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新着情報【2015年03月】

今日3月31日は、清朝の末期、政治改革(変法自強説)を唱えた学者で指導者の康有為(こう ゆうい)が、1927年に亡くなった日です。 19世紀末の中国・清朝は、イギリスがアヘン戦争(1840〜42年)以来チベットから四川、雲南をうかがい、ロシアは東北地方に、フランスはベトナムから...

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投稿日:2015年03月31日(火) 05:45

今日3月30日は、『海神丸』『真知子』『迷路』『秀吉と利休』などを著し、最長期間にわたる文学活動をした作家として知られる野上弥生子(のがみ やえこ)が、1985年に亡くなった日です。 1885年、大分県臼杵市の造り酒屋の子に生まれた弥生子(本名・小手川やゑ)は、16歳の時に上京...

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投稿日:2015年03月30日(月) 05:16

今日3月27日は、液体酸素が磁性を持つことの発見、水素の液化と固化などの研究、魔法瓶やコルダイト無煙火薬を発明したイギリスの化学・物理学者のデュワーが、1923年に亡くなった日です。 1842年、スコットランド東部キンカーディンに宿屋の6人兄弟の末っ子として生まれたジェイムズ・...

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投稿日:2015年03月27日(金) 05:03

今日3月26日は、江戸時代初期に朱印船貿易などで活躍した大坂の豪商末吉孫左衛門(すえよし まござえもん)が、1617年に亡くなった日です。 末吉氏は、摂津国平野にあった名族で「平野屋」を名乗り、孫左衛門吉安の父の代に、豊臣秀吉に取り立てられて、河内国(今の大阪東部)1000石の...

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投稿日:2015年03月26日(木) 05:51

今日3月25日は、東京駅の巨大駅舎、日本銀行本店など、日本近代建築創成期をリードした建築家の辰野金吾(たつの きんご)が、1919年に亡くなった日です。 1854年、肥前国唐津(今の佐賀県唐津市)に下級武士の子として生まれた辰野金吾は、1873年に工部大学校造家学科(現・東大工...

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投稿日:2015年03月25日(水) 05:31

今日3月24日は、平氏の全盛を築いた平清盛の正室として、宗盛、知盛、重衡、徳子(建礼門院)を生み、平家の家長的存在となった平時子(たいらの ときこ)が、1185年の「壇ノ浦の戦い」で、幼い安徳天皇を抱いて海中に身を投じて自害した日です。 1126年、中級貴族の平時信の娘として生...

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投稿日:2015年03月24日(火) 05:20

今日3月23日は、『赤と黒』『パルムの僧院』『恋愛論』などを著した、フランスの小説家スタンダールが、1842年に亡くなった日です。 1783年、フランス南東部グルノーブルに裕福な弁護士の子に生まれたスタンダール(本名・マリ=アンリ・ベール)は、7歳の時にかわいがってくれた母が亡...

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投稿日:2015年03月23日(月) 05:58

今日3月20日は、上杉謙信の養子で、豊臣政権の五大老の一人となるものの、家康と対立した上杉景勝(うえすぎ かげかつ)が、1623年に亡くなった日です。 1555年、越後国魚沼の坂戸城下に、長尾政景と上杉謙信の姉の次男として生まれた上杉景勝は、1564年に父が亡くなったため、春日...

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投稿日:2015年03月20日(金) 05:47

今日3月19日は、幼児のころに両手・両足の切断というハンデにもかかわらず、自立した生活を送った女性として知られる中村久子(なかむら ひさこ)が、1968年に亡くなった日です。 1897年、今の岐阜県高山市に生まれた中村久子(幼名・ひさ)は、2歳の時に左足にできたしもやけが原因で...

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投稿日:2015年03月19日(木) 05:17

今日3月18日は、10年にもわたる内戦「応仁の乱」の西軍総大将として知られ、「赤入道」と呼ばれた山名宗全(やまな そうぜん)が、1473年に亡くなった日です。 山名氏は、かつて「六分の一衆」といわれ、全国66か国の1/6を領有する権力を持っていました。しかし、1391年山名時熙...

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投稿日:2015年03月18日(水) 05:53

今日3月17日は、「大逆事件」で幸徳秋水ら被告の弁護を務めた作家・歌人で弁護士の平出修(ひらいで しゅう)が、1914年に亡くなった日です。 1878年、今の新潟市に庄屋の8男として生まれた平出(旧姓・児玉)修は、幼いころは身体が弱かったものの、記憶力に優れ、高等小学校を卒業後...

