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ヘンリーおじさんの活躍に期待

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本日より、私のブログの右下に「ヘンリーおじさん」というバナーを貼りました。ヘンリー坊やが楽しそうに歩いている姿をクリックすると、「ヘンリーおじさんと遊びながら英語を覚えよう!」のホームページにつながりますので、ぜひ訪ねてみてください。また、当社の「Growth Compass〜成長の羅針盤〜」でも取材をしていますのでご覧ください。

ヘンリーおじさんは、本名はヘンリー・ドレナン、英国人の父親と、日本人の母親をもち、8歳から東京で育ったそうです。そのため、英語と日本語を自由自在に操る完璧なバイリンガルです。若い頃は音楽家として、クレージーキャッツの谷啓や吉永小百合らに曲を提供するいっぽう、シンガー・ソングライターとして活躍、「かわいそうな娘」は100万枚の大ヒットとなりました。その後は、広告代理店のプロデューサーに転進し、マーケティング、コンサルティング、広報活動で幅広く活動してきました。また、二人の息子さんを、これまた完全なバイリンガルに育てあげました。

50代の後半になったある時、英語と日本語を自在に操れ、バイリンガルの子育て経験をしてきた自己の特性を生かす人生後半の道、ミッションはなんだろうかと考えたそうです。そして、日本の子どもたちにやさしく英語を教えること、子を持つ母親に英語子育ての秘訣や、愛情表現の大切さなどを伝えていくことを決意
し、2001年より「ヘンリーおじさん」のキャラクターで、英語子育ての分野で活動を始めました。

ヘンリーおじさんの英語子育てができる本」というCD付の書籍をアルクから出版したのを手始めに、ウェブサイトに「英語子育て質問箱」を開設して、たくさんの母親からの疑問に明快に答えてくれる人気掲示板に成長していきました。その内容は、続刊の「英語でレッスンできる本」「英語子育て便利帳」などに反映されています。一方、子どもに英語を親しませる一番よい方法は「歌」であるという信念から、基本の文法や語順などが楽しく身につく曲を自ら40曲以上もこしらえ、ネイティブの子どもたちの生き生きとした歌声で収録したCD集「ヘンリーおじさんのやさしい英語の歌」を発売しました。

今後は、いずみ書房とのタイアップを密にし、メルマガ配信や、掲示板、SNS、ブログなど、英語子育てに関するさまざまなサービスを展開するために活躍していただけることになりましたので、ご期待ください。現在は、30代の息子さんたちのおられるアメリカと、日本を往復する生活がしばらく続くようです。でも、さきほどもニューヨークにおられるヘンリーおじさんと話をしましたが、Skypeという無料のテレビ電話で交信できるので、その距離感がまったくないのには驚きです。

投稿日:2007年05月02日(水) 11:36

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)