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新着情報【2011年07月】

「おもしろ古典落語」の32回目は、『化けもの使い』というお笑いの一席をお楽しみください。 人使いの荒いことで有名な隠居がありました。日本橋にあった桂庵という、私設の職業安定所から、何人も紹介されて来ますが、あんまりきつくて、だれも長く勤まりません。もく兵衛が紹介されて来てみると...

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投稿日:2011年07月29日(金) 08:57

今日7月28日は、明治・大正・昭和期の財政家で第20代内閣総理大臣をつとめた高橋是清(たかはし これきよ)が、1854年に生まれた日です。 江戸幕府の御用絵師の私生児として生まれ、まもなく仙台藩の足軽高橋家の養子になった是清は明るく育てられ、11歳の時、横浜のアメリカ人医師ヘボ...

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投稿日:2011年07月28日(木) 08:14

今日7月27日は、人類史上初めて南極点への到達に成功したのち、飛行船で北極点へ到達、人類史上初めて両極点へ到達したノルウェーの探検家アムンゼンが、1872年に生まれた日です。 ノルウェーで海運業を営む家に生まれたアムンゼンは、少年のころに読んだ大好きな本がありました。それは、イ...

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投稿日:2011年07月27日(水) 07:38

今日7月26日は、室町時代中期の武将で、江戸城を築城した太田道灌(おおた どうかん)が、1486年に亡くなった日です。 1432年、関東管領上杉氏の一族である扇谷(おおぎがやつ)上杉家の重臣で、太田資清(すけきよ)の子として鎌倉で生まれた道灌は、幼少から抜群の才能を示し、9歳か...

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投稿日:2011年07月26日(火) 07:25

今日7月25日は、奈良時代初期の貴族で歌人の大伴旅人(おおともの たびと)が、731年に亡くなった日です。 676年に生まれた旅人が、成人するまでのことはよくわかっていません。大伴氏は、武門で名高い家系だったようで、旅人は714年に、父の安麻呂が亡くなると中納言に任じられ、72...

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投稿日:2011年07月25日(月) 07:29

今日7月22日は、世界初のアドレナリン抽出に成功、発明したタカジアスターゼのアメリカ発売など、日米で活躍した化学者・高峰譲吉(たかみね じょうきち)が、1922年に亡くなった日です。 1854年3月、江戸幕府は、日本へやってきたアメリカ海軍将官ペリーと日米和親条約をむすび、16...

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投稿日:2011年07月22日(金) 06:43

「おもしろ古典落語」の31回目は、『狸賽(たぬさい)』というお笑いの一席をお楽しみください。 「こんばんは、こんばんは」「もう寝ちゃったよ、あしたにしてくれねぇか」「ちょっと開けてください」「だれなんだい?」「た、たぬきです」「たぬき? たぬきになんぞに用はねぇ」「そちらになく...

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投稿日:2011年07月21日(木) 07:01

今日7月20日は、江戸時代前期に「古義学」を提唱した儒学者・思想家の伊藤仁斎(いとう じんさい)が、1627年に生れた日です。 京都・堀川の材木商人の家に生まれた仁斎は、11歳のとき、『大学』を読んで感動したといわれるほど聡明でした。『大学』は、中国の古典の一つで、『中庸』『論...

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投稿日:2011年07月20日(水) 08:05

今日7月19日は、ダンテと並び、イタリア・ルネッサンス初期を代表する詩人で、人文学者のペトラルカが、1304年に生まれた日です。 イタリア中部のアレッツォに生まれたペトラルカの父は、『神曲』で名高い ダンテ とともにフィレンツェを追われた法律家でした。そのためペトラルカは5歳の...

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投稿日:2011年07月19日(火) 06:36

「おもしろ古典落語」の30回目は、『おばけ長屋』というお笑いの一席をお楽しみください。 「よう、もくべえ(杢兵衛)さん」「なんだ、現さん、何か用か」「うん、うちの隣の空き家のことだがね」「空き家がどうかしたか」「いえね、この長屋のうちに、一軒くらい空き家がなきゃ、あのいんごうな...

