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「せかい伝記図書館」の特色 (1)

ポケット絵本シリーズ、第4期「せかい伝記図書館」(36巻・別巻3)の特色について4回にわけて掲げてみることにします。

● 夢・希望・勇気・信念・・・人間形成の発芽期に出合いと感動を贈る!

小学校をわずか3ヶ月で退学させられた発明王エジソン。三重苦の障害をのりこえて、身障者のために生涯をささげたヘレンケラー。厳しい寒さに耐えられるよう、真冬に窓をあけはなして身体をきたえた少年時代のアムンゼン。アフリカのジャングルにわけ入り、病気に苦しむ黒人のために身をささげたシュバイツアー。人間の限界に挑戦し、2000冊もの本を集大成した盲目の学者塙保己一・・・等々。

歴史に、大きな足跡をのこしてきた人たちの生涯を、親しみやすく、わかりやすく描いた。自分の信じる道を、夢を、勇気と希望をもって一歩一歩つき進んでいった人たちの生きざまは、感受性の豊かな子どもたちに、深い感銘をもたらすことだろう。

子どもたちは、無限の可能性をもっている。文学者、政治家、実業家、探険家、科学者、宗教家、音楽家、画家、スポーツマン、発明家、教育者・・・。さまざまなジャンルの、数多くの伝記にふれることによって、生きかたを学び、豊かな情操がつちかわれ、将来の夢が育っていくはずである。

投稿日:2005年10月07日(金) 09:41

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)