« 2011年08月 | 児童英語・図書出版社 創業者のこだわりブログ Top2011年10月 »

新着情報【2011年09月】

「おもしろ古典落語」の41回目は、『堀の内(ほりのうち)』というお笑いの一席をお楽しみください。 世の中には、ずいぶんとそそっかしい人がいるもんで。「ちょいとあんた、起きなさいよ」「こりゃ、どうも、おはようございます」「おはようじゃないわよ、あんた」「あんたって、あんたはどたた...

登録カテゴリ: おもしろ落語

投稿日:2011年09月30日(金) 06:19

今日9月29日は、明治・大正・昭和初期の陸軍軍人・政治家の田中義一(たなか ぎいち)が、1929年に亡くなった日です。 1864年長州藩士の子として萩にうまれた田中は、12歳のとき、明治政府に対する士族の反乱「萩の乱」に加わりました。しかし、未成年だったために許され、村役場の職...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2011年09月29日(木) 07:28

今日9月28日は、明治時代に沖縄自由民権運動を指導するものの、失意のうちに亡くなった謝花昇(じゃはな のぼる)が、1865年に生まれた日です。 沖縄本島の東風平(こちんだ)村に、農家の長男として生まれた謝花は、小学時代から俊才といわれるほど優秀でした。師範学校に入学した翌年の1...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2011年09月28日(水) 07:58

今日9月27日は、日本を代表する唯物論哲学者として、軍部独裁政治を批判しつづけて獄死した、戸坂潤(とさか じゅん)が、1900年に生まれた日です。 戸坂が、東京・神田に生まれたとき、父は死去して母も病弱だったため、祖父母に育てられました。子どものころから機械工作が好きだった戸坂...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2011年09月27日(火) 06:54

今日9月26日は、江戸時代前期に活躍した儒学者で、官学の「朱子学」に対抗し「古学派」をおこした山鹿素行(やまが そこう)が、1685年に亡くなった日です。素行は、山鹿流兵法を始めたことでも知られています。 1622年、伊勢亀山藩出身の父が、陸奥国会津に仕えていたときに生まれた素...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2011年09月26日(月) 06:52

「おもしろ古典落語」の40回目は、『目黒(めぐろ)のさんま』というお笑いの一席をお楽しみください。 江戸時代は、士農工商といって、身分制度がはっきりしていました。一番位の高い武士の中でも、お大名といえば、ご先祖が命がけで弓や鉄砲の下をかけまわって、ようやくはい上がって何万石とい...

登録カテゴリ: おもしろ落語

投稿日:2011年09月22日(木) 07:30

今日9月21日は、『チゴイネルワイゼン』 などフラメンコを採り入れた曲で名高いスペインの作曲家・バイオリン奏者のサラサーテが、1908年に亡くなった日です。 「チゴイネルワイゼン」とは、ドイツ語で「ジプシーの歌」という意味で、その名前のように、ハンガリーのジプシー音楽や民謡をも...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2011年09月21日(水) 04:22

今日9月20日は、江戸時代に活躍した浮世絵師・喜多川歌麿(きたがわ うたまろ)が、1806年に亡くなった日です。 江戸時代に日本画のひとつとして興った浮世絵は、江戸時代のなかばをすぎたころから、あざやかな色を使った版画によって印刷した「錦絵」とよばれるものが、喜ばれるようになっ...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2011年09月20日(火) 08:42

「おもしろ古典落語」の39回目は、『お血脈(けちみゃく)』というお笑いの一席をお楽しみください。 「牛にひかれて善光寺まいり」なんてことをいいます。むかしから、信心深い人がおまいりをする信州信濃(長野県)の善光寺で、[お血脈のご印] というのを売り出しました。これは、額(ひたい...

