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新着情報【2011年06月】

今日6月30日は、幕末から明治初期に活躍したイギリスの外交官で、英国公使館通訳、駐日英国公使など、日英間の融和につとめたアーネスト・サトーが、1843年に生まれた日です。 スウェーデン人貿易商の子としてロンドンに生まれたサトーは、子どもの頃から聡明で、14歳のときにたまたま読ん...

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投稿日:2011年06月30日(木) 06:29

今日6月29日は、ポーランドのピアニスト・作曲家で、第1次世界大戦後に発足したポーランド共和国の第3代首相をつとめたパデレフスキーが、1941年に亡くなった日です。 1860年、ポーランド東南部の村クリロフカ(現・ウクライナ)の貴族の家に生まれたイグナツ・パデレフスキーは、幼年...

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投稿日:2011年06月29日(水) 06:08

今日6月28日は、20世紀を代表する名人のひとりといわれた落語家の5代目古今亭志ん生(ここんてい しんしょう)が、1890年に生まれた日です。 東京神田に、貧しい警官の5男に生まれた志ん生(本名・美濃部孝蔵)は、11歳の頃から奉公先を転々としながら生活するうち、1907年に橘家...

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投稿日:2011年06月28日(火) 06:24

今日6月27日は、歌曲『ローレライ』などたくさんの歌曲を作曲したドイツのジルヒャーが、1789年に生まれた日です。 ドイツ南部のシュナイトという町で生まれたフリードリッヒ・ジルヒャーは、父に音楽の手ほどきを受けながら、オルガニストのアウバーレンに学びました。ジルヒャーの才能を見...

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投稿日:2011年06月27日(月) 06:17

「おもしろ古典落語」の27回目は、『厩(うまや)火事』というお笑いの一席をお楽しみください。 「どうしたい、お崎さん、また夫婦げんかかい?」「そうなんでございますよ、今日も、仕事で朝早くから働きづめ、いつもは5時頃に帰るんですけど、途中であたしの姉弟子にあいましたら、指をケガし...

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投稿日:2011年06月24日(金) 06:17

今日6月23日は、大正から昭和初期に活躍した洋画家の岸田劉生(きしだ りゅうせい)が、1891年に生まれた日です。 明治の先覚者として名高いジャーナリスト岸田吟香(ぎんこう)の子として東京銀座に生まれた劉生は、絵の好きだった父や乳母の影響を受けて、幼い頃から絵が大好きでした。小...

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投稿日:2011年06月23日(木) 06:59

今日6月22日は、イタリア・ルネサンス期の政治思想家で、フィレンツェ共和国の外交官だったマキャベリーが、1527年に亡くなった日です。 ニッコロ・マキャベリーは1469年、フィレンツェの貧しい貴族の家に生まれました。しかし父母の愛情につつまれながら、ラテン語を学び、ローマ・ギリ...

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投稿日:2011年06月22日(水) 06:31

今日6月21日は、戦後に活躍した考古学者で、「岩宿遺跡」を発見し、日本に旧石器時代があったことを証明した相沢忠洋(あいざわ ただひろ)が、1926年に生まれた日です。 東京の羽田に生まれた相沢は、幼いときに両親が離婚したため、浅草の履物屋で働きながら、近くにある小学校の夜間部で...

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投稿日:2011年06月21日(火) 06:24

今日6月20日は、音楽と喜劇を融合した喜歌劇(オペレッタ)の原型をこしらえた作曲家オッフェンバックが、1819年に生まれた日です。 ジャック・オッフェンバックは、ドイツに生れましたが、1833年にチェロを学ぶためにパリ音楽院に入学、卒業後まもなくパリ・オペラコミック座のチェロ奏...

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投稿日:2011年06月20日(月) 06:59

今日6月17日は、3大バレー曲『火の鳥』『ペトルーシュカ』『春の祭典』など、20世紀音楽最初の巨人作曲家といわれるストラビンスキーが、1882年に生まれた日です。 イーゴル・ストラビンスキーは、帝政ロシアの首都だったペテルブルク(現サンクトペテルブルク)近郊に生まれました。マリ...

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投稿日:2011年06月17日(金) 06:39

「おもしろ古典落語」の26回目は、『片棒(かたぼう)』というお笑いの一席をお楽しみください。 あかにしやケチ兵衛という男がいます。その名前のように他人から何といわれようとケチに徹して、食うものも食わずに金をためこみ、一代で分限者になりましたが、70歳を越えてそろそろ先が見えてき...