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投稿日:2011年07月15日(金) 06:27

今日7月14日は、明治後期から昭和期の洋画家で、『放牧三馬』などの馬シリーズや「能面」の絵などで名高い坂本繁二郎(さかもと はんじろう)が、1969年に87歳で亡くなった日です。 1882年、福岡県久留米市に生まれた坂本は、幼いころから神童といわれるほど絵を描くのが上手で、10...

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投稿日:2011年07月14日(木) 09:13

今日7月13日は、一橋大学の創設や、近代的な学校体系を創り上げた森有礼(もり ありのり)が、1847年に生まれた日です。 鹿児島城下の薩摩藩士の家に生まれた森は、藩校の造士館で学びました。当時薩摩藩は、生麦事件でイギリス人を殺傷したことから、薩英戦争に発展、イギリスに賠償金を払...

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投稿日:2011年07月13日(水) 07:13

今日7月12日は、禅の悟りについてなどを英語で著し、日本の禅文化を海外に広めた仏教学者の鈴木大拙(すずき だいせつ)が、1966年に96歳で亡くなった日です。 1870年に旧金沢藩(石川県)の藩医の子として生まれた大拙(本名貞太郎)は、中学校を退学後に小学校の教師をしていました...

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投稿日:2011年07月12日(火) 06:03

今日7月11日は、明治・大正期に活躍した法学者で、「明治民法の生みの親」のひとりとされる穂積陳重(ほづみ のぶしげ)が、1856年に生まれた日です。 宇和島(現愛媛県)藩士の次男として生まれた穂積は、藩校であった明倫館に学んだあと、16歳で藩の勧める優秀な学生として上京。大学南...

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投稿日:2011年07月11日(月) 06:31

「おもしろ古典落語」の29回目は、『ろくろっ首』というお笑いの一席をお楽しみください。 「だれだい、そこから首を出したりひっこめたりしてるのは? …なんだ、与太郎じゃねぇか、こっちきてあがれ」「おや、おじさんいたな」「なんだ、そのあいさつは」「だって、いたじゃねぇ...

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投稿日:2011年07月08日(金) 06:52

今日7月7日は、名探偵シャーロック・ホームズが活躍する推理小説シリーズや、チャレンジャー教授が活躍するSF小説シリーズ、歴史小説、戯曲など広い分野の作品を著わしたイギリスの作家ドイルが、1930年に亡くなった日です。 スコットランドの首都エディンバラで、1859年に生まれたアー...

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投稿日:2011年07月07日(木) 06:55

今日7月6日は、イギリス・ルネサンス期の法律家、思想家で、『ユートピア』を著わしたトーマス・モアが、1535年に斬首刑により亡くなった日です。 1478年、ロンドンの裁判官の家に生まれたトーマス・モアは、大司教・大法官のジョン・モートンの家で教育を受け、オクスフォード大学で古典...

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投稿日:2011年07月06日(水) 06:14

今日7月5日は、フランスの詩人コクトーが、1889年に生まれた日です。20世紀初めから2度の大戦を経て1963年に亡くなるまで、約半世紀にわたって第一線で活動を続けた詩人であり、小説、評論、演劇、絵画、映画、音楽などあらゆる文学・芸術分野で活躍したマルチ芸術家でした。 パリ近郊...

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投稿日:2011年07月05日(火) 06:23

今日7月4日は、平安時代後期の武将で、八幡太郎(はちまんたろう)の通称で知られる源義家(みなもとのよしいえ)が、1106年に亡くなった日です。 はじめての武家政権鎌倉幕府を開いた源頼朝、室町幕府の足利尊氏らの祖先に当たることから、後世に英雄視され、さまざまなエピソードが残されて...

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投稿日:2011年07月04日(月) 06:16

「おもしろ古典落語」の28回目は、『青菜(あおな)』というお笑いの一席をお楽しみください。 そろそろ暑くなったころ、ある隠居の家で、植木屋の八五郎が植木の手入れをしながら、一服していました。「植木屋さん、たいそうご精がでますな」「あっ旦那、おいでなすってたんですか。植木屋は、な...

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投稿日:2011年07月01日(金) 06:06

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)