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2017年版 12月15日はこんな日


● 今日(12月15日)の主なできごと

1945年 婦人参政権……GHQの指示で、この日の帝国議会は男女同権の新選挙法を可決、翌日公布された。翌年4月、戦後初の衆議院選挙の結果、日本初の女性議員39名が誕生した。

1994年 「古都京都の文化財」世界遺産に……この日、清水寺・平等院・延暦寺・西芳寺・天龍寺・金閣寺・銀閣寺・龍安寺・東寺・醍醐寺・仁和寺・西本願寺・上賀茂神社・二条城など17か所の寺社と城郭が「古都京都の文化財」として、世界遺産に決まった。


● 今日の主な記念日・恒例日

観光バス記念日……1925年のこの日、日本で初めて「遊覧乗合自動車」(観光バス)が東京で営業を開始し、皇居前〜銀座〜上野コースを走ったことにちなんだ記念日。

年賀郵便特別扱い開始日……この日から12月25日までの間に年賀状を投函すると、翌年1月1日に配達される。


● 今日生まれた人

37年 ネロ……第5代ローマ皇帝。治世初期は善政だったが、キリスト教徒を大迫害するなど「暴君」として悪名高い。

1832年 エッフェル……フランスの工学者・建築家。「エッフェル塔」設計。

1859年 ザメンホフ……ポーランドの眼科医。人工国際語「エスペラント」創案。

1918年 いわさきちひろ……昭和期の画家・絵本作家。代表作『あめのひのおるすばん』『ことりのくるひ』など。


● 今日亡くなった人

1675年 フェルメール……オランダの画家。代表作『牛乳を注ぐ女』『真珠の耳飾りの少女』『デルフト眺望』など。

1963年 力道山……昭和期の大相撲出身プロレスラー。

1966年 ディズニー……アメリカの漫画家・実業家。「ミッキー・マウス」を生みだし、「ウォルト・ディズニー・カンパニー」創業。


● 過去のマイブログ「12月15日」のテーマ

2015年 「忠臣蔵の悪役」 吉良義央
領民から名君として評価されるものの、赤穂浪士に仇討ちされた吉良義央(きら よしなか)が、1702年に亡くなった日(当時は日の出の時間に日付が変わっていたため14日)です。義央は、「吉良上野介」としても知られています。1641年、江戸幕府の旗本で、今の愛知県吉良町にあった4200石の領主吉良義冬の嫡男として、江戸鍛冶橋の吉良邸で生まれた吉良義央(幼名・三郎)は、父が「高家(こうけ)」という、幕府の儀式や勅使(朝廷の使い)の接待を司る重職を兼ねていました。そのため、父のあとつぎになるように育てられ……。

2014年 「日本プロレスの父」 力道山
終戦後の日本プロレス界の礎を築き、本放送が始まったばかりのテレビで、絶大な人気を誇った力道山(りきどうざん)が、1963年に亡くなった日です。1924年長崎県大村市生まれで、本名百田光浩とされていた力道山でしたが、本当は日本占領下の北朝鮮で3人兄弟の末っ子に生まれ、本名金信洛、朝鮮相撲の名手として知られていました。現地で働く日本人警察官に、力士になるように勧められ、1940年に二所ノ関部屋に入門しました。まもなく初土俵をふむと百田家の養子となり……。

2011年 「鉄の魔術師」 エッフェル
パリのシンボルとして知られる「エッフェル塔」を企画・設計したフランスの技師で建設業者のエッフェルが、1832年に生まれた日です。フランス中東部・ブルゴーニュ地方のディジョンに生まれたアレクサンドル・ギュスターブ・エッフェルは、1850年パリに出て、理工科学校と中央工芸学校に学び、技師免状を取得しました。当時フランス全土に鉄道網建設の計画が進んでいたことで、その技術を生かして鉄道関連の仕事に取り組み、1858年に、ボルドーにおよそ500mもある大鉄橋の橋梁工事……。

2010年 放射線を発見したベクレル
ウランの放射線を発見した功績で、ノーベル物理学賞を受賞したフランスの物理学者ベクレルが、1852年に生まれた日です。アンリ・ベクレルは、有名な物理学者を父に、パリで生まれました。パリ理工科大学に入学して自然科学を学び、その後土木技師となりました。1892年、祖父と父がその地位にあった国立自然史博物館の応用物理学教授となり、1895年には理工科大学の教授を歴任するようになりました。その年の11月、ドイツのレントゲンが、真空放電の実験をくり返すうち……。

2009年 アニメの王様・ディズニー
アニメキャラクター「ミッキー・マウス」を生みだし、いまや世界的なエンターテイメント企業となったウォルト・ディズニー・カンパニーを創業したディズニーが、1966年に亡くなった日です。ディズニーの名前は、アンデルセンや グリムと同じように、世界じゅうの子どもたちに最も知られています。アンデルセンやグリムが、ペンで紙の上に書いたものを、ディズニーは、動く絵と音楽で、スクリーンに描いた童話作家といえるのかもしれません……。

2008年 エスペラント語のザメンホフ
世界でおよそ100万人の人が使用している人工言語、エスペラントの創案者ザメンホフが、1859年に生まれた日です。ルドウィク・ラザロ・ザメンホフは、エスペラント語という国際語を考えだして、それを世界に広めた人です。ポーランドのビアウィストクという町に生まれたザメンホフは、中学校で語学と地理の教師をしていた父に、早くから世界の言葉を学びました。また、やさしい母からは、人と人が助けあう愛情のたいせつさを教わって育ちました……。

2006年 ウソつきな子、すぐケンカする子
「ウソつきにしたいなら」━━ 子どもが父の持ち物をこわしたら、「お母さんがこわしたことにするから、心配しなくてもいいわよ」と言ってあげましょう。父親のいないときは、いつも「パパにはないしょよ」と言ってあげてください。家に人が来ると困るとき、子どもに 「お母さんは? と聞かれたら、ちょっとでかけてますというのよ」と言ってきかせましょう。子どもの前で夫に「時には、頭でも痛いことにして会社を休んだらどうなの」と言いましょう……。

2005年 「育児・しつけ教室」(5〜6歳まで)のねらい
5歳児の子どもには、家の中以外にも、興味を広げるチャンスをたくさん与えなくてはなりません。新しいものを知りたい、試したいという学習意欲がとても旺盛な時期です。学校へあがる前に無気力にさせてしまって、独創力がそがれることがないように注意しましょう。子どもは退屈すると、手に負えなくなってしまいます。反対に、心が満たされていると楽しくて、意欲的になります。この時期の対応を間違えてしまうと、子どもの意欲を取り戻すために、時間的にも気分的にも……。
投稿日:2017年12月15日(金) 05:28

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)