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投稿日:2011年06月16日(木) 06:10

今日6月15日は、ノルウェーの国民主義音楽家を代表するグリーグが、1843年に生まれた日です。 スウェーデン統治下にあったノルウェーのベルゲン市に、スコットランド系商人の父とピアニストの母のもとに生まれたエドバルド・グリーグは、6歳ころから母にピアノを学びはじめ、12歳で作曲を...

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投稿日:2011年06月15日(水) 09:04

今日6月14日は、体系的な社会学を構築したことで評価の高いドイツの社会学者・経済学者のウェーバーが、1920年に亡くなった日です。 マックス・ウェーバーは、1864年、中部ドイツ(当時はプロイセン王国)エルフルト市の役人だった父と、敬虔なプロテスタント(ピュリタン)の母との間の...

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投稿日:2011年06月14日(火) 06:33

今日6月13日は、明治時代の探検家で、千島探検、北極探検などをへて、南極を探検したことで知られる 白瀬矗(しらせ のぶ)が、1861年に生まれた日です。 秋田県の現・にかほ市にある寺の住職の長男として生まれた白瀬は、幼い頃から冒険心にとみ、野ぎつねと戦ってきつねののシッポをもぎ...

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投稿日:2011年06月13日(月) 06:58

今日6月10日は、古代マケドニア王で、ギリシア、エジプトを従え、ペルシア帝国を滅ぼして、3大陸にまたがる世界帝国を築き上げたアレクサンドロス(英語読み・アレクサンダー)3世が、紀元前323年33歳の若さで急死した日です。その偉大な生涯により「大王」と尊称されています。 古代マケ...

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投稿日:2011年06月10日(金) 06:38

今日6月9日は、江戸時代後期の読本作者で、『南総里見八犬伝』や『椿説弓張月』を著わした滝沢馬琴(たきざわ ばきん)が、1767年に生まれた日です。 江戸・深川の旗本の家臣の家に生まれた馬琴は、幼いときから絵草紙などの文芸に親しみ、7歳で俳句をよんだほどでした。しかし、9歳の時に...

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投稿日:2011年06月09日(木) 06:30

「おもしろ古典落語」の25回目は、『だくだく』というお笑いの一席をお楽しみください。 ある新米の泥棒が、仕事場を物色しながら歩いていると、明かりがぼんやりついていて、戸が半分開きかかった家があります。 「こんばんは…、ごめんくださぁーい、お留守ですか? しめしめ、...

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投稿日:2011年06月08日(水) 06:39

今日6月7日は、明治初期に来日したお雇い外国人の一人で、日本の国内法の整備に大きな貢献をしたフランス人のボアソナードが、1825年に生まれた日です。 明治新政府の最大の課題は日本の近代化でした。そのためには、できるかぎり早く欧米の先進技術や学問、制度を取り入れなくてはなりません...

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投稿日:2011年06月07日(火) 06:25

今日6月6日は、プロコフィエフ、ショスタコビッチと並び、旧ソ連における作曲家3大巨匠の一人として活躍したハチャトリアンが、1903年に生まれた日です。 現・グルジア共和国の首都トリビシに、アルメニア人製本工の家に生まれたアラム・ハチャトリアンは、コーカサスやアルメニア地方に古く...

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投稿日:2011年06月06日(月) 06:50

今日6月3日は、明治・大正・昭和にわたり歌人・評論家・教育者として活躍した佐佐木信綱(ささき のぶつな)が、1872年に生まれた日です。 今の三重県鈴鹿市に、歌人の佐佐木弘綱の長男として生まれた信綱は、父から指導を受けながらわずか5歳で、短歌をつくりはじめました。1882年に父...

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投稿日:2011年06月03日(金) 06:30

「おもしろ古典落語」の24回目は、『宿屋(やどや)の富(とみ)』というお笑いの一席をお楽しみください。 「富」というのは今の「宝くじ」のようなもので、江戸時代には、たいそう流行っていました。江戸・馬喰町のあまりはやらない宿屋に、長いこと泊っている男がいます。「ちょいとお前さん。...

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投稿日:2011年06月02日(木) 06:18

今日6月1日は、歌劇『ルスランとリュドミラ』など、国外で広い名声を勝ちえた最初のロシア人作曲家グリンカが、1804年に生まれた日です。 現ウクライナ・スモレンスク県の貴族で、広大な土地を所有するの家庭に生まれたミハイル・グリンカは、子どもの頃から音楽に興味を持っていました。民謡...

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投稿日:2011年06月01日(水) 06:38

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)