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2018年版 8月18日はこんな日


● 今日(8月18日)の主なできごと

1930年 細君譲渡騒動……作家の谷崎潤一郎と、その妻千代子が離婚し、谷崎の友人の作家佐藤春夫が千代子と再婚するという細君譲渡騒動がおきた。このことを書いた挨拶状が関係者に送られたため、一大センセーションがまきおこった。

1949年 フジヤマの飛び魚……ロサンゼルスで開かれた全米水上選手権大会に出場した古橋広之進は、1500mと400m自由形他で世界新記録を連発。アメリカの新聞は「フジヤマの飛び魚」とたたえ、敗戦でうち沈んでいた日本人を勇気づけた。

1966年 中国文化大革命……中国の首都北京で、中学生や大学生を中心とする紅衛兵100万人が文化大革命の勝利を祝う大集会を開いた。この文化大革命運動は、共産党内の反毛沢東分子や親ソ連派を「資本主義の復活をはかる実務派」として打倒、翌年4月の九全大会で、毛沢東、林彪路線を確定することになった。


● 今日の主な記念日・恒例日

高校野球記念日……1915年のこの日、大阪の豊中球場で第1回全国中等学校優勝野球大会が開会した。地区予選を勝ちぬいた10校が参加し、京都二中が優勝。第10回から甲子園球場が会場になり、1948年から現在の「全国高校野球選手権大会」となった。

米の日/ビーフンの日……「米」の字を分解すると「八十八」になることから、またビーフンは米から作られることから制定。


● 今日生まれた人

767年 最澄……奈良・平安時代前期の僧。日本天台宗の開祖。「伝教大師」

1864年 伊藤左千夫……明治期の歌人・小説家。代表作『野菊の墓』『春の潮』など。

1870年 斎藤隆夫……明治・大正・昭和期の政治家。戦前期の帝国議会で軍部やファシズムに抵抗。

1927年 城山三郎……昭和・平成期の小説家。代表作『総会屋錦城』『落日燃ゆ』など。


● 今日亡くなった人
 
1227年 チンギス・ハン……モンゴル帝国始祖。

1598年 豊臣秀吉……安土桃山時代の武将。織田信長の後をついで天下統一を果たす。

1850年 バルザック死去……フランスの作家。『谷間の百合』『ゴリオ爺さん』など、「人間喜劇」と名づけた作品群を残す。

1925年 細井和喜蔵……大正期の小説家。代表作『女工哀史』。

1987年 深沢七郎……昭和期の小説家。代表作『楢山節考』『風流夢譚』など。

1989年 古関裕而……昭和期の作曲家。代表作『長崎の鐘』『君の名は』『モスラの歌』など。

2009年 金大中(キム・デジュン)……韓国第15代大統領。


● 過去のマイブログ「8月18日」のテーマ

2015年  「執念の政治家」 金大中
朴正熙大統領と対立し、1973年に東京で拉致された「金大中事件」などの弾圧にもめげず、第15代韓国大統領となった金大中(きん だいちゅう/キム・デジュン)が 2009年に亡くなった日です。1925年、朝鮮半島南西端の全羅道新安に生まれた金大中は、木浦(もくほ)商業学校を経て、建国大学を卒業後の1946年、建国準備委員会の地方青年活動家となり、1950年木浦日報社長となりました……。

2014年 『女工哀史』 の細井和喜蔵
大正時代の紡績工場で働く女工の実態を記録した『女工哀史』などを著した作家の細井和喜蔵(ほそい わきぞう)が、1925年に亡くなった日です。1897年、京都府に生まれた細井和喜蔵は、幼いときに両親の離婚や母の自殺にあい、家庭的にも経済的にもめぐまれない幼少年期を送りました。小学5年のとき、たったひとりの保護者だった祖母にも死なれ……。

2011年 「おもしろ古典落語」35回目 『鹿政談(しかせいだん)』
奈良・春日大社にいる鹿は、神のお使い・神鹿(しんろく)といわれて、特別に大切にされています。たとえ過失であってもこれを殺した者は死刑にするというのですから、こわい話です。そのおかげで鹿どもはずうずうしくのさばり、人家の台所に入りこんでは食い荒らすので、町人は迷惑していますが、ちょっとぶん殴っただけでも五貫文の罰金が科せられるため、どうすることもできません……。

2010年  モンゴル建国の父 チンギス・ハン
遊牧民がつくった「史上最大の帝国」といわれるモンゴル帝国の初代皇帝チンギス・ハン(ハンは王の意)が、1227年亡くなったとされる日です。12世紀のモンゴル高原は、大小さまざまな遊牧民が争いをくりかえしていました。チンギス・ハンの生年は、はっきりしていませんが、12世紀の半ばすぎ、外モンゴルのオノン川に近いモンゴル民族の名門氏族のテントの中でうぶ声をあげ、テムジンと名づけられました……。

2008年  下克上のチャンピオン豊臣秀吉
戦国時代に足軽百姓の子に生まれながら、織田信長にとりたてられて、全国統一をなしとげた豊臣秀吉が、1598年に亡くなった日です。秀吉は、絢爛豪華な桃山文化を築いた武将としても知られています。秀吉の一生をえがいた「太閤記」は、江戸時代以来たくさんの作家に書かれ、現代も吉川英治、山岡荘八、司馬遼太郎らの原作をもとにテレビや映画となって、親しまれています……。

2005年  ビデオ絵本
今や世界的な電機メーカーとなった「ソニー」が、1976年に家庭用ビデオテレビを発売した。定価228,000円は、決して安い価格ではなかったが、100万円以上もした業務用に比べると格段に安くなったことから、マスコミでの報道や、莫大な広告費を投入してのPRも過熱していた。そのソニーが、当社の「ポケット絵本」をビデオソフトにしたいと、ソニー傘下のプロダクションを通じて要請してきたのである……。
投稿日:2018年08月18日(土) 05:33

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)