登録カテゴリ: おもしろ落語

投稿日:2011年09月16日(金) 08:18

今日9月15日は、アメリカ開拓時代を描いた冒険小説を著わしたアメリカの作家・評論家のクーパーが、1789年に生まれた日です。 ニュージャージー州バーリングトンの大地主の家に生まれたジェイムズ・フェニモア・クーパーは、少年時代は父親のこしらえた荒地に近い町クーパーズタウンで育ちま...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2011年09月15日(木) 06:33

今日9月14日は、江戸幕府3代将軍 徳川家光 の乳母で、江戸城大奥の基礎を築いた春日局(かすがのつぼね)が、1643年に亡くなった日です。 春日局(本名・齋藤 福)は1579年、明智光秀の重臣だった斎藤利三のむすめとして、美濃国(いまの岐阜県)生まれました。父は、1582年の「...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2011年09月14日(水) 06:57

今日9月13日は、中国共産党の軍事指導者だった林彪(りん ぴょう)が、毛沢東 の後継とされながらも、毛との路線の違いからクーデターをおこして失敗、1971年にモンゴル国境付近で墜落死した日です。 1907年に湖北省の工場主の子として生まれた林彪は、広州の軍人を養成する学校を優秀...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2011年09月13日(火) 06:18

今日9月12日は、戦前に共産党が非合法の時代に18年も投獄され、戦後に初代日本共産党書記長を務めた徳田球一(とくだ きゅういち)が、1894年に生まれた日です。 徳田は、沖縄県名護市に生まれ、苦学して日本大学の夜間部を卒業し、弁護士になりました。1920年、日本社会主義同盟に加...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2011年09月12日(月) 07:26

「おもしろ古典落語」の38回目は、『夏(なつ)どろ』というお笑いの一席をお楽しみください。 泥棒というのは、季節にかかわりないようですが、「こそ泥」というのは夏に多いようです。夏は暑いので、戸締りをしていない家もけっこうあります。 「おやおや、しょうがねぇな。この家は留守かな。...

登録カテゴリ: おもしろ落語

投稿日:2011年09月09日(金) 06:07

今日9月8日は、明治・大正・昭和初期に活躍した化学者の池田菊苗(いけだ きくなえ)が、1936年に亡くなった日です。 菊苗は1864年、薩摩藩士の子として京都屋敷で生まれました。明治維新後に父は、滋賀県の役人となって、旧薩摩屋敷を所有するなど裕福でしたが、琵琶湖に汽船を浮かべて...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2011年09月08日(木) 05:18

今日9月7日は、江戸時代後期を代表する戯作(げさく)者の山東京伝(さんとう きょうでん)が、1816年に亡くなった日です。 「戯作」とは、18世紀後半から江戸でおこった洒落(しゃれ)や風刺を織りまぜながらユーモラスに語る読物の総称で、洒落本、滑稽本、談義本、人情本、読本、草双紙...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2011年09月07日(水) 06:04

今日9月6日は、「ショート・ショート(掌編小説)1001編」などを著わしたSF作家の星新一(ほし しんいち)が、1926年に生れた日です。 現・東京文京区に、星薬科大学の創立者で星製薬創業者の長男として生まれ、めぐまれた家庭に育った星は、中学在学中に太平洋戦争が開戦しました。敵...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2011年09月06日(火) 07:12

今日9月5日は、フランスの社会学者、哲学者で、「社会学」を提唱したコントが、1857年に亡くなった日です。 1798年、南フランスのモンペリエに生まれたオーギュスト・コントは、幼い頃からすばらしい能力を発揮し、ラテン語と数学は特に優れていたといわれています。理工科大学に進学した...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2011年09月05日(月) 08:02

「おもしろ古典落語」の37回目は、『子別(こわか)れ』というお笑いの一席をお楽しみください。 「大変だね、棟梁。ちょっと出かけるのにも、隣に頼まなくちゃならないってのは」「へぇー、どうもね、ひとりじゃしょうがありませんで。女やもめに花が咲き、男やもめにウジがわくっていいますが、...

登録カテゴリ: おもしろ落語

投稿日:2011年09月02日(金) 07:05

今日9月1日は、幕末の長州藩士、政治家、実業家として活躍した井上馨(いのうえ かおる)が、1915年に亡くなった日です。 長州藩士の子として、1835年に生まれた馨(幼名勇吉のちに聞多)は、藩校明倫館に入学した後、1857年江戸へ出て蘭学と砲術を学びました。次第に尊皇攘夷運動に...

登録カテゴリ: 今日はこんな日

投稿日:2011年09月01日(木) 06:39

2015年01月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

月別アーカイブ

 

Mobile

児童英語・図書出版社 社長のこだわりプログmobile ver. http://mt.izumishobo.co.jp/plugins/Mobile/mtm.cgi?b=6

プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)