作『ジャン=クリストフ』『ベートーヴェンの生涯』『魅せられたる魂』『ピエールとリュース』など。

1947年 横光利一……大正・昭和期の小説家・評論家。代表作『日輪』『機械』『上海』『旅愁』、『純粋小説論』(評論)など、

1952年 中山晋平……大正・昭和期の作曲家。代表曲『カチューシャの唄』『波浮の港』『シャボン玉』『兎のダンス』『証城寺の狸囃子』『こがね虫』『あの町この町』『鞠と殿様』など。

1997年 星新一……昭和・平成期のSF作家。代表作『ボッコちゃん(短編集)』『声の網』『おーい でてこーい』『白い服の男』など、ショートショートの名手。

1998年 木下恵介……昭和・平成期の映画監督。代表作『二十四の瞳』『カルメン故郷に帰る』『喜びも悲しみも幾歳月』『楢山節考』など。

2006年 サダム・フセイン……イラクの大統領・首相。クウェートに侵攻するも多国籍軍との湾岸戦争に敗北。2003年のイラク戦争で米軍に拘束され、この日死刑。

2014年 宮尾登美子……昭和・平成期の小説家。代表作『一絃の琴』『櫂』『天璋院篤姫』『松風の家』『藏』など。
投稿日:2017年12月30日(土) 05:17

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)