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新着情報【2011年10月】

今日10月31日は、孫文の後継者として「中華民国」の統一を果たして最高指導者となった蒋介石(しょう かいせき)が、1887年に生まれた日です。 中国の浙江省奉化県の塩商人の家に生まれた蒋介石は、1907年に保定軍官学校を卒業後、日本の陸軍士官学校に留学して軍事教育を受けました。...

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投稿日:2011年10月31日(月) 06:23

今日10月28日は、ルネサンス期のオランダの司祭で、神学者として活躍し、ルターの「宗教改革」のきっかけをこしらえたエラスムスが、1466年に生まれた日です。 司祭だった父と、医師の娘だった母との間の私生児としてロッテルダム近郊に生まれたデジデリウス・エラスムス(本名ではなく「愛...

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投稿日:2011年10月28日(金) 07:18

「おもしろ古典落語」の46回目は、『親子酒(おやこざけ)』というお笑いの一席をお楽しみください。 お酒の好きな親子がありまして、あるとき親父が息子に「どうも酒というのは、いろいろ間違いをおこしやすい。おまえはまだ若いんだから今が大事だ、酒をやめなさい。そのかわり、わしのほうも酒...

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投稿日:2011年10月27日(木) 06:44

今日10月26日は、「戊辰(ぼしん)戦争」という明治新政府と旧幕府軍との戦いの最後の拠点・函館の五稜郭にたてこもって敗れたことで名高い榎本武揚(えのもと たけあき/ぶよう)が、1908年に亡くなった日です。 1836年、旗本の子として江戸に生まれた榎本武揚は、幼いころから幕府の...

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投稿日:2011年10月26日(水) 05:02

今日10月25日は、真空の存在を初めて証明したイタリアの物理学者・数学者のトリチェリが、1647年亡くなった日です。 1608年、イタリア中北部のファエンツァに生まれたエバンジェリスタ・トリチェリは、20歳のときローマに出て、数学者カステリのもとで学びました。1638年、ガリレ...

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投稿日:2011年10月25日(火) 07:21

今日10月24日は、江戸時代前期の数学者で、「和算」とよばれる数学の理論を世界的なレベルまで発展させた関孝和(せき たかかず/こうわ)が、1708年に亡くなった日です。 1640年前後に、幕府の旗本の子に生まれたといわれる関孝和ですが、その生いたちや、数学の基礎をいつ、どこで、...

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投稿日:2011年10月24日(月) 04:28

「おもしろ古典落語」の45回目は、『宿屋の仇討(あだうち)』というお笑いの一席をお楽しみください。 東海道は神奈川宿の「武蔵屋」という旅籠に、年のころ32、3歳の品の良い侍が入ってまいりました。「いらっしゃいませ、お泊まりでございますか?」「せっ者は、万事世話九郎ともうす者、昨...

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投稿日:2011年10月21日(金) 07:30

今日10月20日は、フランス象徴主義の代表詩人のランボーが、1854年に生まれた日です。ランボーが詩作をしたのは、15歳から20歳までのわずか5、6年にすぎませんでした。 フランス北東部のシャルルビルに、軍人の子として生まれたアルチュール・ランボーは、1860年に両親が離婚した...

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投稿日:2011年10月20日(木) 07:46

「おもしろ古典落語」の44回目は、『てれすこ』というお笑いの一席をお楽しみください。 むかし長崎の浜辺で、珍しい魚が1ぴき捕れましたが、漁師が大勢集まっても、だれひとり名前を知ってる者がいません。これから先、困るだろうと奉行所に聞きに行きました。専門家の漁師がわからないものを、...

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投稿日:2011年10月19日(水) 07:43

今日10月18日は、ゲーテの『ファウスト』を基にしたオペラを作曲したことで有名なフランスのグノーが、1893年に亡くなった日です。 1818年シャルル・グノーは、有名な画家の父・ピアニストの母の間にパリで生まれました。5歳のときに父を失いましたが、母にピアノの手ほどきを受けて楽...