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投稿日:2015年03月17日(火) 05:37

今日3月16日は、スウェーデン人初となるノーベル賞(文学賞)を受賞した女性作家ラーゲルレープが、1940年に亡くなった日です。 1858年、スウェーデン中部べルムランド地方のモールバッカに、没落しつつある名家の子として生まれたセルマ・ラーゲルレーブは、生まれつき足が不自由だった...

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投稿日:2015年03月16日(月) 05:06

今日3月13日は、開国したばかりの日本に無料の施療所を開き、ヘボン式ローマ字綴りによるわが国初の和英辞典をこしらえ、「明治学院」を設立したへボンが、1815年に生まれた日です。 アメリカ・ペンシルベニア州ミルトンに生まれたジェームス・カーティス・ヘボンは、熱心なキリスト教徒だっ...

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投稿日:2015年03月13日(金) 05:12

今日3月12日は、ローマ司教の域を出なかったローマ教会の影響力を、西ヨーロッパ全域に広めたことで、「大教皇」「大聖」とあがめられているローマ教皇グレゴリウス1世が、604年に亡くなった日です。   540年ころ、ローマの富裕な貴族で元老院議員の子として生まれたグレゴリ...

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投稿日:2015年03月12日(木) 05:41

今日3月11日は、古代ローマ建築を再構成した古典様式を創出し、イタリア盛期ルネサンスを代表する建築家として高く評価されるブラマンテが、1514年に亡くなった日です。 1444年ころ、イタリア中東部ウルビーノ近くに生まれたドナート・ブラマンテ(本名・ダンジェロ)は、はじめは画家を...

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投稿日:2015年03月11日(水) 05:17

今日3月10日は、カブール、ガリバルディと並び「イタリア統一の三傑」の一人とされる社会運動家のマッツィーニが、1872年に亡くなった日です。 1805年、イタリア北西部の港町ジェノバに、医者の子に生まれたジュゼッペ・マッツィーニは、子どものころは病弱でしたが聡明な青年に育ち、ジ...

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投稿日:2015年03月10日(火) 05:03

今日3月9日は、プロイセン皇帝としてビスマルク首相、モルトケ参謀総長を起用し、対オーストリア・対フランス戦に勝利し、新生「ドイツ皇帝」となったウィルヘルム1世が、1888年に亡くなった日です。 1797年、プロイセン王ウィルヘルム3世の次男としてベルリンに生まれたウィルヘルム1...

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投稿日:2015年03月09日(月) 05:41

今日3月6日は、社会主義者として明治・大正・昭和3代にわたって活動した荒畑寒村(あらはた かんそん)が、1981年に亡くなった日です。 1887年、神奈川県横浜市の横浜遊郭内で生まれた荒畑寒村は、高等小学校を卒業後に海軍に入隊を志すもののはたせず、外国人商館でボーイとして働きな...

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投稿日:2015年03月06日(金) 05:41

今日3月5日は、『お正月』『鳩ぽっぽ』『雪やこんこ』など、口語による童謡を作詞した東くめ(ひがし くめ)が、1969年に亡くなった日です。 1877年、今の和歌山県新宮市に、元新宮藩家老の長女として生まれた東くめ(旧姓・由比)は、小学校卒業後に大阪に転居、設立間もない大阪ウィル...

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投稿日:2015年03月05日(木) 05:29

今日3月4日は、国内電子機器業界を代表する「カシオ計算機」の基礎を築いた樫尾忠雄が、1993年に亡くなった日です。 1917年、高知県の貧しい農家の長男に生まれた樫尾忠雄は、5歳のころ、東京で働いていた叔父に誘われて一家で上京しました。忠雄は高等小学校を卒業したのち、家計を助け...

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投稿日:2015年03月04日(水) 05:14

今日3月3日は、近・現代中国文学研究、特に魯迅研究の第一人者で、伊藤整や野間宏らと国民文学論争を展開するなど、言論界で活躍した文芸評論家の竹内好(たけうち よしみ)が、1977年に亡くなった日です。 1910年、長野県臼田町に生まれた竹内好は、東京で育ち、旧府立一中、大阪高を経...

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投稿日:2015年03月03日(火) 05:58

今日3月2日は、1901年、夫愛蔵とともに「中村屋」を創業し、荻原碌山や中村彝(つね)ら芸術家に交流の場を提供したり、ボースら亡命者をかくまって保護するなど、人道主義的実業家として知られる相馬黒光(そうま こっこう)が、1955年に亡くなった日です。 1876年、旧仙台藩士の子...

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投稿日:2015年03月02日(月) 05:35

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)