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最新記事【2018年08月16日】


● 今日(8月16日)の主なできごと

1943年 上野動物園に猛獣処分指令……太平洋戦争中のこの日、新任したばかりの東京都長官は、戦争による空襲で動物たちが町へ逃げ出し、人に危害を与えないように猛獣の殺処分命令を下した。この命令に従って、上野動物園ではゾウ、ライオン、トラ、ヒョウ、ニシキヘビなど14種27頭を、薬殺や餓死による殺処分を行った。

1949年 古橋広之進世界新記録連発……この日、ロサンゼルスの北米水上選手権大会に招待されて参加した古橋広之進が1500m自由形で世界新記録を樹立。翌18日には800m自由形、翌々日19日にも400m自由形で世界新記録を連発したことで、アメリカの新聞は「フジヤマのトビウオ」と絶賛した。


● 今日の主な記念日・恒例日

月遅れ盆送り火/京都五山送り火(大文字焼)……「月遅れ盆送り火」のこの日は、多くの地域でお盆に帰ってきた先祖の霊を送り出す行事がおこなわれる。京都では毎年この日の夜、東山に75の火床を設けて次々に点火する。如意ケ嶽の「大文字」、金閣寺大北山(大文字山)の「左大文字」、松ヶ崎西山(万灯籠山)・東山(大黒天山)の「妙法」、西賀茂船山の「船形」、上嵯峨曼荼羅山の「鳥居形」があり、これを京都五山送り火とよんでいる。

女子大生の日……1913年のこの日、東北帝国大学(現在の東北大学)が女子受験生3人の合格を発表し、日本初の女子大生が誕生したことにちなむ記念日。


● 今日生まれた人

1622年 山鹿素行……江戸時代前期の儒学者・兵学者。「山鹿流兵法」と「古学派」の祖。

1845年 リップマン……ルクセンブルク出身フランスの物理学者。「毛管電位計」や「カラー写真法」開発。

1884年 ガーンズバック……アメリカのSF作家・編集者。代表作『ラルフ124C41+』など。「SF功労賞」(のちのヒューゴー賞)創設。「現代SFの父」

1888年 ロレンス……イギリスの軍人・考古学者。オスマン帝国へのアラブ人の反乱(アラブ反乱)を支援。「アラビアのロレンス」

1934年 ダイアナ・ジョーンズ……イギリスの女流小説家。代表作『ハウルの動く城シリーズ』『大魔法使いクレストマンシーシリーズ』『デイルマーク王国史シリーズ』など。


● 今日亡くなった人

1339年 後醍醐天皇……第96代天皇。鎌倉幕府を倒して「建武新政」実施。足利尊氏の離反にあい大和吉野へ入って南朝政権(吉野朝廷)を樹立。

1928年 佐伯祐三……大正・昭和期の洋画家。代表作『郵便配達夫』『テラスの広告』『セーヌ河の見える風景』『パリの裏街』など。

1929年 津田梅子……明治・大正期の教育者。「女子英学塾」(のちの津田塾大学)創立。

1948年 ベーブ・ルース……アメリカ大リーグ選手。シーズン60本塁打の記録樹立など。「野球の神様」

1949年 マーガレット・ミッチェル……アメリカの小説家。代表作『風と共に去りぬ』など。

1973年 ワクスマン……アメリカの微生物学者。「ストレプトマイシン」発見など。

1977年 プレスリー……アメリカのロック歌手・映画俳優。代表曲『やさしく愛して』『監獄ロック』など。「キング・オブ・ロックンロール」

1996年 沢村貞子……昭和期の女優・エッセイスト。『西鶴一代女』など生涯に350本以上の映画出演。半生記『貝のうた』『私の浅草』などを著す。
投稿日:2018年08月16日(木) 05:13

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)