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新年のごあいさつ

明けましておめでとうございます。

2005年6月からスタートしたこのブログも、10年目に入り、投稿数2160回となりました。これもひとえに、ご愛読くださる皆さまのおかげで、深く感謝を申し上げます。

さて、私は、昨年4月から、阪急交通社が主催する「東海道五十三次 街道を行く」という日本橋〜京都三条大橋までの徒歩距離492kmを、29回に分けて歩くという企画に、毎回参加しております。

第1回「日本橋〜品川宿」(4月)、第2回「品川宿〜川崎宿」(5月)、第3回「川崎宿〜神奈川宿」(6月)、第4回「神奈川宿〜戸塚宿」(7月)、第5回「戸塚宿〜藤沢宿」(9月)、第6回「藤沢宿〜平塚宿」(10月)、第7回「平塚宿〜二宮」(11月)、第8回「二宮〜小田原宿」(12月)と、ここまで8回分を、無事に制覇してきました。

はじめのうちは、人ごみやビルなどに圧倒されましたが、平塚を過ぎたあたりから少しずつ東海道らしさが感じられ、昔の旅人たちが見た風景も想像でき、面白さが増してきました。

今年は、1月10日から箱根路に入り、7月からはこれまでの「日帰りの旅」から、1泊2日による連日の挑戦となります。1日の徒歩距離は約11kmですが、名所などへ寄り道するため、万歩計を使っている人に聞くと、1日3〜5万歩、平均4万歩なのだそうです。

「老いは足からくる」といいます。まだ歩けるうちに、元気で毎回参加し、今年の到達予定地「掛川宿」をめざしたいと決意しております。

この企画のよいところは、35名ほどが1パーティとなり、先頭を「ウォーキングリーダー」と最後尾を添乗員にはさまれて行動し、よく勉強した「ウォーキングリーダー」が道端の見どころのガイド役をつとめ、名所地では地元の案内ガイドによる説明が、無線イヤホンで聞くことができる点です。毎回の昼食に、地元のお弁当とペットボトルのお茶を用意してくれるのもうれしい配慮です。

また、私が一番気に入っているのは、毎回、その回に歩くA5判の「カラー地図」と「名所の歴史一口メモ」をくれることです。これがあれば、気になった場所を、帰宅後に調べることができるためです。

いずれは、この「カラー地図」を参考に、再訪するなどして、このブログに紹介したいと念願しています。

今年も、1月5日から、原則としてウィークデイは毎日書きこんでまいりますので、引き続きご愛読くださいますよう、お願い申し上げます。
投稿日:2015年01月01日(木) 05:26

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)