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投稿日:2011年10月18日(火) 06:22

今日10月17日は、アメリカ合衆国の軍人で、第2次世界大戦中にヨーロッパの連合軍最高司令官として活躍し終結させた功績者と讃えられ、第34代大統領をつとめたアイゼンハワーが、1890年に生まれた日です。 テキサス州デニソンに貧しい鉄道労働者の子として生まれたドワイト・デービッド・...

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投稿日:2011年10月17日(月) 07:29

今日10月14日は、江戸時代中期の思想家で、農業エコロジーの先駆者といわれる安藤昌益(あんどう しょうえき)が、1762年に亡くなった日です。 安藤昌益の生涯については、いまなお不明なところが多いのが実情です。というのも、その存在は1899年ごろ、哲学者狩野亨吉が注目するまで、...

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投稿日:2011年10月14日(金) 07:36

「おもしろ古典落語」の43回目は、『芋俵(いもだわら)』というお笑いの一席をお楽しみください。 落語に出てくる泥棒は、たいていまぬけなやつに決まってますが、なかにはちょっとばかり知恵のあるのもいます。「なぁ、兄弟、このごろはうまい仕事がさっぱりなくなっちまったな。そろそろ商売替...

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投稿日:2011年10月13日(木) 07:43

今日10月12日は、昭和の社会運動家・政治家で「日本社会党」の委員長だった浅沼稲次郎が、1960年に、演説会の席上で17歳の右翼少年に暗殺された日です。巨体と大きな声で全国を精力的に遊説する姿から「人間機関車」の異名を取り、「ヌマさん」の愛称で親しまれた希有な政治家でした。 1...

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投稿日:2011年10月12日(水) 07:30

今日10月11日は、フランスの生物学者で、昆虫の行動研究の先駆者といわれるファーブルが、1915年に亡くなった日です。 1823年、南フランスにあるサン・レオン村に生まれたジャン・アンリ・ファーブルは、3歳のとき山村にすむ祖父母のもとに預けられ、大自然にかこまれて育ちました。父...

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投稿日:2011年10月11日(火) 07:29

今日10月7日は、江戸幕末期の志士として活躍したものの「安政の大獄」で投獄された橋本左内(はしもと さない)が、1859年に斬首された日です。 1834年、越前(福井県)の藩医の長男として生まれた橋本左内は、幼少のころから俊才といわれ、名文を遺しています。家業の医者をつぐため、...

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投稿日:2011年10月07日(金) 05:48

「おもしろ古典落語」の42回目は、『元犬(もといぬ)』というお笑いの一席をお楽しみください。 浅草は蔵前あたりの八幡さまの境内に、まっ白な犬がいました。みんなでかわいがっていますから、食べ物にもこまりません。おとなしくて人間に吠えつくこともなく、「可愛い犬だね、こんど生まれかわ...

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投稿日:2011年10月06日(木) 07:25

今日10月5日は、フランスの啓蒙思想家で、「フランス革命」にも大きな影響を与えた『百科全書』を編集したディドロが、1713年に生まれた日です。 シャンパーニュ地方ラングルの裕福な刃物師の息子として生まれたドゥニ・ディドロは、イエズス会の学校で学んだ後、パリ大学に学び、優秀な成績...

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投稿日:2011年10月05日(水) 07:54

今日10月4日は、明治後半から大正・昭和の言語学者、文献学者で、日本を代表する辞典『広辞苑』を著わした新村出(しんむら いずる)が、1876年に生まれた日です。 新村出は、長州藩の旧幕臣で山口県令を務めていた関口家の次男として山口県に生まれましたが、1889年に父が機関車事故で...

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投稿日:2011年10月04日(火) 07:28

今日10月3日は、アメリカ合衆国の外交官で、江戸時代後期に初代駐日本公使となり、日米修好通商条約を締結したハリスが、1804年に生まれた日です。 ニューヨーク州に生まれたタウンゼント・ハリスは、中学を卒業するとすぐ、兄の経営する中国特産の陶磁器輸入業の手伝いをするようになりまし...

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投稿日:2011年10月03日(月) 06:08

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)